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異国の会社での体験を楽しむ。イギリス出張備忘録vol.3


パリッとしたシャツにジーパンスタイルで現れたサプライヤー。上司曰くこれが海外スタイルやねん、らしい。今回の目的はざっくり言うと、サプライヤーの商品知識を身につけ、日本に持ち帰ること。

会社に着いた途端、『何飲む?コーヒー?ティー?』と聞かれた。私はコーヒーがあまり飲めないので『ティーをください。ノーミルクで。』と伝えたのだが、サプライヤーから『…本当にミルクなしでいいの?』と聞かれる。『大丈夫!』と答えたけど、出てきた紅茶がなんと真っ黒。あー、だからミルクいらないのか聞いたのか。イングリッシュブレックファーストって、ミルクなしだとだいぶ濃いめのお味なのだと学ぶ。
ちなみに出されたカップがIKEAのものだったので、IKEAが世界で愛されてることを再認識。

オールクイーンイングリッシュのミーティングがおわり、ランチタイム。
サプライヤーに『なんのサンドイッチがいい?』と聞かれるがイギリスにどんな種類のサンドイッチがあるかなんて全く知らないのでお任せに。結局ハムポテトサンドみたいなものをいただく。あと、めちゃくちゃ濃厚はチョコバーももらった。

雑談がてら教えてもらったのだが、サプライヤーの会社は多国籍のため、ランチタイムは各自でとるらしい。例えばスペインの人はランチタイム遅めだから、人より遅く食べるとか。それぞれの国の習慣を尊重していて素敵だなと思った。

午後の研修もおわり、ホテルへ戻る。そして、2時間ほど自由時間があったので、スーパーに行くことを決め込む。自由時間のほとんどない海外出張。隙間時間になんとしても、スーパーにいきたい。海外旅行が好きな人の多くは海外のスーパーで買い物をするのが好きだと思うが、私も例に漏れずに海外のスーパーが大好きだ。ただ、サプライヤーの会社はめちゃくちゃ田舎。移動も車が主なのに、近くにスーパーはあるのだろうか…。
あった。徒歩20分の場所に。しかもスーパーではなくコンビニ。ええぃ、時間はない、とりあえず行ってみよう!ということで徒歩でコンビニへ。

この時季節は10月末。クリスマスの雰囲気始まらないかなー、と期待していたがやはり少し早かったよう。ただ
クリスマス商品は少しずつ並んでいたので、買ってみた。


冬っぽいものを探し求めた結果

夜はサプライヤーたちと素敵なレストランでご飯。車内で『もうすぐクリスマスだけど、みんなどう過ごすの?』と聞いたら『ワクワクしているよ!』とのこと。
『毎年会社でクリスマスパーティーをやるんだけど、クリスマスパーティーが面白くてね。プレゼント交換はあらかじめ誰が誰にあげるかを決めておくんだけど、誰から貰うかは分からないようにしてあるんだ。昨年はジャスティンビーバーが嫌いな同僚にジャスティンビーバーのCDが送られたり、iPhoneの箱にイヤフォンを入れて相手をぬか喜びさせたり。みんな相手の反応を見るのが楽しいんだ』
ジャスティンビーバーのは半分嫌がらせやんと思ったが、話から会社の仲がいいのが伝わってきた。事務方と現場は普段は話をする機会が少ないので、クリスマスパーティーは双方が交流できるいい機会だそうだ。

さて、レストランについたのだが、ここでわたしはイギリス式ディナーの洗礼を初めて受けることになる…。
長くなったので次回に続く。

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