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マルチリンガルへの憧れ

私はかねてよりマルチリンガルに憧れている。

大学の時に中国語を身につけ、言ってることがわかるのめちゃめちゃ楽しいな〜と思ったのがきっかけだったけど、いちばん心動かされたのはこのYouTubeだ。

シンプルにかっこいい〜!と思った。あと、言語を勉強するって、それだけじゃなく、その国の文化とか歴史とかいろんなことも知るわけだから、色んなモノの考え方を手に入れれそうとも思った。

在学中にあと一言語学びたい。そう思った若きわたしは何を思ったのか色んな言語に手を出した。

ベトナム語⇨当時あいのりの影響で東南アジアに興味があり、たまたま授業があったので受けていた。何にも身に付かずに終わった。鼻から抜ける音みたいなんを出すのが難しかったナァ。

広東語⇨中国語と近いだろうと思って授業を受けていた。甘く見ていた。まず簡体字に慣れてる人間からすると繁体字はごちゃっと見えてわけがわからんし、なんで声調が9段階にもわかれてんだとしまいには腹立たしくなった。『こんにちは!私は日本人です』と、数字なら数えられるようになった。

韓国語⇨留学先に韓国人が多かったので『もはや韓国語の方が身につくのでは?!』と思い本を買ったのに、ハングルが難しすぎて泣く泣く諦めた。あと、韓国人で親しい友人ができなかった。あんなにいたのに、何故……。唯一仲良くなった割と年上のオッパも数ヶ月で帰国してしまった。めちゃ優しかった。

フィンランド語⇨北欧が好きで、特にフィンランドが好きで好きで勉強をしてみたもののある単元で躓いて今はそっと距離を置いている。(フィンランドに行ける見込みができたら再開するかも…)

月に300冊本を読む作家の佐藤優さんは『目的なしに新しい語学を始めるのをすすめない。基礎がない語学の習得は低いレベルにしか到達せず、ほとんど時間とお金の無駄』と言い切っており、このように何言語にも手を出し諦めている私は彼の言う低いレベルにすら到達しておらず時間とお金を無駄にしているのだろう。

でも、捨てきれない、あと一言語学びたいという思いが。だから足掻く。彼の言う通り、時間もお金も無駄かもしれない。でもまぁいいじゃないか。まずやってみない限り、身につくこともないのだから。


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