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読書歴 群ようこさんの本

好きな作家さんの本を全部読むのが好きです。

群ようこさんの「ゆるい生活」は私のバイブルです。和やかなタイトルとは裏腹に、突然の身体の不調にどう立ち向かうか、という戦いの本です。
同じ不調を抱えていた時期に巡り合えたので、
本当に良かった!自分の症状にピタリと当てはまりました。

その頃、ご近所の病院に行くと、先生は私を一目見て「むくんでる」と、一言。
「え!ちょっと太った、のではないのですか」
私が返すと、さらに
「いや、むくんでる」
と、ふくらはぎも押して、むくみを確認し、納得の表情を浮かべる先生。

そうか、私はむくんでいたのか。
たしかに、ドレスもきつい。学生時代の演奏会用の黒ロングスカートの後ろのホックをはめる事は到底不可能になっている。

好きな甘いものも、身体にこんなに悪影響があるなどなど、自分へのありがたい苦言が散りばめられた、神さまからの贈り物の様な一冊です。

「かもめ食堂」を読んで以来、シナモンロールにはまり、部屋にはシナモンロールの絵葉書も飾っています。いつも食べたいシナモンロール。

最近の群ようこさんのエッセイでは、ご自分の身近な困りごとについて書いておられます。
私のたわいもないストレスなど、足元にも及ばない大きな問題。そんな事って、、、
、、ネタバレになるので、この辺で。

人生の指針、群ようこさんのエッセイ。
次作も待っています!





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