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ADHDの症状と診断基準


Attention Deficit Hyperactivity Disorder
(注意欠陥・多動性障害、以下ADHD)は、
子どもから大人まで誰にでも発症することがあります。
今回は、ADHDの症状や診断基準について詳しく解説します。

【ADHDの症状について】
ADHDの症状は、以下の3つに分類されます。

  1. 注意欠陥

  • 気が散りやすく、集中力が持続しない

  • 始めたことを中途半端に終わってしまう

  • 要求されたことに対して反応が鈍い

  • 要求されたことを忘れてしまう

  1. 多動性

  • 手足が動き回る

  • 落ち着きがなく、座っていられない

  • 静かにすることができない

  • よくしゃべる

  1. 衝動性

  • 思いつきで行動する

  • 待つことができない

  • 人を中断したり、話しを遮ったりする

  • 危険な行動をとることがある


【ADHDの診断基準について】
ADHDの診断には、2つの基準が必要です。

  1. 症状が持続している期間が6ヶ月以上であること

  • 症状が持続している期間が短い場合は、ADHDの診断基準には該当しません。

  1. 症状が日常生活に支障をきたしていること

  • 症状があるが、日常生活に支障をきたしていない場合は、ADHDの診断基準には該当しません。

【ADHDの診断方法】
ADHDの診断には、医師や専門家が行う評価が必要です。
私の場合は、臨床心理士の方とやりとりを行い、その結果から医師が診断をしました。

具体的には、
・事前に、幼少期から現在に至るまでの様子をA4用紙に時系列でまとめてきてほしいとの課題。
・それを踏まえて、得意なことや苦手なこと、経験した困難をいかに乗り越えたか。
・その他、心理テストのような問題にたくさん答える
・タングラムのようなブロックを使用したクイズ(これと同じ形をつくってください、のような)


最後に、診断基準に沿って症状がADHDに該当するかどうかを判断します。診断基準は、
・DSM-5(精神疾患の診断と統計マニュアル第5版)
・ICD-10(国際疾病分類第10版)
を使用することが大半です。

【まとめ】
上記のような流れでADHDかどうかの診断がくだされます。

正直、人間、誰しもこれらの要素は多かれ少なかれ当てはまると思いませんか?

私の経験上、ADHDに該当するかどうがかは、
これらが仕事や日常生活に支障をきたしているかどうか
が境目でないかと思います。

・家族や職場の人とコミュニケーションが取れない、
・仕事がうまく進まず困っている、
・まわりに迷惑ばかりかけて悩んでいる、

そう思うのであれば、一日でも早く診察を受けることをお勧めします。
その理由は私の別の記事に記載してありますので、
気になる方は読んでみてください。

私は受診の前に、ネット上の情報を元にセルフチェックを行いました。
自分自信では絶対にADHDであろうとの確信がありました。
そして、その通りでした。

感想としては、
「セルフチェックで使用したやつとほとんど同じじゃん」です。
気になる方はご自身で調べてみてください。

医師の診断がどうあれ、あなたが日常生活で苦労しているならADHDです。私はそういう考え方です。

不注意とか衝動性とか、程度の問題であり、みんな同じです。
それがなければロボットです。

医師はメンターとなって支えてくれるでしょう。
ただ、残念ながら改善方法や防止策の助言は医師に期待できません。
当事者ではないので共感はしてくれても、本当の意味で理解はできないからです。

私は
・ミスを減らす方法
・マルチタスクを回す方法
・「いつも忙しい」から解放される方法
のヒントをビジネス書から学んで実践しています。

まだ、型は完成していませんが、試行錯誤の様子と「コレは使える!」は共有していきます。

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よろしくお願いいたします!!

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