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私がサイドFIRE・セミリタイアを目指した理由(自己紹介)

会社という枠組みに縛られずに、自由な生き方を満喫したい。

たったそれだけの願いです。

でも現実は「働いて給料を得る」という今の状態を捨てることは難しい。
だから辞められない。
だから傷ついても精神がすり減っても会社に残り続ける。

そんな状態を脱却したかった。

FIREはその手段でした。

自己紹介

こんにちは。浅葱と申します。
まずは自己紹介を。

  • 北海道出身 1980年生まれ 氷河期世代

  • 独身・ひとり大好き・インドアもアウトドアも一人で楽しめるタイプ

  • 散歩で野鳥写真撮ってます

  • 自由が好きで束縛が嫌い

  • サラリーマン生活に絶望

  • セミリタイアという言葉に出会ってから全力で夢へ向かう

  • 2022年にセミリタイア・サイドFIRE達成

FIREを目指した理由

私がFIREを目指したのは、会社にとらわれずに自由な生き方をするため。
そのための手段でした。

だって今でこそいろんな生き方があり、いろんな収入を得る方法がある現代ですが、私の子供のころはまだ「良い高校へ行き、良い大学へ行き、良い会社に就職するのが幸せ」みたいな風潮が大部分。
自由の“じ”すらないレールの上を進む人生でした。

だから会社にとらわれない人生なんて知らなかった。
いくら会社嫌いで辞めたい辞めたいと毎日思っていても、本当に辞めて生きる方法なんて思いつかなかった。

でも会社生活で心をすり減らして生きるのはもうたくさん!

そんな時に、セミリタイアという言葉に出会います。

そこから私の人生は変わりました。

使いつぶされる人生

私は氷河期真っただ中ながら、幸いにも大学卒業と同時に正社員雇用されました。
だから「やりたかった仕事」なんてものと程遠い会社でしたが、就職できただけでもラッキー。

よく「歯車にはなりたくない」なんて言葉を聞きますね。
でも私は歯車でもよかった。
だって歯車があるおかげで社会が回っているから。
私は自己顕示欲の低い人間だし、一つの歯車として社会の役に立つくらいでちょうどよかったんです。

でも会社は歯車を“替えの利くパーツ”として扱うようになりました。

ぼろぼろに使いつぶしてもオッケー。
新しく新入社員を取ればいいから。

私は耐えられなくなっていきました。

トラウマ

とある顧客からクレームが来ました。
私が取り扱っている商品が午前中までに届いてない、と。

そもそも午前中に、なんて約束すらありません。
でも他支店の窓口で、午前中までに対応しますと口約束してしまったらしい。

クレームというより、脅迫でした。
「誠意をみせろ」といわれました。
直接金銭要求を口に出さないところなど、脅迫慣れしています。
ふつうに警察案件です。

でも会社の対応は、事なかれ主義でした。
本社の人間がそろって土下座して隠匿したそうです。
悪化を防ぐため、私は一時的に蚊帳の外に置かれていたので伝聞ですが。

偶然にも数日前に、しまむらという会社でクレーマーが店員に土下座を強要して警察に逮捕される事件があったばかり。
毅然とした対応で社員を守る会社と、自ら土下座しに行く会社。
実は私の会社もしまむらに負けない知名度を誇る会社なんですが、この対応の差に絶望しました。

その後、会社の人間は私に罪を着せます。
始末書、人生で書いたことある人って何人くらいいるんでしょう?
その始末書もご丁寧に私が悪いように書くようにと再提出食らいました。

私のトラウマの一つです。

こんなこと、よくあることです。

私の同僚も、社用車で事故った際に保険使用を認められず、弁償か解雇の2択を迫られてましたし。
他の同僚はノルマがこなせず十万円以上の自爆営業してました。
他にも……(以下略)

傾いていく会社

現場レベルでもひどいものですが、会社の経営自体もひどいものでした。

海外進出しようとして、たった2年で4000億の損失を出したり。
望まない合併して毎日1億の損失を出したり。

私が辞めた後の話ですが、夏季冬期休暇がなくなったらしいですよ。
人手不足だそうです。

はっきりいって泥船です。
沈む前に逃げなくては。

セミリタイア!そういうものもあるのか!

そんな折に、セミリタイアという言葉に出会います。
最初は保険のことを調べていて、そのうち年金保険に行き、iDeCoに行き、そしてセミリタイアにたどり着いた感じ。

私はその時に初めて、会社を離れて生きていく方法に出会いました。

転職を考えたこともありますが、一度失敗してから考えなくなっていました。そもそも会社生活自体が嫌なわけだし。他の会社に行ったからって……

でもセミリタイアは会社嫌い、一人で生きていく手段、束縛されない自由という私向きのメリットが満載!

本気で進む

そこからの私の行動は普段の倍は早かったと思います(倍といっても普段がのろのろなのでようやく人並みの行動力になったという程度ですが)。

経験ないどころか悪いイメージを持っていた投資について勉強して、口座を作り、運用開始。iDeCoを調べて会社に申請。翌年からはブログ執筆にチャレンジ。

そして5年後にFIREを決行しました。

大袈裟に言えば人生変わる決断だったと思います。
いえ、ホントに人生変わる決断でしょう。

でも私自身は全く変わっておらず、むしろ抑圧されていた欲求(自由への渇望・人付き合いの忌避感など)が解放されてより自分らしくなっただけだと感じています。

FIREという生き方

FIREという生き方はまだメジャーにこそなっていませんが、その言葉自体はメジャーになっていると思います。
しかしFIREやリタイアという言葉は定義が広いですね。

配当収入だけひと言でFIREといってもで働かないイメージだったり。
週3でバイトしながら会社より楽な仕事をして食いつなぐイメージだったり。
会社の辛さを回避する引き換えに貧乏生活するイメージだったり。

ひと言でFIREといってもいろんなパターンがあります。
だからいろんなFIREの定義が蔓延していて、混乱してしまいます。

でも根底にあるのは「それぞれの理想の生き方」じゃないでしょうか。

「今の生き方」が不満で、それを改善できる方法を探している人へ、FIREをいう手段もあることを教えたい。そして目指してほしいと願います。

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