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TOEFL/IELTSのスコア達成できずに留学できない人も多いことを知ってほしい

5月になりました。
この時期は、私自身がかつて留学に向けて英語を学習開始したタイミングなので、なんとなく感慨深いです。
そして、一年の中でもTOEFL/IELTSに関する相談を一番多くいただくのもこの時期かもしれません。

そして、毎回ご相談をいただくたびに思うことがあります。
それは、「皆、TOEFL/IELTSをなめすぎてる!!!」ということです。

どういうことか、というと。。。
TOEICや英検、あるいは受験勉強みたいに、「とりあえず問題集を解きまくれば目標スコアを達成できるだろう!」と思っている人が非常に多い

ハッキリ言います。
TOEFLやIELTSは、問題集を解きまくって、留学に必要なスコアが取れる試験ではありません。
それが通用するのは、英検、TOEIC、受験勉強までです。

では、何が必要なのか?
TOEFL/IELTSでは「根本的な英語力」を伸ばす必要があります。
そもそも、英語圏に留学して、現地の学生たちと一緒に学んでいこうとしているわけだから、基本的な英語力の底上げをしなくてはいけないのは、留学後の生活を考えてみても当たり前ですよね。

そして、そのような、現地に留学しうるレベルにまで英語力を高めるには、当然ながら時間がかかります
つまり、見た目の点数以上に、スコアを伸ばすことは大変です。
TOEFL80以上、IELTS6.0以上のハイスコアレンジ帯ならなおさらです。

さらに!
留学を目指す人たちには、必ず念頭に置いてほしいことがあります。

それは、TOEFL/IELTSのスコアを達成できないのが理由で留学できない人が多くいるという「事実」です。
(結局留学を断念した人は、それを大声では言いませんからね。あまり表にでないだけです。)
人によっては、TOEFL/IELTSのスコアが達成できずに志望校のランクを下げるケースも身近に見てきました。

特に、英語が苦手な日本人にとっては、留学において最難関として立ちはだかるのは、間違いなく英語力の証明(=TOEFL/IELTS)です。

私自身の経験で話します。
私は、大学受験で東京大学に現役合格しています。
特に人より頭がいいわけでもないので、誰よりも勉強時間だけは多かったという自負があります。
その自分ですら、人生で一番勉強をしたのは、高校時代の受験勉強ではなく、TOEFL対策の英語の勉強だとハッキリ言えます。

なんとなくイメージは掴んでいただけたでしょうか?
TOEFL/IELTS対策は「たいへん」だという印象を持ち、少しでも早く準備を始める人が増えてほしい、と願ってやみません。
あまりにも、これらの試験をなめていて、達成できて当然と思っている方に多く会うので、少しでも現実を見ていただければと思い記事にしました。

さて、ここまでいろいろ書きましたが、多少骨太だったとしても、TOEFL/IELTSはしょせん英語の試験にすぎません。
つまり、正しい勉強方法で、しっかり学習時間をかけて取り組めば、誰でも目標スコアに到達できます。
だから、そんなくだらないものに人生を左右される人が少しでも減ってほしいんですよね。

留学によってつかみ取ろうとしているスキル、経験や人脈、その他、あなたが目標や夢を叶えるための一つの段階として、決して侮らず、しっかり時間をかけて対策し、「TOEFL/IELTS」というステージをしっかりクリアしていきましょう!

そして海外を舞台に活躍する日本人が増えることを願ってやみません。


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