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【第1期起業支援プログラム】 チャレンジャー紹介③

\ 小田原を舞台に動き出した10名の起業準備者たちへインタビュー/

今回は、ARUYOで行っている5ヶ月間の起業支援プログラム参加者の紹介記事になっています。
そもそもARUYOで、こんなプログラムをしていたのか!という方は、こちらの記事にプログラムの詳細が書かれていますので是非ご覧ください。

現在、こちらのプログラムには10名の起業家を目指している方が参加しています。小田原エリアを中心として、小田原の地域資源を活かしながら挑戦している皆さんのことを我々は「チャレンジャー」と呼んでいます。そんな個性豊かなチャレンジャー9名を3回に分けてご紹介していきます。
チャレンジャーには、「プログラム内で取り組んでいることやその想い」や「現在の課題」について伺ってきました。また、それぞれの担当メンターからも応援コメントをいただいています。
チャレンジャーの熱量にたくさん刺激を受けるのではないかと思うので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです!また、現在進めている中での課題について、もし協力できるよというものがございましたら是非コメントや、各種SNS等でご連絡いただけますと大変ありがたいです。ご協力よろしくお願いいたします!

今回は以下の3名です!

大谷幸代|小田原の害獣をペットフードに利活用

大学在学中にイギリスへドッグトレーニングの勉強のため留学。店長・トリマー・トレーナー・事業開発・成田空港内ペットホテル開業に伴うプロジェクトリーダー・ペット関連用品開発など、国内最大手のペット関連企業において経験。独立後は、WEBサイト、雑誌などへコラム執筆や企業顧問、商品開発、各種マーケティング業、専門学校講師、海外商品の輸入販売などに従事。様々な形でペット業界に携わり続け今年で25年目を迎えました。

Q1 こんな事業にチャレンジしています!

すでに市場調査、製品開発、製造委託先の確保、事務所物件の確保を終え、来年春にクラウドファンディングに挑戦する予定です。
これまでのペット業界での経験やネットワークだけでは不足している鹿や害獣、食肉加工への知識や経験をこの数か月、急ピッチで補っている最中です。
実際に猟師さんに同行させていただいたり、加工施設、焼却施設、行政とつながりを持てたことで、これまでとは違った視野を広げることも出来ています。

私自身これまでたくさんの犬猫と暮らし、多くの飼い主さんとお話をさせていただく中で、解決できない課題に何度も直面してきました。だからこそこの事業がスタートすることが課題解決の大きな糸口になると確信しています。

国内ドッグフード市場は8割以上が海外製品で占められています。しかし日本には豊富で良質な自然があり、まだまだ未活用な資源が溢れています。この事業を通じて日本の暮らし、自然、環境をペットというキーワードで盛り上げたいと思います。

Q2 今抱えている課題は?

これまで鹿を始めとする害獣は、駆除すること、処分することが定着しているため、製品化に向け加工する施設も人材、流通経路も不足しています。貴重な自然資源を有効活用するために、まずは鹿の駆除から加工までの流れ、協力体制の構築が大きな課題です。
またドッグフード製造には鹿肉以外にも野菜や魚も欠かせません。市場に流通しない規格外野菜や未利用魚の調達もまだまだ未着手な課題の1つです。

Q3 最後にひとこと!

ペットがいることで会話が増えた、笑顔が増えたという声があります。ペットの存在は希薄になりがちな人間関係を一気に密にします。ペットをビジネスの中心に据えることで新たな可能性が次々と浮かぶと考えています。

\\メンター こあっちゃんから一言 //
「猪、鹿などの害獣駆除と猪肉、鹿肉の循環再利用」として採択された大谷さん。当初はドッグランも併設したペットフードを加工できる場所を探していました。ドッグランができそうな場所として農家さんをご紹介しました。形にこそなりませんでしたが、行動を積み重ねています。現在はドッグランは一度切り分けて、フードの加工所の開設を進めています。ジビエの猟師さんとの繋がりを探しています。


細田海斗(かいと) |法人向けサーフィン体験のパッケージサービス

チャレンジプログラムに参加させていただいている細田海斗と申します。
生まれも育ちも神奈川県の茅ヶ崎ということもあり、小学校1年生からサーフィンを始めていて少しでも波と時間があれば海に行くという生活を送っています。
現在スタートアップ企業に勤めながら自分の会社を経営しているパラレルワーカーでもあり、今回自分への新しいチャレンジとして本プログラムに参加しております。
◎ご連絡はFBでください!▶︎ https://www.facebook.com/kaito.hosoda
 自社のECサイト    ▶︎ https://knownize.com/

Q1 こんな事業にチャレンジしています!

2020年の東京オリンピックで正式種目となったサーフィン。国内でも昨今メディア等に取り上げていただけることも増えてきました。
しかし世界と比較すると日本の市場は小さく、ある記事によると、世界のプロ、フリーの有名サーファーは、スポンサー契約やCM出演料などにより、億を超える収入があり、メジャースポーツのアスリートと同様な評価を得ているが、日本では国内最大規模の大会で優勝した場合の賞金は約80万円~150万円。
国内トップクラスの成績をあげて賞金総額は年間2〜300万円前後、女子では更にこの半額程。スポンサー契約も、ウェットやボードなどの支援、大会参加や移動等の経費、あくまで大会で勝つためのサポート費用程という厳しい環境があります。

それらを今後解決していくためには、企業の業界への参入が一つのソリューションになるのではないかと考えました。

そこで考えついたのが、福利厚生費用を活用したサーフィンの体験サービスです。
「一度はやってみたいと思っていたけど、サーフィンの始め方がわからない!」そんなお声にお応えし、会社の福利厚生費を活用して、サーフィンが体験できるサービスを作ってみてはどうか?という切り口で事業の立ち上げを現在模索しております。
もちろんプロサーファーが丁寧に教えてくれるため、安心してサーフィンを楽しく体験できます。

福利厚生として行う以外でも、ARUYO ODAWARAでのオフサイトミーティングと絡めたパッケージサービスの一つにサーフィン体験ができるプランもご用意したいと考えております。
このビジネスをきっかけとして、その先に「企業が好きなプロサーファーを応援していく」といったスポンサー仲介の領域にも事業展開を考えていきたいと思っております。

小さい頃からサーフィンの魅力に取り憑かれた一人の人間として、このスポーツの素晴らしさをより多くの方に知っていただき、業界のために少しでもできることがあればという気持ちで、今回のプロジェクトに取り組んでいます。

Q2 今抱えている課題は?

会社社員間のコミュニケーション不足や、社員の運動不足などを解決することを目的で、「サーフィン体験を会社でやってみたい!」
という企業様を探しており、我こそはという企業様がいらしたら是非お声がけいただければと考えております!

Q3 最後にひとこと!

サーフィン業界全体が盛り上がるように新しい切り口でのマネタイズを本プロジェクトを通して色々と模索し、実行していければと考えております。
どうぞ宜しくお願い致します。

\\メンターつばやん から一言 //
自身もサーファーで、周りのサーフィンプロたちがサーフィンの仕事だけでは食べていけない状況を何とかしたい!という気持ちから事業を考案中。 サーフィン事業はどこも儲からないのはわかっていながら、自分は儲からなくてもいい!の漢気で挑む。 サーフィンプロからの指導や、サーフィンの体験を福利厚生として法人展開するサービスの可能性を検討してます。サーフィン好きの企業さんやチームビルディングでサーフィンやってみたいという方はぜひお声がけください!

安藤正隆(ラガー)|お寺の活用

都内IT企業にて事業開発職。
大学時代は国際政治を専攻し、東南アジアをフィールドワークしていた時に
マレーシア首相のマハティール氏と偶然会話した。
バスケットボールが趣味であり、代々木公園に出没する。

Q1 こんな事業にチャレンジしています!

小田原のお寺の活用方法として宿坊・コワーキングスペースの事例づくりを行っている。
新しい宿坊・コワーキングスペースの形として
「なりたい自分であるため」の習慣化作りの場所、それをサポートする「DXによる心の可視化」のそれぞれが可能なサービスを作りたいと考えている。
私としては日常のパフォーマンスを上げるために習慣化する必要なもの(勉強・仕事)に集中して取組むことが出来るような場所が欲しく、その際には喜怒哀楽という感情などから自身の特性・感情理解が必要だと考えている。
一方で、リモートワークにて自制心が求められる中で上手くパフォーマンスを上げることのできないビジネスマンがいる。
そのために、社会的にお寺の「修行」というイメージと私の思いを結びつけた
小田原の静けさがある寺院にて習慣化作りの修行を行える場所のニーズがあるのではないかと思っている。

Q2 今抱えている課題は?

宿坊・コワーキングスペースに関する法律、運営、そもそも起業に関しては未経験であり、インプットすべきものが多い状態である。
上記のインプット同時並行のアウトプットはサービスの段階的な戦略策定のイメージ、心の可視化アプリ開発者との運用イメージ、寺院のリノベーションイメージと課題は山積みである。

Q3 最後にひとこと!

自分自身が作りたい企画に賛同いただける人に出会えている心強い状況に感謝して、自信をもって推進していきたいです。

\\メンター あみちゃん。から一言 //
「寺院等における各種体験サービス」として採択され、お寺だからこそ提供できる体験を企画する安藤さん。お寺のオリジナルなルーティン発想で働く人のルーティン構築をサポートするなど、現代のビジネスマンにも刺さるアクティビティを構想しています。パワフルな安藤さん、ぜひ事業が気になるかたは体験ヒアリングなどでご協力いただければと思います。 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

2023年3月にチャレンジャーによる5ヶ月間の成果を発表する場がございます。そちらはどなたでも参加可能ですので、お気軽に是非ご参加ください。
詳細等は、ARUYOの各種SNSで告知させていただきますので、併せてチェックお願いいたします!

過去に他のチャレンジャーの方も紹介しているので、そちらも是非ご覧ください!


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