【満月レポート~2月編~】開かずの蔵オープン&どろどろムロ探検
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2024年初詣で引いた御神籤。
今年の幸運の鍵は「満月」と書かれていた。
満月の日に何があった?
きっといいことがある満月の日。
世界のどこで、誰と過ごそうか。
今回は、満月レポート2月編。
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2024年2月24日(スノームーン)
長野県松川町にて
1月に引き続き、2月の満月の日もプロジェクトで携わっている長野県松川町で過ごした。
私が携わっているプロジェクトは、長野県松川町の地域活性化を目指す「南信州クリエイティブコミュニティ」というもので、今日はその活動のために松川に滞在。
私が所属している「基地づくりチーム」の開かずの蔵のオープンイベントに参加した。
私たちが開発している基地(通称:松川ベース)には、長年開いていない蔵がある。
今回は、そんな蔵をオープンしちゃおう!という企画。
蔵オープンには、基地づくりチームの私たちだけではなく、PRチームのメンバー、地元の方々も参加した。
蔵は、がっしりとした造りをしている。
比較的大きめのサイズで私の住んでいる1ルームより大きい。
中に何があるのか、中はどうなっているのか誰も何も分からない。わくわくしながら蔵オープンの瞬間を待つ。
蔵の扉を開けたのは、基地づくりチームを代表してたけさん。
ギシギシ音を立てながら重厚な扉が開いてゆく。
ついに開いた!
…と思ったら次はスライド式の扉が出てきた。
その扉を開けたら、また扉!!
さすが蔵だな。長野の冬を越すにはこれくらいの造りじゃなきゃいけないのかな?と蔵の厳重さに感心する。
3段階の扉を経て、ついに蔵の中が露わとなった。
綺麗に整理された蔵には時代を感じさせるものがたくさん。
戦前のものと思われる新聞や古書、
年中行事やライフイベント用の品々。
昭和で “とき” が止まったような空間が広がっていた。
驚いたのは、蔵に2階があったこと。
底が抜けないかヒヤヒヤしながら2階も散策した。
個人的には、蔵オープンの楽しさもだけど、
大人も子どもも大勢が見守る中で蔵をオープンした光景が印象的だった。
なんというか、こんな些細な出来事でもわくわくして集まれることが平和であるというか、温もりを感じるというか、その場にいる全員が持っている蔵への好奇心が冒険感を高めて一層特別感が増しているというか、何とも言えない心地良さを感じた。
目を輝かせて蔵を探検している中学生の姿は何とも微笑ましく笑
今後この蔵をどう活かしていくか考えていくけれど、蔵開きだけでこれだけ多くの笑顔や冒険を提供してくれた松川ベースの蔵は、これだけでも十分存在価値があったね。
きっと、蔵も喜んでいたんだろうな。
そしてもう一つ。
蔵オープンほどのメイン感はないが、水浸しになっているムロの探検もした。
雨具を着て、長靴を履いて、ヘッドライトも装着して気分は冒険家。
先がどうなっているのか、安全なのかもいまいち分からないドロドロしたムロに意気揚々とお邪魔した。
ドロドロした危ない階段をおり、ぬかるんだ地面に辿り着くと、ドロドロした植木鉢が並べられているのが見えた。
2mほどの通路を進むと左側と真正面にそれぞれ0.5畳ほどの小さな空間が。
2つの小さな空間はより一層ドロドロしていて、ずぼっと足を持っていかれそうで、足を踏み入れる勇気がなかった。
さて、このドロドロしたムロを今後どうしていくか笑
タイムカプセル置き場になんかしたら夢があるね。
蔵を開け、ムロ探検をして、松川ベースの掃除し、チームミーティングをしていたら、あっという間に1日が終わった。
コミュニティメンバーとお別れをする頃、2月の松川の空には満月が浮かんでいた。
•
11月にはじめて松川町に来てから4回目。
月1ペースで松川に来ていたけれど、もう次の用事はない。
3月には、コミュニティも一旦終了する。
•••松川に来るのは最後?
そんなことはない。
私は、きっとこの町にまた来る。
また基地づくりチームのメンバーはじめ、コミュニティメンバーと松川で集まれたら嬉しいな。
気づけば松川のことが、コミュニティのことが、どんどん好きになっていた。
•
2024年2月の満月は、
プロジェクトで携わっている長野県松川町にて
一緒に基地づくりをしているコミュニティメンバーとともに。
今年の満月チャンスはあと10回。
次は、世界のどこで誰と眺めようか。
(満月レポート1月編はこちら)
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