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大学に足湯!? 銭湯にスタンプラリー!?~これまでにない種子地蔵縁日企画を開催してみて~

はじめに

本記事の執筆を担当する文学部歴史学科日本史コース3年の上野颯斗です。11月11日に開催された種子地蔵縁日において「足湯」と「銭湯スタンプラリー」の2つのイベントを企画しました。

「足湯」は大正大学の南門広場にて開催しました。「銭湯スタンプラリー」は協力してくださった滝野川稲荷湯をはじめとする計4カ所の銭湯に設置したスタンプスポットを達成し、先着100名様限定で景品を交換するイベントとして開催しました。

これらのイベントとしては、主に足湯とスタンプラリーを通して、銭湯を中心とする地域の歴史文化体感しつつ楽しく学ぶことを前提にしました。またイベントに協力してくださった滝野川稲荷湯や巣鴨湯などの銭湯同士をつなげていったり銭湯と大学周辺地域の方々とのつながりが出来上がることを目的として企画しました。今回は開催した「足湯」と「銭湯スタンプラリー」の2つのイベントの当日における様子を紹介していきます。

当日の様子

種子地蔵縁日当日、開始と同時に老若男女問わず、たくさんのお客様が足湯に興味を持ってくれました。午後になると参加者がさらに増え、特に小学生の参加者を多くつくれました。当日においては靴下の着脱の面倒さをなくしたり、お客さんの服が濡れないように、長いビニール袋を用意するといった工夫をしました。開始前では私はお年寄りのお客様が多く来るのではないかと思いましたが、様々な年代の方々が興味を持ってくれて楽しそうに参加してくれました。

一方のスタンプラリーも多くの世代の方々に興味を持っていただけました。種子地蔵縁日の開催時間が6時間というほんのわずかな時間であるのに関わらず4カ所を回り、スタンプラリーを達成した参加者も出てきました。「まさかこんなにも早くスタンプラリーを達成する人が出てくるとは。」と感じ、この達成速度の速さに驚きました。

多くのお客様が注目してくれました。
学生や先生方も満足していました。
実際に使われたスタンプラリー台紙です

スタンプラリーについて

種子地蔵縁日終了後も、12月10日までの期間を利用してスタンプラリーを実施しました。先着100名様限定スタンプラリー達成の景品の交換は、銭湯班が普段から大変お世話になっている稲荷湯長屋にて行いました。スタンプラリーを達成してくれたお客様は、子供たちからお年寄りまで、様々な世代の方がいました。これを受けて、普段はお年寄りの利用者が多い銭湯ですが、滝野川稲荷湯をはじめとする銭湯に関する知識を多くの各世代の人たちに知ってもらうことができたと感じました。種子地蔵縁日当日の11月11日から最終日の12月10日の約1か月の期間で、58名のお客様が達成してくれました。

まとめ

今回の種子地蔵縁日では、様々な世代の方が参加してくれました。足湯は開始と同時に、多くの人が興味を持ち、中でも小学生が友達同士で仲良く入っている場面が印象に残りました。そして最終的に、約90名のお客様が足湯を楽しみました。スタンプラリー企画も、足湯と同じように、小学生からお年寄りの方々まで、たくさんのお客様が来てくれました。

今後の活動をしていくにあたって、今回のスタンプラリーで活用したオリジナルのスタンプが「オリジナル性」や「デザイン性」などでお客様から高評価を頂くことができました。

今回活用したオリジナルスタンプです!

また足湯においても多くの参加者から「足湯に入れて気持ちよかった」「またやってほしい」といった好評な意見を貰うことができました。これらを踏まえて、来年度も開催していき、銭湯文化を発信していきたいと思います。

執筆
大正大学文学部歴史学科日本史コース所属3年
銭湯コミュニティ班 上野颯斗


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