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銭湯コミュニティ2023 最終回    ~今年度もありがとうございました~

はじめに

こんにちは!銭湯コミュニティ班の4年の宮原咲也佳です。
今回はタイトルにもあるように前半は、今年度の最後の活動ということで2月26日に実施した振り返りと、後半は私事ではありますが、筆者がこの春卒業するため、すがもプロジェクトに対する思いの丈を述べております。ぜひご覧ください!

2月26日 ~振り返りの部~

この日は2つのことを実施しました。1つ目は年間の振り返りです。改めて春にメンバーで立てた目的やゴールを再確認し、これまでの取り組みを通してどれほど実現できたのか振り返り、来年度はどのような意識で進めていくのかスタートダッシュ企画としておこないました。話し合いには来年度からこの班のリーダーとして新たに加わる学生を迎え入れ、会を始めました。全く知らないからこそ持つことのできる客観的な視点、今年から参加しはじめた学生からの視点、結成当初から参加しているため持つことのできる長期的な視点、学生それぞれがそうした視点を持ちながら活発なやり取りを交わすことができました。話し合いを通して結成2年でつくられた土台を基に来年度以降はベースを崩すことなく進めていこうという話になりました。今後の活動に期待大です・・・!

目的や目標を立てて実行することの大切さを改めて感じました

2月26日 意見交換の部

2つ目に意見交換会を実施しました。ゲストとして妙法湯店主の柳澤幸彦様、平和湯の原田勝幸様をお招きし、互いの取り組みについて共有した後、「大学生がどのようなことに興味があるのか」、「銭湯を舞台にどのようなことに挑戦してみたいか」などお話ししました。取り組みの一例には敬老の日にあわせて子どもたちが背中を洗うイベントや昆布湯が挙げられました。昆布は海中のゴミ収集や、ブルーカーボンとよばれる森林のような役割を果たしているそうです! SDGsの考えに基づいて環境問題を身近に感じてもらうことを目的としているとのことでした。次々に銭湯を絡めた試みが紹介されメンバー一同、圧倒されつつ良い勉強の機会となりました!また、班員がそれぞれ抱く興味関心事、例えば子ども食堂やサードプレイスからどのように銭湯コミュニティ班の活動を紐付けられるか意見も頂き、来年の活動が色とりどりにアップデートされていくのではないかと感じました。

意見交換会の様子。短い時間のなかでたくさんのお話をすることができました!

卒業を前に

筆者は3年間すがもプロジェクトとともに今日まで走り続けてきました。3年前といえばまだまだ気の抜けない自粛ムードを前に「普通の大学生活とは何なんだろう」と変化に翻弄され悔しい思いをするばかりでした。今思えば変化に対して受け身の姿勢であり、消極的であったなと感じてます。すがもプロジェクトと出会い、2年目3年目と月日を重ねるごとに自分のなかで変化に対する思考が変わっていきました。変化に対しては自らも変化する。寧ろ、ある人や社会に対して変化をもたらしたい、いわゆる「主体的」といったものが備わり始めたのかなと実感しています。まだ未熟である「自分が変化をもたらす人になるためのスキル」今後の社会人生活の場で培っていければと思います。
大学の卒業とは、これまで研究や教育を受けてきた場所から離れることを指すわけですが、筆者にとっての大学の卒業は先述に加え、かつての自分に別れを告げ、新しい自分になってゆくそんな分岐点であると考えます。

1月上旬に授業の最終回が行われました! 学年学部の枠を超えたこのプロジェクトはやっぱり魅力だとな感じております。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました!
銭湯コミュニティ班の今年度の活動とnote投稿は本記事で最終回となります。来年度もまた新しい形で、銭湯コミュニティ班がすがもプロジェクトや大正大学、地域や社会を盛り上げていくことでしょう。そのときはまたnoteでお会いしましょう!!

執筆:社会共生学部公共政策学科4年 宮原咲也佳


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