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【本の要約】やる気の限界を知っていますか?神モチベーションで行動力を引き出す、ちょっとした工夫

いらっしゃいませ。
アル書店へようこそ!


突然ですが、
"あのすごいオリンピック選手"を
思い浮かべてください。


4年に1度の大会のために
ずっと果てしない努力をしていますよね。


なんであんなにも毎日頑張れるんでしょう?


話は変わりますが、
ぼくはブログをやっています。


本を読んで、
とても良い本を
みんなに届けたいんです。


ぼくも毎日頑張りたい。
やる気はかなりあるんです。


でも、仕事をしながらなので、
なかなか毎日はできないんです。


仕事が終わって
家に着くのは夜遅く。
もうクタクタで眠い。


とりあえずやってみると、
やる気は湧いてくるのは知っています。


でも、「やってみる」のハードルが高い。


気がついたら
スマホをいじるだけいじって、
寝てしまう。


みなさんもこんな経験ありますよね?


オリンピックの
"あの選手"は絶対に
毎日努力しています。


それなのに、
ぼくは疲れたことを言い訳に
サボってしまうときが。


この差はなんだろう?
やる気の差なのか?
とてつもないやる気があるから、
オリンピック選手はあんなにも頑張れるのか。


そう思いませんか?
でも違います。


ぼくやみなさんが知らない
ちょっとした工夫」をしているから、
オリンピックの"あの選手"は
毎日かかさずに頑張れるんです。


そのちょっとした工夫が
学べるのがこちらの、
神モチベーションです。


本書の結論は、

  1. 「やる気は出そうとしたらダメ。やる気を出すと、やる気がなくなる」

  2. 「手を動かしてやる気が出たら、とっくにみんなやってる。」

  3. 「なんでもうまくいっている人は、やる気ではなく、ギャップの力を使っている」


それでは学んでいきましょう!


超一流は「やる気」を出さない

「ギャップ」の力とは?
わかりやすい例があります。


たとえば、
電車に乗り遅れそうに
なったときを
想像してみてください。


改札を通って、
ホームに向かっていたら、
絶対に乗らないといけない
電車が出発しようとしている。


こんな場面で、
あなたはどう行動しますか?


「ヤバい!!遅れる!!」って
急ぎますよね?


ここが重要なんですが、
このとき、あなたは
やる気を出して
急いだのでしょうか?


これは「やる気を出そう!」と思って
出したのではなく、
急ぎたい!急がないと!と
「勝手に」やる気が出て、
「気がつくと」急ぐという
「行動」をしていたんですよね?



そうなんです。
これが勝手に生まれてしまうやる気。
「ギャップモチベーション」なのです。



ここだけの話、できる人たちって、
「自分でやる気を出そう!」としてはいなくて、
「とりあえず手を動かす」こともしていません。


成功している人、超一流の人は、
じつはやる気があるわけではないんです。


やる気があるとか、
やる気がないとかではなく、
電車に乗り遅れるから、
急ぐ!と同じ感覚。


「やりたいから、やる!」と気がついたら、
勝手にやる気が出て、
誰よりも行動してしまっていた。
という感覚なんです。


そしてこれは、
ぼくたちでも科学的に可能なんです。



やる気の種類

やる気には3種類あります。
1、ハイモチベーション
2、アクションモチベーション
3、ギャップモチベーション
この3つです。


本書では、3つ目の
ギャップモチベーションが鍵
言っています。


そのギャップモチベーションを
説明する前に、1と2を
知っておく必要があります。


1、ハイモチベーションとは、

やる気マンマンの状態です。
「よっしゃー!やるぞー!」と
やる気を無理やり出すイメージ。


やる気があると聞くと
いちばんイメージしやすい
モチベーションですね。


このハイモチベーションって、
じつは1番危険なんです。


常にやる気マンマンの状態で
いられたら良いのですが、
上がったものは、落ちる」という
原理原則があります。



最初はよかったのに、
続けられない。
こうなってしまうんですね。

なので、「やる気は急に出してはいけない」です。



2、アクションモチベーションとは、

動くからやる気が出る状態です。
じつは、この理論は科学的に正しいです。


でも、「そんなの動けたら、
最初から動いてるよ!」って
なってしまいがちです。


正直なところ、
動き出すまでの難易度が
高い。高過ぎます。


アクションモチベーションに頼るのは、
超人的に意志が強い人以外は、
現実的ではありません。




3、ギャップモチベーションとは、

超一流だけが知っているモチベです。

簡単にやる気の壁を突破できる、超優れもの!
それがギャップモチベーションです。


ギャップモチベーションを
ひと言で言うと、
「ギャップを埋めたい気持ち」です。


ぼくたちの行動に
指示を出す「脳」は、
ギャップを感じると、
自動的にそれを埋めようとします。


そこには、
やる気を出すとか、
出さないとかはありません。


先ほどの例で
取り上げた、
電車の話。


取引先との約束の時間に
ちゃんと間に合っている、
という理想の状態。


それと、電車に
乗り遅れると
遅刻してしまう。


という現状の
「ギャップを埋める」ために
急ぐと思います。


このときに、
「あなたは急げ!!と
やる気を使ったでしょうか?」


やる気がある、
なしに関係なく、
「このままだと遅れてしまう!
ヤバい!」と素早く行動を
するのではないでしょうか?


遅れてしまいそうになる「現実」と、
時間通りに間に合うという「理想」との
ギャップを少しでも埋めるために、
タクシーに乗るという行動を
「自動的に」したのではないでしょうか?


これが、ギャップモチベーションです。


やる気があるとか、
ないとかではなく、
ぼくたちは「ギャップ」を
埋めようと勝手に動いてしまえるんです。


言い方を変えれば、
「ギャップを感じれば」、
ぼくたちは意志とは関係なく
「脳が勝手にやる気を出して」
行動してくれるんです。



「脳」にやる気を出させれば、
あなたは何の苦労もなく、
思い通りの結果を
手にすることができます。


やる気を自動的に出すポイント

自分がやる気を出したい時、
好きなだけやる気が出せるように
なりたいですよね。


そのためには、
自由に「記憶」を操るのが重要です。


ギャップモチベーションによる
「やる気」を出すために、
「現実」と「記憶」のギャップをつくります。



未来記憶:こうなりたい未来

著者が小学3年生のときの話。
毎年マラソン大会があって、
1位を獲得した人が
全校生徒の前で表彰されます。


友達が表彰されたとき、
先生からも、友達からも
ほめられていて、本人も
誇らしげだったそうです。


著者がその光景を見て
「いいなーーーー!!あそこで
自分も表彰されたい!!!」と
胸を熱くしました。


自分が1位になったらどんな気分だろう?
自分が1位になった未来を、
目の前の場面と重ね合わせて
想像していました。


これが、著者のなかに
「マラソン大会で1位になり
表彰される」というまだ実在していない
「未来の記憶」が生まれた瞬間です。


翌年、マラソン大会の1ヶ月前。
著者は、去年のあの
「マラソン大会で1位になり
自分が表彰される」という
想像を忘れられませんでした。


しかしながら、
去年の自分の順位は7位。

ここで現実と未来記憶との
ギャップが生まれます。
未来の記憶では1位。現実は7位。


そうすると、
当時小学4年生の
著者は行動に出ます。


マラソン大会の1ヶ月前から、
毎朝本番と同じコースを走る練習です。


未来記憶と現実の
ギャップを埋めるために。
1ヶ月のあいだ、サボることもなく、
早起きをして走り続けました。


そして、マラソン大会本番。
1年前の未来記憶の通り
「1位」でゴールすることができたのです!


「未来記憶」とは、
「強い感情(こうなりたい)と
一緒に想像した未来の姿」です。


強い感情が伴った
未来の記憶が脳に刻まれると、
「未来と現実のギャップを埋めよう」と
ギャップモチベーションが生まれます。


そして、そのギャップを埋めるために、
勝手に行動をしてしまうんですね。


未来を、感情と一緒に
イメージすると、
ギャップモチベーションが生まれます。



終わりに

神モチベーションの要約は以上です。

本書のメインはお伝えできたと思います。
毎日何回も、理想の自分を
イメージすると効果的です。


紙に理想の自分を書いて、
部屋に貼っておくと
もう、最強ですね!


このブログの内容が
ためになったと思ったら、
とても良い本なので、
実際に手にとって読んでみてください。


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