とんちぼ

とんちぼ とはタヌキのこと。タヌキのように、立場・役に応じて(化けて)仕事も遊びも飄々…

とんちぼ

とんちぼ とはタヌキのこと。タヌキのように、立場・役に応じて(化けて)仕事も遊びも飄々とこなし、楽しみたい。

最近の記事

【読書】社会を変える学校、学校を変える社会

オーディブルで読了。対談形式の本で、対談しているのは横浜創英中高校長の工藤勇一さんと、植松電機の植松努さん。工藤先生は、千代田区立麹町中学校の校長時代に宿題なし、定期テストなしの改革をした先生。植松さんは、北海道で独自の製品を作る会社の社長。この二人が、教育について語っている。 二人とも重視しているのは、「自ら考える力」。この力をつけるためには、自発性を促すために、教えすぎない(親も関与しすぎない)こと。自ら学び、先生に質問をする環境を作ること。人とは違う行動を取ることを称

    • 日にち薬(ひにちぐすり)とENDLESS RAIN

      日にち薬とは、月日が経つということが薬の代わりになるということ。病気や怪我でじっとしていたり、心の傷も時がたてば癒えるというもの。気分が落ち込んだときも、月日がたてば癒やしてくれる。 私は、勝間和代さんのサポートメールを受けるようになって、4年ほど経つ。毎朝サポートメールを読み、アウトプットするのが日課だ。先々週のテーマが「気分が落ち込んだときの対処法」だった。 対処法は、具体的には運動、相談、完全主義から抜け出すなどのコツはあるものの、「日にち薬」が一番目新しく、私には

      • さんだる相談会(高校受験相談会)

        先日、さんだる相談会という、高校受験の相談、説明会に参加した。 息子は中1の頃から志望校あるのだが、他の高校を知らない(彼は他に興味ない)。今は彼は中学2年だが、いざ3年になって箸にも棒にもかからない状態になったときに、他の高校知らないと選択肢がないと思ったので参加を促して行ってみた。 参加してわかったことは、息子は志望校以外本当に興味が無いということ。電車で3駅乗ってバス通学する高校でさえも、彼にとって遠いということ。(家に早く帰れることが全て)。興味ない高校については

        • ナチュラルキラー細胞と笑顔

          「かっせいか ってなに?」幼稚園の娘がこんな質問を投げかけてきた。どうやら、彼女が好きな「はたらく細胞」のがん細胞の回を見て、活性化という言葉が出てきたようだ。「元気になるってことかな」私が答えると、彼女は「NKさいぼうは、わらうとかっせいかするんだよ。つよくなるんだよ」と続けた。 調べてみると、NK細胞こと、ナチュラルキラー細胞は、がん細胞を退治するようだ。そして、笑うと活性化するらしい。 笑うって大事!リモートワークしていると相手の顔が見えないこともあり、どうしても表

        【読書】社会を変える学校、学校を変える社会

          【読書】「ワインと外交」 胃袋を掴む話

          西川恵さん著の「ワインと外交」を読了。 国際政治での会食では、食事のメニューだけでなくワインの銘柄にも気を使って採択される。文中には料理名、ワインの銘柄など私にはチンプンカンプンな用語が多くて想像しにくいが、外交にはかなり気を使っていることが分かった。もちろん、それですべての外交がまとまるわけではないのだが、食事をしながらの会話というのは、相手との関係性を発展させるという意味で本当に重要なのだな、と思った。 私は仕事を始めて6年目位のときにリーダー業務に携わるようになり、

          【読書】「ワインと外交」 胃袋を掴む話

          幼稚園生から学ぶ、飲み会締めの挨拶

          先日、幼稚園の娘の参観日に参加してきた。参観では歌や授業を外遊びを見せてくれて、大満足だった。参観の最後には、先生の「おとうさん、おかあさんにありがとうございました と言いましょう」の号令のもと、深々とお辞儀して感謝の挨拶をしてくれた。聞いている方も、「こちらこそありがとうございました」という気持ちになった。 私は、この流れを飲み会の締めに使えないかと考えた。大人の、会社での飲み会の終わりは一本締めが多い。確かにしまるのだが、締める方も参加する方も、飽きてきているのも事実。

          幼稚園生から学ぶ、飲み会締めの挨拶

          【早稲アカ】スタンダードテスト5月のコメント

          中学生長男の、早稲アカのスタンダードテストの結果が返ってきた。志望校の都立高校の合格率は(Tクラスいないし3教科だしで参考程度だが、)60〜70%。偏差値は英数国、三教科ともそれなりにとっていた。私の中学生の頃の成績と違って長男の良いところは、「バランスよく取れる」ところ。得意教科も苦手教科もなく、毎回コンスタントにきれいな三角形描いてくるので、好き嫌い無い感じですごいなと思う。(私は数学>英語>国語だった) 彼に好きな教科を聞いても、数ヶ月に一回変わっている気がする。「理

          【早稲アカ】スタンダードテスト5月のコメント

          熱中症アンバサダー取得

          本格的な夏が来る前に、ということで「熱中症アンバサダー」の資格を取得した。 学んだことメモ。 「暑熱順化」。人は急な暑さに弱く、耐性無いと体がついて行かない。そこで、徐々に順化させる必要がある。暑くなる前の5から6月に、ややキツいと思う運動を1周間以上行う事で暑熱順化につながる。体力に自身があれば、走る。私もジム活動は続けられるだけ続けよう。 高齢者は体内の水分量少ないが、暑いと感じにくく、喉の乾きを感じにくくなる。また、発汗しにくくなる。近年の死亡事故は、ほとんどが高

          熱中症アンバサダー取得

          【X】SilentJealousy

          アルバム「Jealousy」を買った経緯は、中学生のときにX(X-JAPAN)のSay Anything きっかけでアルバムを買ったから。 中学生のときの私は、Say Anythingを何度もリピートしたあと、あらためてアルバムを最初から聞いてみた。一曲目のEsDurのピアノ線は、ド派手なXからは想像できないピアノだけの曲だった。意表を突かれた一曲目のあとに待ち構えていた、ニ曲目のサイレントジェラシー。聞いて、度肝を抜かれた。私はいままで速い曲はが苦手だと思ってたけど、こん

          【X】SilentJealousy

          【ボドゲ】5歳娘のボドゲ記録

          土日は幼稚園の娘とボードゲームをした。上の子はボードゲームに関して早熟だったので、年中のときにはヒューゴやパァンを好み、年長のときには少し難しいキング・オブ・トーキョーなどもルールを把握し、漢字は読めなくともカードの効果を覚え、一人前の対戦相手として成り立っていた。 娘は、年中のときはベルズを単純化して遊ぶ程度で、標準的な育ち方をしてきた。 が、最近は幼稚園で回り将棋やって楽しかったからか、他のボードゲームにも興味を示したので、少しルールを変えて家族でやってみた。 ①ヘックメ

          【ボドゲ】5歳娘のボドゲ記録

          好きだった絵本は、大人になっても趣向を示す

          子どものころにに好きだった絵本は、大人になっても趣向を示していると思う。 私は、「くさる」という絵本が好きだった。木になったりんごが地面に落ち、腐り、虫が分解して木の栄養になっていくという話。栄枯盛衰というか、腐ったり食べられたりするのは悲しいけど、暗さがあり余韻を残して何度も読みたくなる絵本だった。 他には、「かいじゅうになっちゃった」という絵本。動物達が怪獣をやっつけようと皆で合体し、退治しにいく話。結局怪獣はいなかったのだけど、合体したまま離れなくなってしまい、動物

          好きだった絵本は、大人になっても趣向を示す

          【ボドゲ】ボードゲーム部活動記録20240517

          昨日、ボードゲーム部の活動があった。全員大人。ボドゲ初心者複数名あり。所感のメモ。 ①音速飯店 短い単語に分かれた手持ちのカードをつなげて、中華料理の名前にするゲーム。反射神経が試される。メニューを覚えていること前提なので、小さすぎる子には向かないだろう。あと、こういうゲームは強い人弱い人分かれるので、軽く遊ぶ使い方が良いと思う。 ②コードネーム チームに分かれて、ヒントをもとに複数個のワードて伝え、回答者が当てるゲーム。ボキャブラリー必要なので子供達と遊ぶには難しい

          【ボドゲ】ボードゲーム部活動記録20240517

          班長の決め方

          息子の中学校では、GoogleFormsで班長を推薦し、その理由も書いて投票する仕組みで班長を決めているらしい。息子が班長になったあと、クラスの生徒達が推薦してくれた理由を、息子自身や(三者面談のときに)母親にもフィードバックしてくれたようだ。 ちなみに息子の選ばれた理由には「平等」というのがあった。なるほど、その選定理由なら、特別にしっかりしている訳では無いと思う息子が班長に選ばれるのも納得だ。 この仕組み、凄く合理的でいいなと思う。選ぶ方も発言ではなくて投票で選ぶこと

          班長の決め方

          畳の下のニンジャ

          娘の幼稚園は、茶室がある。この茶室を使って、「お作法の時間」があり、茶道の先生からお作法を習ってきたようだ。 先生の教えは、「畳の間の隙間に、ぺったんこの忍者が隠れていて、手裏剣投げてくる。足の裏が痛くなるから、畳の間のところは踏まないように」と教わったらしい。 なるほど、とってもわかりやすく、行動に移しやすい。そういえば外でも「赤い石畳はマグマだから踏まないゲーム」や、「ワニが隠れてるから、白以外踏まないゲーム」という空想ゲームをやってるもんな。 また、忍者というキー

          畳の下のニンジャ

          ChatGPT-4oは、良き相談相手

          世間はChatGPT-4oが盛り上がっているが、私も使ってみた。速度早くなり、音声会話での相談も耐えうるレベルになっていて、私の良い相談相手になってくれそうだ。(日本語だと、英語でのデモほどタイムリーではないが) 実際に音声入力出力で使ってみて、今後もこういう会話(プロンプト)が使えそうだなと思ったのは、 ①相談 「今はシステムエンジニアでマネジメント中心に仕事しているんだけど、今後、老化するにあたってリスキリングしたい。どのようなスキルがいいかな」 相談自体は文字で

          ChatGPT-4oは、良き相談相手

          私達は終身学習刑に処されている

          タイトルは、「もうすぐ絶滅する紙の書物について」という本で、カリエールが発言した言葉らしい。(Voicyで聞いたので、あくまで らしいという状況) 昔は、老人は知識を若手に伝えて若手が知識を有効活用しており、教える側の老人の力が強かった。現代の変化が大きい時代は、若手がITの使い方を老人に教える逆転現象が起こっている。また、知識の賞味期限も短い。老人も常に学習していかないと、世の中の流れについて行けなくなる、仕事もなくなる、といった趣旨のようだ。 とてもインパクトが強く、

          私達は終身学習刑に処されている