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(今日の1枚)リウ・イエ:Book Painting No.18

リウ・イエ:Book Painting No.18


Book Painting No.18

Book Painting No.18  キャンバスにアクリル、2017

Book Painting No.18 (Barnett Newman. A Catalogue Raisonné. The Barnett Newman Foundation, New York; Yale University Press, New Haven and London, 2004), 2017
キャンバスにアクリル
40×30cm(15 3/4×11 3/4インチ)

Barnett Newman

リウ・イエの視覚的基準には

北京を拠点とするアーティスト、リウ・イエは、正確で巧みに表現された具象絵画で知られる。現代文化と古い巨匠絵画から等しく引き出された。そのリウ・イエの幅広い視覚的基準には、幾何学と遠近法を駆使して、コンテンツを制作する。
そして、Book Painting No.10にあるような、モンドリアン的な色彩のミニマルな幾何学的構図は、リウ・イエの作品の折々にモチーフとして登場する。そのリウ・イエの幅広い視覚的基準を具体的には、モンドリアンや、あのウサギのミッフィー、そして、プラダの広告など、多くが含まれる。

「私はおとぎ話と哲学の両方に対して同じ情熱を持っています。おとぎ話は幻想的で扇情的なものですが、哲学は厳格で合理的な思考に関するものです。私の絵は、これら 2 つの対立する領域の間を行き交うものです。」- Liu Ye

Liu Ye

方向感覚を失わせる

ブック ペインティング No.20

そして、前述のブック ペインティング No.20にあるような、ある意味、モンドリアン的な色彩のミニマルな幾何学的構図は、リウ・イエの作品の折々にモチーフとして登場する。
繰り返すが、彼は、幾何学と遠近法を駆使して、この最も身近な主題の、並外れた、「方向感覚を失わせる」ような作品を、自らのレンダリング処理をして制作する。

Liu Ye:リウ・イエ

Liu Ye:リウ・イエ(劉野,1964- /北京生まれのアーティスト・画家)
1964年北京生まれの劉は、北京の中央美術学院で絵画(壁画)を、北京工芸美術学校で工業デザインを学んだあと、ドイツに移住、ベルリンの芸術大学で教育を続けた。
アムステルダムでの滞在を含め、ヨーロッパでの6年間滞在で、西洋美術史と建築についての知識を深めた。また、彼は、ハンス・クリスチャン・アンデルセンやルイス・キャロルの物語、トルストイやナバコフの著作など、文学的な言及で知られている。そして、ミニマルな幾何学的構図は、リウ・イエの作品の折々にモチーフとして登場する。

リウ・イエのアートワーク

ランダムになりますが、リウ・イエの絵画は、この後も1枚ずつ、つながります。それは、1枚ずつに、大きな視点が埋め込まれているからです。お時間の許す折に・・・

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