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探求文庫#146 「自分で行かないと会えないんだ」 後編

前回の続きです。

前回は「神とはなにか?」という定義について書いてきました。神は「名前なく」「場所や時間」がなく「判断」がない。

神と便宜上呼んでいるけど、本来名づけることはできない「真理」であり「宇宙(すべて)」であり、「愛」である。

前半の冒頭で、こんな質問を書きました。

神様との出会いがあるとするのならどんな時でしょう?


どんな時、どんな場所で会えるのか?

先に僕の結論から言わせていただきますと、それは「内側」で出会うのです。

自分の中で出会うのです。自分の中で出会うのだから、とても「静寂」の時です。

ただこの「出会う」って単語自体が、自分が今いる場所ではない所で、自分以外のものと接触するというようなニュアンスを含んでいると思います。

自分のいる場所、自分自身の中心を「0ポイント」と仮定し、そこからどこかに行って出会いに行く、みたいな。

そもそも前回の定義で書いた通り「神は特定の場所にいない」ので、自分の外側で会うわけではないのです。だから神社や仏閣に行けば会えるってもんじゃないってことです(特定のスピリット=精霊には触れる機会はあるかも?しれない…)。

「わかりました! 自分の内面ですね! そこはハートですか? 丹田ですか? サードアイですか?」

とか聞くのは愚問タツオです。

ハートとかサードアイとか、そういう「場所」、もしくは「概念」を示している時点で、自分の中心「0ポイント」ではありません。0に近いけど、0,1でも、0,001でも、それは0ではないのです。

そう、つまり神と出会うのは「0」ポイントです。

ということは、人は「自分の中心」を見つけないとならないってことです。そして、そこが見つかれば、会えるということです。

さて、ようやくこのタイトル。

「自分で行かないと会えないんだ」


の意味を説明するときがようやく来ました。長かった…

自分で行かないと会えないんだってどういうことかって?

そういうことです。そのままです。

会いたいなら、あなたが行かなくちゃならないんです。

「神」でも宇宙でも愛でもいいけど、会いに行けば、会えるんです。“それ”は来てくれるんです。てゆーかすでに来ているんです。

あなたの中に。

でも、あなたは行かなかった。だから会えないんです。

あなたが自分の中心を見つけたとします。鍵を開け、扉を開くと、“それ”と対面します(あえて「神」と呼ばすに“それ”と表現します)

もちろん、会えます。あなたははっきりと感じます。理解します。頭で「知ってる」のではなく、全身全霊で“それ”を感じます。言葉では言い表せないものを体験します(だから説明はできないでしょう)。

しかしそのためにはあなたは扉の前まで行って、自分の力で開かないとならないんです。なのに多くの人が「神が扉を開けてくれる」と思っているような気がします。神が、こちらの世界(地球の三次元世界)に直接赴いてあなたに会ってくれると。

向こうはそうしたいんです。神はいつもそれを望んでいます。だから扉の前でずっと待っています。あなたが来てくれるのを、あなたがこの文章を読んでいるこの瞬間も、あなたがぼけっとYoutube見てる時も、あなたがトイレにいる時も、いつもいつもいつもいつも、そこにいます。

しかし、その扉のこちら側と、扉の向こう側は違う世界なんです。

お互い干渉できるのは、それぞれの世界の扉の前まで、なんです。そこから先は、「神」といえど干渉できません。なぜならわれわれには「自由意志」という、神と同等とも呼べる権利をが与えられているからです。

だからあなたには「会う」という選択も、「会わない」という選択もできます。会う、という選択をするのなら、自分の意志で扉を見つけ、開かないとならないのです。

じゃあ、どうやって扉を見つけるのか?

ここで「悟り」とか「瞑想の境地」とか「修行の成果」みたいな風に考えると扉は遠ざかります。

それらの
「特別な力」
「特別な成果」
「特別な方法」

に頼るのは、自分の中心には辿り着けないものです。)後半で詳しく述べますが、アプローチは必要です)

と、まずはお知らせ。後半はお知らせのあと。

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内なる扉はどこにある?

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