集中が途切れた時にふと隣に居る誰かに話かけたくなるやつ
漫画のことを考えていると、どんどん『これ面白いのかな?』『ここはアカン気がする』『何が描きたかったんだっけ』とドツボにはまって沈んでいく心地がします。気が付いたら水面下でずっとバタ足で立ち泳ぎな訳です。
これはいかんと全身の力を抜いてぷかーと浮いてのんびり空を見上げると、じわじわこみ上げてくるものがあります。
お絵描きしたいな〜と。
白黒とカラーって違うじゃないですか
知り合いはカラーイラストがとても苦手だと言います。頭の中で色が全くイメージできないんだそうです。
私の場合は反対で、頭の中はフルカラーです。なので白黒で描く時は1度変換しなければいけません。そして『ああここは深い青だな』『この明かりはきっと橙の温かい光だ』と考えながらも色を着ける機会がないと、少しずつもやもやが溜まる気がします。消化不良なのかもしれません。
だから素敵なカラーイラストなんかを見ると『あぁ〜〜〜お絵かきしたい!』と思います。漫画もバリバリ絵なんですけど。
ずっと同じ絵を描いていると、頭の中に次の絵の構想が溜まって少しずつ息苦しくなって来る感覚と似ています。
落書きだと案外消化し切れない
合間にソフトの試し描きをしたりしていたので、それで良いのかなと思ってたんですが、意外と落書きと試し書きは違う感覚だと気付きました。
試し書きはツールがメインなので『このツールを使う』が目的で、描くものは何でも良いんですよね。だから手癖が出てるだけで、それで自分好みの絵が描けるかと言うと、私の場合はそうでもない。
というか、何も考えずに描き始めたら一向にラフが固まらなくてびっくりしました。
自分がちゃんと『好き!』と思えるような満足感のある絵を描くには、それなりに時間を掛けないと駄目みたいです。
久し振りの週間スケジュール
ラフを練りながらまたも『何が描きたかったんだっけ』『自分の好きって……なんだ?』とドツボが見えてきたところで、以前の企画で作ったフローを思い出しました。
そっかこれがあるじゃん!過去の私グッジョブ!と意気揚々とフレームを持ってきました。
やっぱり『この流れで描けばある程度きちんとした一枚絵が描ける』という自信があるフローチャートを持っていると安心できて良いですね。
ということでmiroに迷走していたラフをぽん
↓
最初は『目つきの悪い少年描きたい』だけだったんですが、ファンタジー要素を絡ませたいと思ってから迷走し始めました。
そこから文字での掘り下げをぽん
↓
このマインドマップを使ったキーワード発散が中々良いんですよね。
ここで『あ〜こういうの好きだった!』『これ描きたい!』が詰め込めると楽しく描ける気がします。
練り直したラフがこれ
↓
ここからはもう描くだけです。
よ〜し線画描くぞ!と思ったら案外上手く決まらなかったので、試しに3Dで配置してみました。
全くラフとは重なりませんが、まあ何となく感覚がつかめたら良いかとそのまま線画へゴー。
本当に参考程度でした。でも右の人は3Dのおかげで大分描きやすくなった気がする。左の人は……昔からしゃがんでる人が上手く描けないので要訓練ということで。
あとはゴリゴリ塗るだけ。
アナログっぽくしたかったので水彩ブラシをメインにしましたが、試し書きに使ってみた『ウェット水彩』より『にじみ水彩』の方がコントロールしやすくて良かったです。
水分と絵の具が丁度うまくいった時の水彩塗りになる感じ。その上から鉛筆で加筆すると尚良し。
ということで完成。
\\ ㊗パパ〜〜ン!🥳🎉🎉🎉 //
大分自分の好きを詰め込んだファンタジー絵になったのでハッピーハッピーです。
完成したイラストについては、一旦Xへの投稿は控えてpixivに上げてリンクで貼る感じにしてみました。
こうね。
少年二人組×ファンタジーというのは中々自分の中の好きの黄金式かもしれない。
うん。
満足しました!☺️💮
たまにはこういう息抜きも必要ですよね。
今回は久し振りの一枚絵だったのと、気持ち緩めに進めたかったのもあってこんな形で記事にしてみました。
気持ちが落ち着いたのでまた漫画を頑張っていきたいと思います。描き初めた当初は2月中で出来たらな〜と思っていたので、既にまあまあ押してるんですよね……。
noteの企画にギリ間に合うタイミングで進捗出せるように頑張ります。
夢中で描いていた後の流れでそのまま記事の最後の部分を書き足しているので、こんな時間になってしまいました。
夜更かしよくない……。
それでは、おやすみなさい。
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