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創作

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創作関係雑多。自作品だったり描き方メモだったり。
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【あとがき】AI絵師が当たり前になった世界で-設定など-

【あとがき】AI絵師が当たり前になった世界で-設定など-

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どうも。普段は絵の勉強をまとめた記事を連載したり、小説や本の感想を上げている53と申します。

今巷で話題になっているAIイラストについて、思うところはあれど今後の考察やAIの扱い方については様々な人が触れていたので、ちょっと違う形

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*完結*【小説】AI絵師が当たり前になった世界で:後編

*完結*【小説】AI絵師が当たり前になった世界で:後編

前回のあらすじ:神絵師が遠くてつらい。

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 愛は仕事でいつも通りAIに絵を吐き出させながら、胸の内がぐるぐるするのを抑えられなかった。なんで上手くかけないんだろう。同い年位に見える甲斐田はあんなに上手なのに。どれだけ描けば同じものが描けるようになるんだろう。目の前で見ても線一本すら真似できないのに。

 いつも通りコマンドを変えると、AIはまた新たなイラストを生成して見せる。

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【小説】AI絵師が当たり前になった世界で:中編

【小説】AI絵師が当たり前になった世界で:中編

前回のあらすじ:夢の中で会った絵描きに教えを乞いたら拒否られた。

 

「あ、あいつ……! 嫌な言い逃げしやがって!」

 一方的に言いたいことを言い捨てて逃げるとは……! 小心者、ビビリ、口先だけ男! などと罵りながら寝起きの頭を掻きむしる。以前自分も似たようなことをしているなどは意識の外だ。

 怒りが収まらなかった愛は、勢いよく身支度を整えると外へ飛び出した。目指すは図書館と文房具屋さん。

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【小説】AI絵師が当たり前になった世界で:前編

【小説】AI絵師が当たり前になった世界で:前編

前中後で分かれた2万字弱の小説です。
水曜まで毎日お昼に更新します。
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あらすじ
 AI絵師が当たり前になり、数多いたイラストレーターは一部を除き姿を消した時代。
フリーでAI絵師として働く榎本愛は、偶然得たスケッチブックを通して不思議な夢を見るようになる。

 突然夢に現れた男はスケッチブックの持ち主だと言い張った。
 返すよう迫られた愛は勢いで「代わりに絵の描き方を教えろ」と言い

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