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人は如何にして体制翼賛へとなるか -宇ロ戦争の論壇から考える

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ウクライナ・ロシア戦争によって表面化した事が多くありました。 とりわけ、西側のジャーナリズムや学術・言論の著しい劣化だけではなく、現実を直視しないで空理空論で突き進む政治や社会… もっと読む
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人は如何にして体制翼賛へとなるか: 『加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら』執筆にあたっての覚書 - 二度と過ちを繰り返さない・騙されない。

 今回は、少し趣向を変えて、今やってるシリーズ『加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら』をなぜやってるか。ということについて少し書いておきましょう。  私のはてなダイヤリーやnoteを長いこと読まれてる方々には新しいことはないかもしれませんが。 最大の思いは、一つ。 最大の思いは、一つ。 「もう、過ちを繰り返したくない。ウクライナの次に我々が前線に立たされることになるのを防ぎたい。」  どういうことかというと、今回のロシア・ウクライナ戦争に限らないのですが、

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人は如何にして体制翼賛へとなるか - 加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら(1)

 さて、一ヶ月以上空いてしまいました。てか、二ヶ月か(´・ω・`)  この間、ちょっと頼まれごとがあって3月の終わりから一ヶ月ちょっとかかりっきりだったのです(´・ω・`)  しかも、その間に色々生活面でも動きがあってバタバタしてたので…(´・ω・`)  と言う事で、ちょっと、間が空いてしまいましたが、始めます。今回は多分、続き物になります。  古くからの親友の加藤直樹くんが、3月にあけび書房から『ウクライナ侵略を考える 「大国」の視線を超えて」という本を出しました。

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人は如何にして体制翼賛へとなるか:ウクライナ人を蔑視してるのは、誰か?「ネットde真実」の二番煎じという、喜劇 - 加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら(3)

 さて、シリーズ再開です。  この一週間に色々とありました。ロシア軍がハリコフ攻略を始め(一応表向きは緩衝地帯を作るだけのようですが、どうなることか…)、中国とロシアのトップ会談が北京で行われ、中国とロシアの間の関係の「5つの堅持」、要は固い絆を宣言したりなどしました。  そして、イランの大統領と外務大臣が、ヘリコプターに乗ってる時に、謎の事故死…。  イランの方は本当のところがよくわかってないのでアレですが、中国とロシアの会談の方は、実は、今回のシリーズともかなーり絡

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人は如何にして体制翼賛へとなるか:リアリズムと政治的正しさの狭間で - 加藤直樹「ウクライナ侵略を考える」を読み解きながら(2)

今回は、加藤直樹くん「ウクライナ侵略を考える 「大国」の視線を超えて』に関して色々私の考えを書いていくシリーズの続きです。 前回は: 第3章まで書こうとしたけど長くなったので2章だけです。ごめんなさい(´・ω・`)今回は、基本的に第2章について書いていこうと思います。本当は3章まで入れたかったのですが、長くなってるので…ただまぁ、前回書いたように と言う辺りは、このシリーズでは貫きますので、そこはお許しを。 ※この文章は、次の文章が出るか・5月18日あたりのどちらか短

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