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大学に入り直してから、現代アートとか知らないアーティストの作品とかが楽しめるようになった話

京都芸術大学 芸術教養学科で学んでますが、最近忙しかったのもありサボり気味な私です。

人生2回目の大学生活を送っている私ですが、大人になって改めて芸術を学んで、過去よりもっと芸術全般が楽しめるようになったなと思います。

過去の自分にとって、現代アートはよくわからない、奇をてらったことをやっている、意味不明なものという印象が強かったです。
何を表現しているのか意味不明な立体物や、何を描いているのか分からない絵など、何を楽しめばいいのか分からなかったのです。

過去の私が行っていたのは、有名所のアーティスト、例えばピカソとかゴッホとか、そういう誰もが知っているようなものが多かったです。
そういう展覧会は確かに教科書とかで知っている人が描いた絵などの実物が見られるから、ハズレが無いというか。
知らない作家の展覧会は、誰かわかんないし、そもそもあまり行く気がしなかったです。

大学に入り直して、改めて芸術について学んで、あまり行ってなかった美術館巡りも再開しました。
そうすると、むしろ現代アート面白いじゃん!自分が知らないアーティストの作品のほうが意外な発見があって面白いじゃん!と思い始めました。

現代アートって、いろんなことをアーティストの視点で見つめ直していて、普段は考えないような視点を提供してくれるなと思います。
「そんなこと考えたこともなかった!」という驚きが常にあります。
知らないアーティストの作品は、こんな素敵な作品作る人がいるんだという出会いがあったり…。

最近ではむしろ有名どころはまぁいっかなーと思うようになってきました。
行くことはあるんですが、考えてみたら別に有名な画家の作品が好きなわけじゃないなということに気づきました。
有名だからこそそこに価値を感じる人じゃないといけないような、強迫観念に囚われていたのですが、別に有名な画家の作品を好きだと思わなくてもいいんだという吹っ切れができました。
世間が価値があると認めているものに価値を感じなかったら、芸術わかってない人みたいな感じがするのが嫌だったのかも。

今ではフィーリングで自分の好みに合いそうな展覧会に足を運んだり、人が多い企画展より常設展のほうがゆっくり見れるし楽しいなと思ったり。

以前よりずっと自由に芸術を楽しめるようになりました😆

別に感じ方は人それぞれなので、国宝レベルのものに「なんでこれが??私は好きじゃないけどなー」と思ってもいいわけですよね。
それだけ大切にされるからにはそれなりの理由があるはずなので、その評価観点は知識欲として知りたいとは思いますけどね。

やっぱり、大人になってから学ぶと、他の知識も増えている分、また違った視点で物事を見られるようになるので楽しいですね。
仕事が忙しくて気づいたら年末になっちゃいましたが、ちょっと落ち着いたので勉強を再開できたらなーと思います。
来年も美術館巡り楽しむぞー✊

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