見出し画像

dictionary(字引)-oodaループ-

WEB運営に関わる、モノ・コト・コトバの解説

参照元:arounds(アラウンズ)の紹介



ooda(ウーダ)ループ

oodaループは、以下の頭文字をとったコトバ。
Observe(和訳:観察=みる。発音:オブザーブ)
Orient(和訳:状況判断=わかる。方向づけ、発音:オリエント)
Decide(和訳:意思決定=きめる。発音:ディサイド)
Act(和訳:行動=うごく。発音:アクト)

アメリカ合衆国の戦闘機操縦士であり、航空戦術家でもあるジョン・ボイド氏が発明した意思決定方法。
ジョン・ボイド氏は、どんなに不利な状況からであっても、40秒あれば形勢を逆転できたということから「40秒ボイド」の異名を持っていました。そんな彼の強さの秘訣は、どんなに先の見えない状況の中でも迅速に意思決定を下し、迅速に行動に移す思考法にあったそうです。
軍を引退した後に人間の意思決定に関する研究に没頭し、その研究の末に作り上げたのがoodaループです。

PDCAサイクルは、以下の頭文字をとったコトバで、oodaループと比較されることが多いです。
Plan(和訳:計画。発音:プラン)
Do(和訳:実行。発音:ドゥ)
Check(和訳:評価。発音:チェック)
Act(和訳:改善。発音:アクト)

PDCAサイクルは、現状をどのようにすれば改善できるのか、事前に綿密な計画を立てて、一連のプロセスを繰り返し行うことで、業務などの改善や効率化を図る考え方で、改善を通して、徐々にレベルアッ プを図っていくことがポイントの業務改善に最適なフレームワークです。
oodaループは、文字通りループであるため、必要に応じて途中で前の段階に戻ってループから再開したり、状況に応じて任意の段階からループをリスタートしたりできることができます。Plan(計画)に基づいて1周するPDCAサイクルに比べ、oodaループは自由度が高く、変化に対応しやすく、明確な工程のない課題に対して効果的なフレームワークです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?