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私の大好きなこと「ファミリーヒストリー」「ルーツめぐり」について語ります。それはもう時間旅行✨ 時間旅行、国内旅行をしていたら、期せずして2023年からアメリカ暮らしが始まりました。暮らす旅人気分で少しずつ記事にしていきたいと思います。

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    図書館は知の宝庫。noteの世界に存在する記事を集めて保存します。『アカデメイア』の有志が管理する共同運営マガジンです。

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新しい日々が始まる

年が明けてもう2週間も過ぎてしまいましたが、ようやく2023年の最初の記事を書いております。 実は1月から生活環境が大きく変わることとなり、新たな試みとして日々のことを書いてみようと思います。 これは備忘録、自分のためではありますが、引き続きお付き合いくださると嬉しいです。 今年もどうぞよろしくお願いします。 「旅人になりたいなぁ・・・」 この数年、自粛生活で思い通りに会いたい人に会ったり、行きたいところに行くことができない中、旅系YouTubeを見漁っては現実逃避と

    • 謎の光、銀河鉄道の夜

      あれはいったい何を見たのだろう・・・ 狐につままれた気分とはまさにこのこと、星空の中を進むそれはまるで銀河鉄道そのものだった。 テキサス州ビッグベンド国立公園アメリカ国内にはたくさんの国立公園がある。 気候帯によりそれぞれ特色があり、ダイナミックなアメリカの自然をそのままの姿で楽しむことができる。 テキサス州は2つの国立公園を有するが、そのうちのひとつビッグベンド国立公園へ行ってきた。 メキシコ国境沿いにあるこの広大なビッグベンド国立公園は、どこまでも平らなテキサスでは

      • ブルーボネットでテキサスの春を

        日本よりもひと足先に春の気配を感じるテキサス。 春分を過ぎた頃から日差しが強くなり、日によってはすでに初夏の陽気だ。 新緑が眩しく、日本同様に菜の花が黄色の絨毯のように咲き風に揺れ、穏やかな季節の到来をしみじみと感じさせてくれる。 4月ともなると側道には色とりどりのワイルドフラワーが咲き、目を楽しませてくれる。 中でもひときわ目を引くのが青い花、ブルーボネットだ。 3月末から4月末にかけてテキサス中央部によく見られる背丈20センチほどルピナスの一種でテキサス固有種なのだそう

        • 太陽、月、わたし | 皆既日食体験記

          今も余韻に浸っている。 2024年4月8日、アメリカテキサス州で皆既日食を経験した。 皆既日食は太陽と月が重なり、太陽の光をそれよりもずっと小さな月が完全に覆い隠すわずかな地点だけにもたらされる奇跡の現象。 日食自体も稀な天体現象だが、それが金環食、まして皆既食となるのはさらに稀少な体験となる。 昨年10月の金環日食から約半年、その記憶が新しいうちに皆既日食を体験できたことも感動をより深くした。 十分過ぎるほど感動した金環日食であったが、皆既日食は想像を遥かに超える神秘的

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          【アラスカ旅日記】 ダウンタウンのモフモフ屋

          冬季、日照時間が短いフェアバンクスで、太陽がようやく顔を出すのは11時。 朝焼けから淡い水色の空に変わりまもなく夕暮れとなり、3時半ともなるとすっかり陽が落ちてしまう。 滞在が冬至から数日しか経っていない12月末だったこともあり、一年の中でも最も日照時間が短い時期でもあった。 太陽が姿を現すだけで肉体だけでなく心にもじんわり温かさが伝わってくるものだ。厳しい寒さの中ではどれほど太陽の光が愛おしいことか。 季節があるのは地球が23.4度地軸が傾いていることによるものだが、

          【アラスカ旅日記】 ダウンタウンのモフモフ屋

          【アラスカ旅日記】 口笛を吹くとオーロラがダンスするよ

          フェアバンクスのダウンタウンの一角に立派な観光案内所がある。 そこではフェアバンクスの自然、生活、歴史、民族をテーマとした展示があり、小さな博物館のようでもあった。 『ネイティブアート展示販売』と手書きの張り紙に目に止まり、矢印で示された方向へ歩いていくと奥まったところに集会室のような部屋があった。 ドアは閉じられており、入ることに一瞬躊躇したが、ガラス越しに中を覗くとお茶のみしながらにこやかに談笑する二人のご婦人が見えたため、 「こんにちは」 とゆっくりドアを開け、中に入

          【アラスカ旅日記】 口笛を吹くとオーロラがダンスするよ

          【アラスカ旅日記】 走りたくてたまらないハスキーたち 

          フェアバンクスから東へ20キロほどのところにチェナ温泉リゾートがある。 その昔は利用者のほとんどが日本人観光客だったというが、最近では地元の人も含め国際色豊かな利用者で賑わっているという。 そろそろ温泉が恋しい・・・ と言いつつ今回は入浴しなかったのだが、ドライブがてらこの山奥の温泉地までやってきた。 車道こそきれいに除雪されていたが、チェナまでの景色は市街地より雪深い印象だ。 その山道のつきあたり、もくもくと白い湯気が湧き立っていた場所こそ、チェナ温泉。 車を降りると恐

          【アラスカ旅日記】 走りたくてたまらないハスキーたち 

          【アラスカ旅日記】 オーロラをみるまで帰れません!

          今夜は絶対オーロラを観る! 好条件と予報が出ているこの日、強い決意と共にこれでもかと防寒対策を整え向かった先はフェアバンクス北東にあるクリアリーサミット。 宿泊地から車で20分ほどのところにある峠の一角は見晴らしもよく、駐車スペースもしっかり確保されていた。 時刻は21時過ぎ、すでに10台以上の車が停まっている。 意気揚々と車を降り、空を見上げた。 この日は雲もなく天候は良好。 光害の影響がない山中だが、満月の翌日とあって空はかなり明るい。 星は見えるが、天の川は確

          【アラスカ旅日記】 オーロラをみるまで帰れません!

          【アラスカ旅日記】 重ね着が過ぎてロボットになる

          タイヤがギュルギュルと音をたてる。 車降りて後ろから押して、と夫。 え、ポンコツ非力の私が?! 2番目の宿泊地となるAirbnbはフェアバンクス郊外の森の中にある。 カーナビの到着案内と同時に、敷地内の緩やかな坂で車がスタックしたのだ。 悲しいお知らせ、この車は2WDだという… で、前輪タイヤが鳴いているわけだ。 ヒヤリとしたが一応全力で車を押したおかげか、何度か挑戦ののち脱出に成功した。 これが山の中じゃなくてよかった…やれやれ。 米を炊きシャケを焼く これから

          【アラスカ旅日記】 重ね着が過ぎてロボットになる

          【アラスカ旅日記】 山小屋のようなホテルと久しぶりの太陽

          アラスカ・フェアバンクス空港。 シアトルから4時間のフライトを経て手荷物を受け取った時刻は、深夜12時を過ぎていた。 テキサスとアラスカは3時間の時差があるため、体内時計的には夜中の2時を回っている。ぐるり昼夜逆転のジェットラグも辛いが、微妙な時間の差は体と頭が混乱する。 ついにバスケットリストのひとつだった「オーロラを見る」を叶えるためアラスカ州フェアバンクスへやってきた。 いつかはと考えていたが、不思議な偶然でフェアバンクス出身のランゲージパートナーと出会ったことが現

          【アラスカ旅日記】 山小屋のようなホテルと久しぶりの太陽

          【アラスカ旅日記】 トランジットでクラムチャウダー

          12月24日午前9時、シアトル・タコマ空港着。 アメリカ北西にあるシアトルタコマ(SEA)空港と、南のほぼ真ん中にあるテキサス州ダラス・フォートワース(DFW)空港は4時間半のフライトで結ばれる。 2都市の時差は2時間。アメリカは広い。 この日利用したのは早朝6時半DFW発のアラスカ航空。 (最近ニュースになっているおじさんの顔がアイコンのエアラインだ。) DFWからSEAまでは北西方向へ飛ぶため、長い時間夜明け前の優しいグラデーションを楽しむことができる。 窓の外の景

          【アラスカ旅日記】 トランジットでクラムチャウダー

          旅と縁と

          2024年の新年は着陸したばかりの飛行機の中で迎えることとなった。 大きな旅、小さな旅、たくさんの旅をしたこの一年を象徴するような締めくくりであり、新年の始まりでもあった。 テキサスと日本との時差は15時間。 すでに日本、そしてヨーロッパに住む友人とは年始の挨拶を交わしていたが、こちらの日付が変わったのち改めて新年の挨拶LINEを送った。 その返信の一つから北陸の地震のことを知ることとなる。 地震があったのはこちらが新年を迎えた1時間後、日本時間16時過ぎのことだった。

          旅と縁と

          冬至を越えて | 季節を感じたご近所散歩を振り返る

          フーッと気持ちが軽くなった気がした昨日は冬至。 一年で最も日照時間が短い時でもあり、ここから再び日が長くなってくる転換の時でもある。 アメリカ生活も間も無く一年。 ゆっくり流れる時間中で季節の移ろいを味わうことができた一年でもあった。 いつからか散歩が日課となり、とくに朝日夕陽の美しさは毎日見ても飽きるどころかその微妙な変化に日々心奪われるのだ。 そんな私の日常の散歩から一年を振り返ろう。 家から歩いて10分ほどの所にグレープバイン湖という名前の人工湖がある。 湖の

          冬至を越えて | 季節を感じたご近所散歩を振り返る

          THE BOY AND THE HERON | 君たちはどう生きるか鑑賞記

          12月8日、ついに北米でも『君たちはどう生きるか』が公開となった。 日本での公開からはかなりの時間が過ぎていることもあり、世の盛り上がりは既にひと段落した頃だろうか。けれど今私は、時間差で溢れる思いが止まらずこうしてnoteに向かっている。 熱烈なジブリファンというわけではないけれど、たしなむ程度にはなんだかんだほぼ全てのジブリ作品は見ている。 なんだかんだ子供の頃からジブリと共に成長し、なんだかんだ音楽を聞けば情景が浮かんでしまう。DVDを持っているのに、なんだかんだ金

          THE BOY AND THE HERON | 君たちはどう生きるか鑑賞記

          太陽、月、わたし | あした金環日食があるってよ

          人生の中で、日食に出会う機会は何度あるだろうか。 2023年10月15日私は人生2度目の金環日食を見ることができた。 日食とは月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象だ。 日食には種類があり、完全に太陽が覆い隠される皆既日食、部分的に隠される部分日食、太陽と月が一直線に重なり合うものの完全に覆い隠しきれない場合は金環日食となる。 一年に2〜4回ほど地球のどこかで起こるが、皆既、金環日食となるとその頻度は下がる。 しかも完全な金環、皆

          太陽、月、わたし | あした金環日食があるってよ

          【そら散歩】 モントリオール街歩き③ ケベック時間旅行

          もう少しだけポプラの綿毛舞うカナダのモントリオールを散策記事を続けよう。 このふわふわ飛ぶ綿毛は、カナダでは「サマースノー」とも呼ばれるとか。 モントリオールの短い夏を愛しむように舞うサマースノーの優しげな雰囲気が旅の思い出に彩りを添えてくれた。 歴史民族情報を求めてマッコード博物館へ 北のハーバードと呼ばれるカナダを代表するマギル大学の構内を抜け、次に向かうのはマッコード博物館(McCord Museum of Canadian History)。モントリオールの歴史と民

          【そら散歩】 モントリオール街歩き③ ケベック時間旅行