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EDH 永遠王、ブレイゴ デッキ解説


前提情報

想定読者

MTGを初めて日の浅い人。私は2024年5月現在でMTG歴半年である。
統率者としてブレイゴを握ってみたい人の参考になれば幸いである。

想定レベル

デッキパワーレベルは7-8想定。

あろまの価値観

あろまという人間は、本note投稿時点でMTG歴半年程度である。不勉強で至らぬ点も多いだろう。コメントで指摘頂けると幸いです。

私の所属しているコミュニティはカジュアル寄り。一部の方は9-10帯のレベルでも遊べるが、7-8帯のレベルで遊ぶことが多いコミュニティに属している。

後述するデッキレシピを見て頂くとわかるが、勝つことを最優先には拘っていない。もちろん過程を重視した結果、勝つことは目指している。それで勝てなければネクストゲームへゴー。

公開情報と非公開情報での会話を楽しみつつもあくまで自分のやりたいこと(明滅)をして勝つ構築としている。
このためcEDHでは採用されている「造物の学者、ヴェンセール」や「反射魔道士」は採用していない。これらのカードはボードアドバンデージのとれるカードかつブレイゴとの相性が良いものの、相手のやりたいことを潰すカードでもある。勝ち方の1つとして正解ではあるものの、私の考えるカジュアル卓にはそぐわない。相手の勝ちに直結するポイントで打ち消しを使うものの、お互いにやりたいことをやった結果での勝敗の決着を希望している私のポリシーに反するからである。

現在30代前半であるが、30代などの大人が時間を作って卓を囲む以上、卓を冷やすプレイングは避けたいという考えが根底にある。
厳しい表現を使うのであれば、私はガチになりきれないが故にカジュアルに甘えている側面がある。そもそもcEDHを目指していないというのもあるが、所属しているコミュニティに甘えて7-8帯で遊ばせてもらっている。日々私と遊んで頂き感謝しております。

構築について

デッキレシピ

総マナを139と140以下に抑えている。
これは、後述する青マナ立てて打ち消しを構えながら立ち回るためにはマナを軽量化する必要があるからである。
実際に回すとわかりますが、自分のやりたことの下準備を進めつつ青マナを立てるとなると、マナが重くて何もできなかったという経験からくるものです。

プレイング方針

①ブレイゴは一般的にヘイトの高い統率者であるため、ヘイトコントロールと走るタイミングの見極め

 走るタイミングとは無限ブリンクしてタッサの神託者コンボを決めるタイミングである。打ち消しを構えて走るなど準備をした上で走る。
 ヘイトコントロールとは1T目で脳死でmystic remora(神秘的負荷)を置かないなどである。ただでさえ、ヘイトの高い統率者なのに1T目からヘイトの高い行動をすると総攻撃をくらい早々に落ちる可能性がある。

②初動の遅さのカバー手段

実際に回すとわかるが、ブレイゴは初動が遅い。
これはシンプルに下準備が必要なため。

このため、初動の遅さをカバーするために「ドラニスの判事」といった相手の動きをロックするカードも採用候補に挙がるが、前述の前提情報にある私のポリシーに反するため採用していない。もっというとロックして勝ちに繋がるのであればいいが、スキルが未熟ゆえ私は勝ちに繋げられなかった。
それで負けるのだとしたら、私の構築とプレイングが甘いからだと割り切っている。

実際の初動の遅さのカバー手段としては、リスティックの研究を張ったり、マナを立てながら打ち消しを構えていることを公開情報としてメッセージを発信することで牽制することを想定している。

実際のプレイング想定

マリガン基準は土地2枚、打ち消し1枚、キャントリップである肉2枚、マナファクト1枚が理想。残り1枚はその時の卓の状況に応じて好みで。

序盤はヘイトコントロール及び下準備のため、マナを伸ばしながらキャントリップである肉を順当に出していく。

3T目にブレイゴ着地が理想。

以降は盤面次第で立ち回りが変わるが、ブレイゴのコンバット誘発によるブリンク(明滅)でコンボパーツを手札に揃えていく。一部サーチで持ってくるカードもある。

あとは頃合いを見て無限ブリンクで無限ドローからのタッサの神託者コンボで決めるのが主な勝ち方である。ブレイゴが統率者の時点でバレている点もあるので、走らせてもらえるかは難しいところ。ここは言語化が難しいので、私自身も実践を重ねて研ぎ澄ませていきたい。

コンボルート説明

1.無限ブリンク&無限ドロールート


 ①予言のプリズムや神憑く相棒といったETB1ドローカードを場に揃える。3枚程度が理想

 ②太陽の指輪などのマナが2以上でるマナファクトを場に揃える。
マナ2以上必要な理由はストリオン共鳴体の起動効果の要求マナが2マナだからである。

 ③コンバットでブレイゴのブリンクを誘発させる(A)
  対象は、予言のプリズムなどのETB1ドローカードと永遠王、ブレイゴ。

 ④ブレイゴの誘発(A)にスタックで太陽の指輪などから2マナ払ってストリオン共鳴体の起動効果をスタック(B)。

 ⑤(B)の処理を解決して再度、太陽の指輪とストリオン共鳴体をアンタップしてすかさず、スタックを組みなおしてブレイゴの誘発(A)を太陽の指輪などから2マナ払ってストリオン共鳴体の起動効果でコピー(C)。以降はBCをコピー繰り返し。この過程で①のETB1ドロー能力持ちカードもブリンクするため無限ドローが可能になる。

 こうすることでデッキを掘り進める。
 そして最後は手札に準備していた、あるいはドローの過程で引き込んだタッサの神託者でfinish。

2.無限ドロールート

2.の無限ドロールートも最後はタッサの神託者でfinishする点は同じである。デッキを掘り進めるルートが異なる。
具体的には以下のカードを用いる。

やることはいたってシンプル。
まずはエーテリウムの彫刻家と未来予知を場に揃える。

エーテリウムの彫刻家の常在型効果でプレイするアーティファクト呪文のマナコストが1軽減されるため、師範の占い独楽がゼロマナでプレイできる。

①師範の占い独楽をゼロマナでプレイ。
②師範の占い独楽の起動効果で1ドロー。師範の占い独楽はライブラリートップへ。
③未来予知の常在型効果によりライブラリートップの師範の占い独楽をゼロマナで再度プレイ。以降、①に戻り繰り返し。

おわりに

最後までお読み頂きありがとうございました。

note初投稿につき、至らぬ点はご容赦ください。

MTG歴も半年になり、デッキ構築記事を読み漁る機会が多くなった。
記事を読んでいて気になったのが、記事の作者がどのような志向を持っており、その結果このデッキレシピに辿り着いたのかが見えない点だ。

初心者がゆくゆくはぶつかる壁としてデッキをどのように改善していけばいいのかという方向性に迷うこと。

ネットに溢れているレシピをマネすれば納得のいく勝ち方やプレイングができるのかというと答えは否であると私は考える。

そこで現時点でのデッキとの対話を深めた結果であるブレイゴの構築記事を書いてみた。

プレイヤーとしての私の思考及び志向に合う方の参考になれば幸いである。


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