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注意欠陥・多動性障害(ADD、ADHD)の姿勢や身体の問題。臨床研究等から、対処方法をみる②

前回は、協調運動の概要に関して、まとめました。今回は、その話から1つ進み、発達性協調運動障害に関して、まとめていきます。✍️

発達性協調運動障害とは?

この発達性協調運動障害は、多くの診断基準のもとになっているDSM-5において、発達障害の1つに位置付けられています。
英語の名称は、Developmental  Coordination Disorder(DCD)です。

なので、症状の現れは、発達障害の考え方と同じように、乳児期から幼児期に特徴が出たり、学齢期、思春期、成人期に学校や職場で、問題が現れたりします。


その症状は、前回書いた協調運動が出来ないというようなことなんです。なので、普段の生活の中で、問題が出てきたりします。

例えば、

  • 階段の上り下りが難しい

  • 字が上手くかけない

  • 靴紐が上手く結べない

  • スプーンやフォークが上手く使えないため、ご飯をよくこぼす

  • 服のボタンをとめれない

等の生活の中で、違和感や気になるようなことが、症状になります。

私が調べた事例の中では、少し発達が遅れていると見られるだけで、発達性協調運動障害ということを見逃されてしまいまい、対処が遅れることもあるようです。

お子様に、上記の様な違和感がある時は、一度、医師の元で診断を受けてみるのが良いのかと思います。💚

今回のお話はここまでにしますね。
続きは、次回に書いていきます。🧐

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