Art × Tech. × Business = me(Design)

ヴィジュアルデザインスタジオ WOW で、テクニカルディレクタとして、日々、デジタルクリエイティブ、デジタルプロダクトの制作に携わっている。

このnoteでは、日々の制作では、なかなかお伝えできない、デザインやクリエイティブについて考えていること、妄想していること、研究していることを綴っていきたい。自分がテクニカルディレクション、ディレクション、企画する上で、こういった思考で生み出していることを少しでもお伝えできればと。

自分の立ち位置

さて、最初の投稿は、私がこういった分野の仕事に携わる頃から、常に掲げている「自分の立ち位置」について。

アート・テクノロジー・ビジネスの三要素の集合部分、もしくはこの三要素によってドリブンされる動きが自分ではないかと考えている。

画像1

自分を動かす要素として、これらの要素はどれも欠かせないモノであり、これらの絶妙なバランスを求める。美学的なアートに偏ること無く、テクノロジーを盲信して奉り上げること無く、経済・社会性を照らし合わせた中で、製品や作品を世に送り出していこうと考えている。

デザイン感

自分のデザイン感もここに通じる。上の図は自分を表している図ではあるが、同時に、デザインの有り様を表しているのではないかと、自分では考えている。

デザインとアートを二項対立捉えるのでは無く、プリミティブな美学・英知の発見としての芸術と機能とイノベーションの技術、そしてエコシステムと社会性という経済活動が紡ぎ合い、近代のデザインは発展を遂げ、我々に様々な恩恵をもたらしているのではないだろうか。やはり、どれも欠かせない要素。

テクニカルディレクターというと、技術的なことが好きなオタク、プログラムがただただ好きだとか、何だかそういう風に思われるかもしれないが、こういうアプローチと思考で、クリエイティブに日々向かいあっている。これが「自分の立ち位置」である。

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