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日本共産党 衆議院議員 本村伸子さん(4.10 法務委員会へ声を届けよう)

4月10日に開催された「共同親権を廃案に アクション 法務委員会へ声を届けよう」でのリレートークを掲載します。

"日常の行為なのか、急迫として認められる場合があるのか、一覧表にしてまず出してくれと"
"これが出てこないうちに採決なんか絶対にありえない"

3:12:20~
https://www.youtube.com/live/OCznxRHWhhc?si=yzdRkT_zxC3Oalr9&t=11540


皆さん、こんにちは。日本共産党 衆議院議員 本村伸子です。
命のために、人権侵害を起こさせないために、声をあげている皆さんに心からの敬意と感謝を申し上げたいと思います。

今日、朝、理事会で自民党の筆頭理事が12日に採決ということを提案してまいりました。それで野党側は、まだまだ論点は多いし、賛否を二分するような法案であると。従来の民法でこれくらいやったからいいんだっていう話じゃないんだという話なども、これは立憲の道下筆頭理事などが言っておられたんですけれども、私も採決するべきではないということで申し上げさせていただきました。
朝の理事会はそれで休憩となりまして委員会が終わってからまた審議をする、その理事会の中で審議するんだということで、今、終わりましたけれども。やはり野党側は認めることはできないんだと。

今回、立憲の議員の方からも、新たなパスポートに関する資料をちゃんと政府見解出せという話もありますし、私も今日、親権に関わる場面の質問をしたんです。こういう場合は日常の行為になるのか、その点聞いたんですけれども。
例えばですね、子にどのような宗教を教育するのか、あるいは宗教学校への進学、これはどうなんだと聞いたら答えられないんですよね。他にも色々医療行為とか、自己決定・プライバシー等に関わる場面の例とかいろいろ違いそうになっている資料を出してそれを聞いたんですけれども、1つ1つ答えられないという話がありました。

でも、例えばDVなどで逃げている方々で言いますと、「これは単独行使できないものなんだ」と言って訴えられるリスクがあるわけじゃないですか。斉藤参考人が、16の裁判を抱えている方もいらっしゃるんだと。で、いつかは誰も自分を支援してくれる人がいなくなるんじゃないかっていう不安を抱えながら、(参考人の意見陳述で)訴えられていたわけですけれども、またこの法案によっていろんな訴えられるリスクが高まっていくんじゃないかと。
日常の行為なのか、あるいは日常の行為ではないけれども急迫として認められる場合があるのか、それを一覧表にしてまず出してくれと。それじゃないと裁判をされるリスクが、判断の基準が分からないじゃないかということで求めましたので、これが出てこないうちに採決なんか絶対にありえないと思っております。

その審議の後、理事会では自民党の筆頭理事から、12日は1時間40分、各党20分質問をした後、終局なんだという提案がありました。野党はいろんな主張をして、採決はやるべきではないと、そんな段階にないじゃないかということで戦ってまいりました。
引き続き、皆さんの声を国会に届けるために、審議に届けるために、一生懸命頑張りたいというふうに思っております。ご一緒に力を合わせていきましょう。
鎌田さん(鎌田さゆり議員)も全力で頑張っておりますので、またご一緒に力を合わせていきましょう。


当日の発言は、こちらにまとめています。どうぞご覧ください。


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