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【速報】「#共同親権を廃案に」院内集会 国会議員13名から発言 ①福島みずほ 参議院議員(社民党)

4月23日、「#共同親権を廃案に」院内集会 "「共同親権」導入で被害者を増やさないために" が開催されました。
院内集会では、13名の国会議員が発言し、廃案・慎重審議を求めました。

この記事では、議員の発言を掲載します。動画もぜひご覧ください。

<発言した議員>
福島みずほ 参議院議員(社民党)、倉林明子 参議院議員(日本共産党)、本村伸子 衆議院議員(日本共産党)、山井和則 衆議院議員(立憲民主党)、水野もと子 参議院議員(立憲民主党)、打越さく良 参議院議員(立憲民主党)、吉良よし子 参議院議員(日本共産党)、鎌田さゆり 衆議院議員(立憲民主党)、福山哲郎 参議院議員(立憲民主党)、山本太郎 参議院議員(れいわ新選組)、山添拓 参議院議員(日本共産党)、大河原まさこ 衆議院議員(立憲民主党)、大椿 ゆうこ 参議院議員(社民党)
※動画メッセージ含む。その他、れいわ新選組 参議院政策委員 よだかれんさんからの発言もありました。



福島みずほ 参議院議員(社民党)

どうも皆さん、こんにちは。
参議院でいよいよこの民法改正案、共同親権が議論になります。
木曜日に質問があり、そしてゴールデンウィーク明けの7日に午前と午後、参考人質疑があります。
この共同親権、大問題です。
私は仲のいいというか、うまくいっている、養育費や面会交渉、うまくいっている人たちは単独親権だろうが共同親権だろうが、やっぱりうまくやるだろうと思うんですね。

一番の問題は、非常に葛藤を抱えたり、対立がある場合ににもかかわらず、事実上、共同親権になったりするときの弊害です。
やっぱり、介入やいろんなことが起こり得ると思っていて、そのことを心配しています。
だから、せめて共同親権やるときは、両方の真摯な合意がない限りは共同親権にしないとすべきではないでしょうかと思っています。

子どもの養育をめぐって非常にいい争いをしていて、離婚してよかった、やっと解消されたと思っても、それが続くってことはやっぱり問題だと思います。
それから、衆議院の議論でも日常業務かどうかの議論があって、でも、転校や転居って共同親権じゃないとダメなんですよね。
居所指定権とかそれは本当に大変で、例えば相手方、別居親が同意しない限り、子どもがいじめにあっても引っ越しができない。
自分が仕事したくて実家に帰ろうと思ってもできない。
そんなことが起きるっていうことは大問題だと思います。

とりわけ、また、参議院で、共同親権だと高校授業料無償化も合算すると。
学校の先生が、共同親権なの? 単独親権なの? と子どもに聞いて両方収入証明をもらわなくちゃいけない。
でも、共同親権でも養育費とは無関係ですから、養育費もらってないにも関わらず合算されるという、とんでもない状況が起きる。
児童扶養手当が切られたり、児童手当はどっちが受給するか大問題になる。

監護権は絶対に決めて、子どもを本当に保護すべきだというふうに思っています。
各々作用にすごく生煮えまま家庭裁判所の体制も整わないまま突っ走るのはおかしいと。
同性婚や選択的夫婦別姓は、30年、40年、いろんな意見がありますと、まだ実現しないにも関わらず。
しかし、この共同親権は真っ二つに議論が分かれ、デメリットや弊害が予想される中でなぜ拙速にやるのか、それは理解ができません。

だから、参議院での議論を大いにしっかりやって、この問題点をしっかり言って、私はこれは今、整理させるべきではないと実は思っています。
頑張ります。ありがとうございます。


参加した議員の発言などは、こちらからご覧ください。

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