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Ubu SupplementがCAMPFIREデビューするまで

※事前に以下のnoteを読んでいただけると、読み進めやすいです
わたしが30歳からFemTech事業をはじめる理由

※CAMPFIRE終了しました、現在は下記公式販売サイトで販売しております
https://ubu-official.com/


きょう、3月3日からクラウドファンディングCAMPFIREで、弊社の第一弾プロダクト「Ubu Supplement」初回会員募集が始まった。

CAMPFIRE ページ:子を望むすべての女性へ向けたサプリメントボックス「Ubu」先行会員募集

わたしがなぜUbuのデビュー日を、「3月3日」にこだわったかというと、毎年3月1日~8日は「女性の健康週間」であり、みなさんご存知の通り女子の健やかな成長を祈る節句・ひな祭りだからだ。

人生初のクラウドファンディングの様子は、というと。
開始後約12時間が過ぎた0時半から、一人っきりになったオフィスでこのノートを書きはじめたところ。2,000,000円の目標金額に対し、95名の方から1,413,172円(70%)のご支援をいただいている。

想像以上にたくさんの方が共感、拡散してくださり、支援してくださっている。本当に本当に、本当に感謝しかない。ありがとうございます。

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Ubu Supplementを世に出すまでを、期間だけで話すと短期間に感じられあっさり聞こえてしまうのだが、本当に色々あった。

まず、2019年8月に会社を辞めると告げ退職した2019年12月末、そして起業して2月までの間、睡眠時間と土日の時間を削って、今まで通常で生きてきたより2倍は頭と手足を動かして生きた実感がある。
なので半年間が1年以上に感じられた。

ちなみにその間の妊娠準備については、昨年は旦那さんの仕事の都合で離れて暮らしていたこと、2年間の治療に疲れたことからお休み。それでも病院には最低限の範囲で通っていたけど、本気モードよりもはるかにゆるいので、いい息抜きになった。

2019年8月からUbu Supplementリリースまで試行錯誤を繰り返した。
最初の頃は、サプリメントのサの字も出ていなかった。

わたしの実体験から、最初は法人向けの福利厚生をメインに考えていてユーザー層や知人の会社にヒアリングなどをした結果次のステップにしようと決めた。その後はリアルな場のコミュニティを作りたいとあらゆる可能性を探ったり。「妊孕力の知識」を伝えるためのサービスやプロダクトを、渾身の力作と言えるレベル感では10個くらいは考えたかなぁ。

2-3案くらい同時進行で可能性探りから動いて、考えて、動いて、どうするか検討する。その繰り返し。
ことごとくあれも違う、これも違うという状況になって、本当にやりたいことが霞んでしまった時もあった。
やっぱりちょっとは凹むんだけど、でも二言はないと自分を奮い立たせる、みたいな。

それでいくとサプリメントは、同時進行で検討していたことの1つではあっただが、当初、卵子凍結だったりチェックキットをメインの軸に考えていたので、ここまで注力することになるとは思わなかった。

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なかなかファーストプロダクトを進められない状況下で、取締役が

「ちょっと難しく考えすぎなんじゃないかなぁ。たとえばありさみたいな治療経験がない私にとっては、ありさから情報を教えてもらうだけで未来を考えるきかっけになるよ。だから、もっと柔らかく考えてもいいと思うんだよね。」

(多分それ以上にかっこよく言っていたが)そう言ってくれたことで、着眼点が変わった。

私はすでにサプリメントを飲むのが習慣になっているのだが、思い返してみれば、妊娠準備をスタートして担当の先生から勧められ真っ先に取り入れたのがサプリメントだった。私の日常に溶け込んでいたように、ターゲット層の日常に溶け込むのは想像ができた。
そして、サプリメントは工夫をすればもっと妊娠準備を前向きにする要素があって「妊孕力を知るきかっけ」もつくれるんじゃないかという大きな気づきがあった。

また、これまでWeb編集や雑誌制作などコンテンツ作りをしてきた経験から、サプリメントボックスのデザインも同梱する資料も、保管しておきたくなるコンテンツにできるんじゃないかと。

そこからは2.5倍くらいのスピードで動いて、さまざまな専門家の方々のご意見を聞いて、自信を持っておすすめできるサプリメント制作に注力し、いまに至る。

いまとなっては、Ubuのファーストプロダクトが「Ubu Supplement」でよかったなと心から思う。

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取締役の言葉を借りると、

取締役である彼女は急がば回れ的な、手戻りが少なく結果が出せるような合理的なやり方が正義だという考え方。
一方、私はというと三歩進んで二歩下がる的な、とにかく問題を速く処理して前に進み続けるやり方が正義だという考え方。

平成生まれ・ミレニアル世代の同い年でここまで手法が異なるとは、感慨深いものがある。

こんな荒鉄砲な私を、異なる正義で支えてくれる彼女がいてくれるおかげでMEDERIは成り立っているし、ウーマンウェルネスケアブランド「Ubu」は生まれた。

何か新しい挑戦をすると、それだけですごいと言っていただけるが、わたしはというと全然すごくない。
こうやって応援してくれるみなさんにも頼りつつパワーをもらい、パワーをくれたみなさんのために最高にいいものを作って届ける。あたりまえのことをしているだけ。

読んでくれているあなたこそ、毎日誰かからパワーチャージして、然るべき時に他の誰かにパワーをあげて暮らしているので、そんな自分をたまには「すごい!えらい!」って愛でるべきです。

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本当はちょっとクラウドファンディングデビューする今日が怖かった。もしかしたらもしかして誰も支援してくれないんじゃないか……なんて。
でも、パトロンのみなさんのあたたかいコメントを読んでいると感涙。みなさんのおかげでたくさんの優しさと愛に包まれてドキドキな1日が終わろうとしている。今日は、ちょっとだけいい夢が見れそうだ。
いま、心からCAMPFIREをやってよかったと思っている。
ぬおお、書いてる途中で支援者が99名に(感涙)!100番目の支援者になってくれるのはどんな方なんだろう。もうもうっほんとに嬉しいなぁ!!!

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現在の支援者99名の方からパワーをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
3月31日から順次発送です。「支援してよかった!」とあなた様に思っていただけるようお届けまでメンバー一同全力で調整を重ねます。

CAMPFIREでは3月31日まで支援者を募集いたします。リターンはオリジナルステッカーがもらえる500円から、サプリメントが通常よりお得に手に入れられるものもご用意しています。
ぜひ、ご興味ある方は下記ページをご覧いただけたら、それだけでも嬉しいです。

CAMPFIRE ページ:子を望むすべての女性へ向けたサプリメントボックス「Ubu」先行会員募集

最後に、わたしの熱すぎる想いを受け止めて、何度も打ち合わせを重ね公開の10秒前まで調整してくださったCAMPFIREの村田アルマさん、FemTech×クラウドファンディングといえば!ということでわたしの希望により突然グループに入ることとなったファンキーさんこと山中直子さん。そして、CAMPFIREというクラウドファンディングサービスを作ってくれた家入一真さんに感謝の気持ちを込めて。

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