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超広角レンズが気持ちよくハマった

どこに出かける時でも、それがたとえランチを買いに行くコンビニであっても、いつどこで撮りたいものが現れるかわからないので、極力カメラを持ち歩いています。
でも昨日は取材に出かけるとき、なんだか体がダルくって、少しでも荷物を減らして仕事に集中せねば……と、泣く泣くカメラを持たずに家を出ました。荷物は軽くて楽なのだけど、どうも心もとない。寂しい。

道中、気が向いたので、サクッとiPhoneで撮影してみました。これが、なかなか楽しく撮れました。

バッキバキでいかにもな不自然さのある写真ですが、まぁ、これはこれで楽しい。

iPhone13 Pro Maxについてる広角レンズって、35mm換算で13mm相当なんですね。かなり広く、パースが面白い感じで撮れて、ほほう…となりました。

今まで私、どちらかというと「寄りたい」願望の方がつよくて、35mmはどうもニガテ、通常は50mm、75mmや90mmや100mmの中望遠でもしょっちゅうスナップしてきたのですが。
思い起こせば、都内のビル群だとか、ぱっと目の前に広がる景色に対しては、やはりカメラを向けてもイメージ通りには収まらなかった記憶が。
無意識的にガマンしてきたのかもしれないな、と思ったのでした。

それで急に広角、それも超広角をカメラにつけて、遊んでみたくなりました。どうせなら、28mmとかよりも、いっそiPhoneくらい、ガッツリ超広角がいい。
思い立ったが吉日。速攻欲しいレンズが見つかり、たまたまそれが近くのヨドバシカメラに在庫があることがわかったので、行ってみることにしました。
TT Artisanの10mm F2.0です。FUJIFILM X-T5に付けるAPS-C、Xマウント用なので、換算15mmの超広角です。なんと3万円でお釣りが来ます!なんてリーズナブル!レビューをいろいろ見たら、評判もなかなか良いです。


買ってすぐにX-T5に付けて遊んでみたのですが、はからずも、今しか撮ることのできない、新宿西口の景色を収めることができました。そう、ここは今、小田急デパートが取り壊されて、東口の建物が見える状況なんですよね。
陽が沈んで間もない時間帯です。F値が2.0と明るいレンズなので、いい感じに写りました。

いやはや、さすが15mm。新宿の高層ビルもあっさりサックリ収まってくれるのが気持ちイイ!楽しい!

カラーでも撮ってみましたよ。あらかじめX-T5に仕込んでおいた、フィルムっぽい色味に調整してあるjpeg撮って出しです。

西口からLUMINEが見えます。
肉眼では都庁はもう少し近くに見えていました。面白いなぁ。

X-T5とこのレンズの組み合わせだと、892gか。軽い方ではあるけれど、やっぱり「ひと荷物」な重量ではあるので、体力消耗時には気楽に持ち歩けるわけではないけれど、いろいろ撮ってみたくなりますね。
横浜あたりをフォトウォークしたら楽しいだろうな。

軽さで考えたとき、OLYMPUS PEN E-P7に、SLR Magic 8 mm f4(換算16mmで、レンズはなんと110g!)という選択肢もあって迷ったのですが、今回は画質の方を優先してみました。
(といいつつ、フィルム調の粒子乗せちゃうんだけどね)


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