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台湾に行きたいわ(1/2)

2024年2月、台湾は台北に行きました。
初めて一人での海外旅行だったので心配性estのわたしは内心おろおろしましたが、お国柄にもお助けいただき何とかなりましたアンド、ちょうたのしかったです。ひとりで海外また行きたい。せっかくなので書いてみます。たぶんちょう長い。

-1日目
羽田空港を8時くらいに出発するフライトにしたところ、家から始発で行ってもびみょうな時間になりそうだったのと、コロナ前以来の国際線だったので、空港ちかくのホテルに前泊しました。
大田区の銭湯とサウナを堪能できてよかったのと、旅がはじまるわくわく感が増して、ほんと~にやってよかったです。ビジホでビール飲みながらプライムビデオを見て眠りにつくしあわせ。次もこのムーブで行きたい。

カービィつれてった

1日目
空港へ。早朝なのに結構人がいる。オンラインでチェックインは済ませていたので、荷物だけ預け入れる。はやばや保安検査を済ませ、空港ラウンジへ。思いのほか時間がかかりあんまりゆっくりできなかったけれど、このラウンジで過ごす時間はまさにエアポケットという感じででいい。

飛行機に乗り込むと、あの例の、入国カードはいらんかね~がやってきて受け取ったところ、?みんな受け取ってないな…?なんで…?と思い調べてみると、オンラインで申請可能、と知りoops…と恐れ慄き自分の無知さにうなだれた。チェックインはオンラインでやってたのに相変わらずの詰めの甘さ。よって離陸前にオンラインでぽちぽちやった。もっと早くやっておきたかった…。

無事に離陸し、行きは4時間程度。朝からカツカレーの機内食をもりもり平らげる(出されたものは残せない)。「クルエラ」観てた。おしゃれでかわいいという浅はかな感想しか抱けない。

そうこうしていると無事に到着。なかなかスーツケースが出てこなくて、まさかこの距離でロストバゲッジはないだろうとアセアセした、ふつうに出てきた、安堵、心配性。

もろもろ済ませてまずは事前に申し込んでいたキャンペーンの抽選に向かう。なんでも、台湾政府が実施している個人旅行者を対象にしたもので、日本円にして約20,000円が当たるというキャンペーン。20,000円ってけっこうでかい、だから意地っ張りのわたしはあらゆる手を尽くしインターネットの海を泳ぎまくり、「一番最初に落ちてきたやつにタッチすれば当選する」という情報を信じてトライしてみたところ、無事当選!。近くにいた日本人団体客の方々が拍手してくれる。

これ、のちのち重大インシデント(大袈裟)となったのですが、受け取り方法におかれまして、わたしは悠遊カードという電子マネー(たぶんPASMOみたいなもの)にしていたはずが、実際に受け取ったのはiPASS(PASMOみたいなんだけどPASMOじゃないもの)であった、もちろんこの時点では気づいていない。というのも、悠遊カードは使えるお店がたくさんあるが、iPASSは使えるお店が少ないという情報を得ていたからだった。グッジョブ自分、とこのときばかりは鼻を高くしていた。

外貨両替も済ませて、いったんホテルに荷物を預けるため、まずはホテルに向かうことに。悠遊カード(と認識しているiPASS)当たったし、贅沢にタクシーで(あんまりタクシー乗らない人間)行っちゃお!と意気揚々とタクシーに乗り込み流れゆく街の景色を、ほえーと眺めて、ホテル着、カード差し出す、首を振られる。??おかしいな??と思いながらも現金で支払う。

ちなみにホテルはこちら。中山という地区にあり立地もとてもいい(もはやトイレしに自分の部屋に立ち寄ってた)、部屋の内装もシンプルなのにあたたかみがありおしゃれでおすすめ。

ホテルで荷物を無事に預けて、この時点で12時半くらい、調べていた魯肉飯を食べに行く。なんかよくわからないので歩いていく。途中セブンでお茶を買う。台湾のお茶はすべからく甘いと聞いていたが、ほんとに甘かった。でもべたべたしていない。

紙に書いて注文する。注文をとってくれた店員さんも、あそこにお箸があるよ、と教えてくれた店員さんもやさしかったので安心した。今後のことを考え泣く泣く小サイズにする。おいしい!お肉はひき肉っぽい感じ、粗びきてきな。わたしは天丼しかり、たれのしみたご飯がすきなんだよな。そして食べ物はちゃめちゃ安い。

出て、目の前の公園でぼーっとしてから、調べていた書店までまた歩いていった。今回の台湾の目的はわりと、いわゆる独立系書店をめぐることだった。以下、この日に行った書店。ぜんぶ歩いて行った。

もちろん書かれていることはほとんどわからず、装丁がすてきでも買うに踏み切れず、ぐぬぬ…となった。どの書店も日本に関する本も思ったより置いてあって、目についたのは小川糸や村上春樹の小説だとか、坂本龍一、安西水丸に関する本でした。

いちばん最後の、朋丁さんがいちばん好き。ここで、「みつめ」(姚愛寗⁣)を買いました。日本語も書いてある!刹那的な文章がうつくしく、ところどころ散りばめられた毒のようなものにどきっとする。手に取ってひらいた瞬間、あ、これは買わなきゃいけない本だ、と強く思った。ほかのアートブックとかもとてもすてきでした。

一方、わたしは透明雑誌という台湾のバンドがすきなので、彼らと関わりのある以下のお店にも行ってみました。VOOID(透明雑誌)ステッカーを購入。特にPAR STOREはにぎわっていましたし、台湾の(たぶん)センスある若者がたくさんいて、ここは確かに通いたくなる…!と思いました。

ほかにはお洋服とかアクセサリーとかみてまわりました。旅先で身に着けるものを買うとその旅が思い出されていいな、と思うので、指輪を買いました。かわいい店員さんがリサイズしてくれてうれしかったし。あとはアームウォーマーみたいなのも買った、ちょうかわいいです。

それでですね、わたしは豆花のことが、とてもとても好きなんですね。まずは有名なこちらに足を運びました。


食べた瞬間に「!!??!」となりました。ほんとうにほんとうにおいしい。おいしい、以上です。豆花の、あの豆腐てきな部分というより、ピーナッツのくせのなさ・しっとり感に驚き、ピーナッツってこんなにおいしいの…と感激でした。近くのスーパーでピーナッツスープみたいなのを速攻買って帰りました。シロップもべたべた甘くなくておいしい。

せっかくだし悠遊カード(と認識しているiPASS)を使っちゃお~とちかくのお店に行くもやはり使えない、おかしいな~と思いよく見てここで気づく。愕然。愕愕愕然。残りの日々、いたるお店でこれ使えますかと聞いては「No!!」と振られ続け、インターネットで調べたiPASS加盟店でも使えない日々、「じゃあ一体これはどこで使えんだよwwwww」(wwwは使わないほうが品がありスマートではあるが、wwwでしか表現できないニュアンスもある)とひとりごとを声に出しながら街を歩きました。意地を張るのはよくないということを学びました。

夕方、一度ホテルに戻り荷物を置いてから、あんまり有名なところ行ってもしゃーないか…とホテルからまあまあちかいこちらの夜市へ。

たぶんあんまり日本人の方はみかけなかった気がします。ここで、あの中華まんたちを蒸している屋台というか屋根すらなかった売り手の方がいらっしゃったんですけれど、ミルクまんみたいなやつ食べたんですけれど、「!!!???!」となりました、つまりめちゃくちゃおいしかったということです。こんっな…蒸したてあつあつの中華まん…おいしい…んですね…明日も絶対来ます…。カスタードとかしょっぱいのとか、いろいろあった。

これだけだとあやしさ満点

あとはフライドチキンみたいなのも食べました。台湾No.1!みたいなこと書いてあったけれど、本当かよ。おばちゃんがやさしくしてくれてうれしい。葱クレープみたいなのも食べたのですが、これも「!!???」となって、すごくおいしかった。もちっとした食感がたまらない。

たぶんわたしは、食感の中でも「もちもち」「むっちり」食感がすきで、台湾の食べ物にはそういった食感の食べ物が多いから好みに合致していたのだと思います。

それでしめにやはり、豆花もいっかい食べたいと思い、調べたらヒットしたこちらへ、案の定歩いていく。

お外に面したカウンター席で食べる。開け放たれた窓から入ってくる夜風が気持ちいい。ここもおいしかった。あまあまそうに見えて甘ったるくないシロップがおいしい。

スーパー(安心してiPASSが使える)で台湾ビール含めお土産になりそうなものを爆買いして、ホテルに戻る。足がちぎれそう、歩数を見ると32,000歩強。これは新記録か…?と思ったけれど、2017年に訪れたパリの37,000歩/日が不動のチャンピオンだった。どうかしている。コンビニで休足時間を見つけたので買って帰る。マッサージとか受けてもよかった。

ホテルで台湾ビールを飲み、足をもみもみしてはやばやねむった。続く。

人の行く道

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