マガジンのカバー画像

リアルサーフィン小説 〜〜ビジタリズム〜〜

24
ある時、ふたりのサーファーが初めて訪れた「万里浜(まんりはま)」。そこは、異色のサーファーたちがひしめくワケありのポイントだった!?クセの強いローカルサーファーに翻弄されつつも、… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

【サーフィン小説】ビジタリズム|22話

<21ラウンド目 ツイン 22ラウンド目 症候群2階のバルコニーからビーチへと伸びる階段を降り…

100
9

【サーフィン小説】ビジタリズム|第21話

<20ラウンド目 再現力 21ラウンド目 ツイン「前野くん、こっち側から出て、下に降りてもらえ…

100
10

【サーフィン小説】ビジタリズム|第23話

<22ラウンド目 症候群 23ラウンド目 Have To Go誰にも気づかれないように、少しずつ少しずつ…

100
8

【サーフィン小説】ビジタリズム|第20話

<19ラウンド目 別人格 20ラウンド目 再現力ナミノリが頷く瞬間を見届けると、鬼瓦は自分も満…

100
7

〜〜波待ち日記〜〜 日本初のリアルサーフィン小説、テイクオフ

3月3日(水)ノーサーフ ノーサーフなのに、「波待ち日記」をしたためるのにはワケがある。 …

19

【サーフィン小説】ビジタリズム|第1話

1ラウンド目 マエノリくん 「やっぱり、今日は万里浜に行こうよ」 助手席でスマホをいじって…

52

【サーフィン小説】ビジタリズム|第2話

<1ラウンド目 マエノリくん 2ラウンド目 オフ・ザ・リップに憧れて「マエノリくんはさ、万里はローカルがキツいっていう妄想が頭で膨らみすぎて自分から壁を作ってんじゃない?ていうかさ、そもそも地元に住んでるサーファーを一括りにして“ローカル”って呼ぶこと自体が違うと思うんだよね。それって国籍だけで人の性格を決めつけるレイシスト的な発想だし」 和虎は時々ド正論の豪速球を投げ込んでくる。 「それはそうだけどさ……いいウワサを聞かないのは確かじゃん」 力丸の脳裏には、ツイッタ

【サーフィン小説】ビジタリズム|第3話

<2ラウンド目 オフ・ザ・リップに憧れて 3ラウンド目 サーファー同士のエセ絆道はいつの間…

20

【サーフィン小説】ビジタリズム|第4話

<3ラウンド目 サーファー同士のエセ絆 4ラウンド目 マエノリくん、本領発揮ゆるいオフショ…

35

【サーフィン小説】ビジタリズム|第5話

<4ラウンド目 マエノリくん、本領発揮 5ラウンド目 マエノリは犯罪です力丸は、ボードの上…

100
24

【サーフィン小説】ビジタリズム|第6話

<5ラウンド目 マエノリは犯罪です 6ラウンド目 ローカルたる所以(け、警察官……?ヤクザ…

100
26

【サーフィン小説】ビジタリズム|第7話

<6ラウンド目 ローカルたる所以 7ラウンド目 117シェイプス「いや本当に申し訳ないです!」…

100
18

【サーフィン小説】ビジタリズム|第8話

<7ラウンド目 117シェイプス 8ラウンド目 万里に来た理由 南端のピークへ向けてパドルしてい…

100
20

【サーフィン小説】ビジタリズム|第9話

<8ラウンド目 万里に来た理由 9ラウンド目 Take it easyサイズが、上がってきた。 入ってくるセットはコンスタントに頭ぐらいある。 同時に次第に強まってきたオフショアに煽られ、ブレイクの瞬間、飛沫がリップから尾を引くように宙を舞う。その様は、波をまるで大海でうねる龍のように見せていた。 朝イチとは言えない時間帯となり、サーファーの数もぼちぼち増え始めた。 和虎は相変わらず南端のピークに近いバンクに張り付いていたが、力丸は2度と余計なトラブルを起こさないよ

有料
100