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1年かけてじっくり自分軸を育てる自分軸手帳部

9/30より自分軸手帳2023の先行販売が始まりました。
(メルマガ購読者には先行販売のお知らせが配信されます)

私は2021年に自分軸手帳を購入、自分軸手帳部に参加しました。
これまでプランナー型手帳は1か月も続いたことがなかったのですが、自分軸手帳は半年続き、間もなく2年が経とうとしています。

3日坊主の私がここまで手帳を続けることができなのは間違いなく自分軸手帳部のおかげ。
なので、初めてプランナー型手帳を使う人新しい習慣を身につけるのが苦手、という人にはぜひコミュニティへの参加を検討してほしいと思っています。

そんな中、2023年の自分軸手帳部は有償化されました。
(2021年、2022年は自分軸手帳を購入すれば希望するユーザーは誰でも自分軸手帳部に参加することができた)

これには2022年ユーザーも、初めて自分軸手帳を購入しようとしていたユーザーも驚いた方が多くいらっしゃり、またその金額から入部を迷われている方、見送ることを決めた方も見受けられます。

私自身は2021年、2022年と自分軸手帳部で手帳に取り組んだ経験から、また自分自身の特性も考慮して、2023年も引き続き自分軸手帳部に参加することを決めました。

今回は継続して自分軸手帳部に参加することを決めた背景をまとめます。

自分軸手帳を続けて得られたもの

手帳を続けた結果得られるものは人それぞれですが、私の場合は「自己効力感」です。

具体的には次のようなことです。
・毎月の振り返りを行うことにより「今月もなんとかやってる」と思えるようになった
・予定を立てた通りに実行するのが苦手だが、(時間がかかったとしても)実行に移せることが増えた
・未来の予定を予約することで気がかり事項が減った
・初めて非スケジュール型手帳が1か月以上続いた(間もなく2年)
・人生のテーマが見つかった

こういったことの積み重ねで自己効力感を感じられることが増え、自己効力感が高まると「自分でもできるかも。やってみよう」と思えることが増え、それが行動につながります。

行動が積み重なればそれが変化につながります。

これらの思考・行動の変化は一朝一夕で手に入ったものではありません。
2021年から自分軸手帳部を通じて自分軸手帳を使ってきたからこそ得られたものだと感じています。(自分にとっては漢方。ジワジワ効く。以前運営メンバーさんにインタビュー頂いた際にもお話ししました。)

遅効性の活動は成果を見落としがち

ジワジワ効くものって気づきにくい。
インタビューでもお話ししましたが、自分軸手帳部内の部員さんによるイベントに登壇されるような方と比べて、劇的な変化はありません。
でも折に触れて振り返ってみると「あれ?」と変化に気づくのです。

思考錯誤しながらも1年間手帳を通じて自分と向き合って、月末、半年後、1年後に振り返りその変化に気づく。
そうしてじっくり自分軸を育てていく。

だから自分軸手帳部の活動は1年単位なのだろうし、それが自分軸手帳部の特徴でもあるのだと思います。

なぜ自分軸手帳部なの?

上記に書いたようなことは自分軸手帳部でないと得られないの?と思う方もいらっしゃると思います。
いえいえ。全くそんなことはないと思います。

肝心なのは「手帳に取り組む習慣をつけること」そしてそれを「継続すること」

世の中の手帳関係のコミュニティは習慣化を助けるものだと思いますので、自分軸手帳部でなくてもよいと思います。(無料や月払いで参加できるコミュニティもある)

「人生を変える習慣のつくり方」という本には「習慣化のアプローチはタイプによって異なる」ことが書かれており、「小さく始めたい」人にとっては年額を初期投資する必要がある自分軸手帳部は合わないかもしれません。

一方で、上述したように「自分軸を育てる」って時間がかかるし、成果がなかなか見えにくい。
先ほど紹介した本にはこうも書かれています。

成果がはっきりと現れない習慣は、特に継続が難しい。自分のためになることを、自分の意思に従ってやっているという満足感は得られても、輝かしい成果はめったに得られない。とはいえ、その実りのない時期を耐え抜くことができれば、本当の意味で自分の習慣となる。そしてその価値は、人生がよりよいものになることで証明される。

「人生を変える習慣のつくり方」 グレッチェン・ルービン著

自分軸手帳で取り組む「自分軸育て」は、変化まで時間がかかる。なので挫折しやすい。
だから1年間単位の先行投資型にして、継続することに意思力をできるだけ費やさず、仕組みで取り組めるようにサポートする自分軸手帳部はよく設計されていると思います。

私自身は最初の3ヶ月で手帳を書くこと自体が習慣化したことがその後の継続した手帳活動につながったと思っていますし、その後の取り組みも試行錯誤しながらだったので、支援を得られたり(イベントやもくもく会)、反応を得られる(Teamsによるアウトプット、交流の場)場の存在には助けられました。

部費について

ちなみに自分軸手帳部の部費が「高い」とされていることについて、私自身は以下の通り考えています。

(1)実際に高いのか?
Twitter上で「自分軸手帳部の参加を考えていたが、会費が高額で悩んでいる」との声が上がっています。実際どうなのでしょうか。

  1. 自分軸手帳部部費
    年額¥18,000(先行期間中の場合。手帳本体価格を引いた額)
    →月額¥1,500

  2. 比較
    (1)一般的な習い事代(あくまで主観):月額 ¥5,000〜¥10,000
    (2)手帳コミュニティ(りく調べ)  :無償〜月額 ¥3,000

月額にすると一般的な習い事や他手帳コミュニティと比較し、飛び抜けて高額な訳ではないと思います。

(2)金額は妥当なのか?
飛び抜けて高額な金額ではない一方、そもそもその金額は妥当なのでしょうか。
部費はどんなことに使われているのでしょうか。
2022年自分軸手帳部メンバー向け説明を聞いた上での私の理解を以下にまとめました。

①場のメンテナンス費
公園管理をイメージするとわかりやすいと思います。
利用者が安心安全に利用するためには整備が必要になります。
自分軸手帳部では活動するためのプラットフォームを用意したり、トラブル対応をしたり。
また利用者が継続して楽しく利用できるよう、さまざまな活動やイベントの企画、運営を行います。
会費にはそういった活動を行うためのメンテナンス費が含まれています。

②翌年度以降の手帳及び手帳部活動の企画、実行
また自分軸手帳や手帳部の活動を継続的に続けていくために、翌年度以降の製品やサービスの企画、広報、販売活動が必要になりますが、こういった活動にもお金がかかります。

2022までの2年間は運営メンバーがほぼボランティアでこれらの活動を行ってきましたが、自分軸手帳及び自分軸手帳部を長期的に運営するためには活動を継続するための体力が必要。そのために2023より有償化されることになりました。

正直、¥1,500が妥当かどうかは、こういった事業活動を行ったことがないので判断がつきません。
一方、今までのボランティア活動がイレギュラーであること、一般的な習い事でも月謝のほかに教材費や管理費がかかることもあることを考えると、運営費や管理費としてお金がかかることは理解できます。

なので、今回の値上げには納得しますし、月額¥1,500/月が妥当かは置いておいて、私は価値があると思っています。(今はそれなりに習慣化していますが、習慣化できていない状態であればなおさら!)

最後に

冒頭で書いた通り、自分自身の特性を考慮し、継続できる仕組みを提供している自分軸手帳部への参加を決めました。

今回私が自分軸手帳部への参加を決めた背景をまとめましたが、何を軸に決めるかは人それぞれ。
ぜひみなさんの自分軸とその決定を大事にされてください。

その結果、自分軸手帳部に参加することを決められたら、1年間、一緒に自分軸を育てていきましょう!

手帳部に参加はしないけど、自分軸手帳を使われる方。
自分軸手帳部以外の場でぜひ交流して、お互いにあうやり方で自分軸を育てていきましょう^^


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