【緊急投稿】松本人志さんの件 その1
公務員クエスト失敗おじさんの「ありのこ」です。
2023年の年末にダウンタウンの松本人志さんが文春砲を受け大変なことになっています。
文春砲の内容はくわしく書きません。
ネットに腐るほど出ていますので。
私は1979年の44才です。
1990年代ダウンタウンがお笑い界で天下を取る様をテレビで見てました。
「ダウンタウンのごっつええ感じ」という人気番組が「ごっつ変な感じ」で終わってしまい「ごっつ嫌な感じ」になったのは10代の思い出です。
今回は松本人志さんの件について個人的に思うところを書いていきたいと思います。
吉本「当該事実は一切なく」の「当該事実」って何のこと?
吉本興業がコメントを出しています。
「8年前となる2015年における女性との性的行為に関する記事」について「当該事実は一切なく」と吉本は言っています。
この当該事実は何を指すのでしょうか?
吉本興業がはっきり明示していないので分かりません。
当該事実を一番広く解釈すれば「スピードワゴン小沢さんがアテンドするそんな怪しい会合はなかった」となります。
「一切なく」は「全面否定」とも報道されています。
よって「吉本(松本人志さん)はそんな変な会合がないと言っているんだ」と感じた人はそれなりにいたと思います。
「当該事実」をもうちょっと狭く解釈すると「そういう会合はあったが性的なことはなかった」となります。
「ただ楽しくみんなでお酒を飲んでいただけ」という事です。
性的なことは一切なかった。
「当該事実」を最も狭く解釈すると「強制的な性的行為はなかった」となります。
そういう会合もあったし性的な行為もあった。
しかし強制ではない。
吉本(松本人志さん)がどの意味で「当該事実は一切なく」と言っているのかよくわかりません。
吉本が出したコメントの全文を見ても書いてありません。
もしかすると「法的な観点」から「強制的な性的行為はなかった」という意味で「当該事実は一切なく」と言っているのかもしれません。
司法(刑事・民事の両方)の観点から見れば「強制的な性的行為はなかった」の意味で良いと思います。
最悪の場合は裁判で争うことになるでしょう。
裁判の争点は「強制的な性的行為があったかどうか」になるはずだからです。
吉本の法務担当や弁護士が対応策の相談を受ければ「強制的な性的行為があったかどうか」を意識して対応策を出してくるでしょう。
法的にはその対応は正しい。
しかし一般国民(テレビの視聴者)は法的な正しさ(だけ)を求めているわけではありません。
「法的には適切なプレスリリースをしたら企業がより泥沼にはまる」ケースがたまにあります。
「もしかすると吉本と松本人志さんはこの泥沼にはまっているのかも」とも思えます。
まっちゃん なんであんなツイート(ポスト)したの?
「もしかすると吉本と松本人志さんはこの泥沼にはまっているのかも」と思ったのは松本人志さんのツイート(ポスト)が理由です。
ツイッター(X)で松本人志さんはLINEのスクショを引用して「とうとう出たね。。。」とツイートしています。
LINEのスクショは文春以外の週刊誌で報じられたもののようです。
これを引用して松本人志さんはツイートしています。
「はてさて、このツイートってどうなのか?」と私は思うのです。
このツイートはどうなの?その1 これって小沢さんが出したの?
LINE流出がいまや当たり前のようになっています。
しかし「LINEのやり取りを外部に出す」ということがそもそも正当化されることなのでしょうか?
「個人的なLINEのやり取りを週刊誌に出す」のが正当だとみんなに思われるか?
「松本人志さんの無実を証明するため」ということで正当化されるという考え方もあり得ます。
しかしこのLINEのスクショはスピードワゴン・小沢さんサイドが出しているように見えます。
松本さん本人が自分の無実のために出すのならまだ分かります。
しかし小沢さんがLINEを流出させるのはどうなのでしょうか?
小沢さんや小沢さんの所属事務所はだんまりで何も語っていません。
それでLINE流出ですか?
かなりイメージダウンの悪手だと思います。
このツイートはどうなの?その2 え?その会合はあったんですか!?
松本人志さんがツイートしたLINEは「相手の女性の1つの投稿だけ」引用されています。
週刊誌が報道したLINEのスクショには前の部分があります。
なぜそこの部分はカットしたのでしょうか?
容量の問題なのかもしれませんから「わざと」とか「悪意で」とは断言しません。
しかし週刊誌に載っているLINEのスクショを見ると「ん?もしかして性的なことはあった?」とも思われる可能性があります。
吉本(松本人志さん)が言っていたのは少なくとも
①「スピードワゴン小沢さんがアテンドするそんな怪しい会合はない」
ではなかったと松本人志さんは認めたということです。
つまり「スピードワゴン小沢さんがアテンドする会合はあった」と松本人志さんは認めちゃったわけですね。
そして
②スピードワゴン小沢さんがアテンドする会合はあった。
でも性的なことはなかった
も揺らぎます。
切り抜かれる前のLINEのやり取りを見て「ああ、これは性的なことはなかったんだな」と思う人はどれくらいいるでしょうか?
むしろ「ああ、これは性的なことはあったんだな」と思う人の方が多いのではないでしょうか?
もちろん実際にどうだったのかは分かりません。
しかし多くの国民(テレビの視聴者)は裁判官ではありません。
「どう感じるか」の問題でしかない。
にもかかわらず(小沢さんが流した?)LINEのスクショに触れることがプラスだったのか疑問です。
このツイートはどうなの?その3 決定打にならない
このLINEのスクショが「強制的ではなかった」ことの決定打にはならないことも重要です。
「有力な証拠」と言って良いとは思いますが、決定打とはならないと思います。
週刊誌に出ていたLINEのスクショは切り取られてます。
その前後が分かりません。
その前後が関係ないやり取りなのかもしれません。
「しれない」だけで無関係なのかどうかもわかりません。
だから決定打にならない。
そしてもう1つ決定打にならない理由はどんなに理不尽なことをされても「ありがとうございます」と言うこともあり得るからです。
会社でパラハラ指導しまくってくる上司に部下は何て言いますか?
「うるせえ!パラハラだぞ!」っていう人ってどれくらいいますか?
普通は「以後気をつけます」と言いますよね。
場合によっては「いつもご指導ありがとうございます」と言わないといけないかもしれません。
学生さんだって同じ。
運動部だったら先輩のしごき(という名のいじめ)に「ご指導ありがとうございます」と言わないといけない。
最近はそういう理不尽さは改善されているようですが、まだ残っているみたいです。
となると「ありがとうございました」と言っていても本当に感謝しているか分からないわけです。
少なくとも大人になったら(社会人になったら)理不尽な場面でも「ありがとうございました」と言った経験はあるはずです。
司法に問題が持ち込まれれば、裁判官がこの「ありがとうございました」が「合意があった証拠」になるのか判断することになります。
もしかしたら裁判所は「合意があった証拠」と判断してくれるのかもしれません。
しかし多くの国民(テレビの視聴者)は裁判官ではありません。
むしろ「なんだ?このLINEは?」と否定的に捉えられる危険性があります。
「え?小沢さんのアテンド会合ってあったの?」ということで「松本アウト!」判定する人たちもそれなりにいると思います。
「松本アウト!」判定については「ここ数年に起きた世の中の流れ」が大きな理由です。
ここまででもう3400字くらいになってしまいました。
「ここ数年に起きた世の中の流れ」が本題なのですが次回のnote記事に回します。
👇続き👇
ブログ記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
現在、私は潰瘍性大腸炎という難病のため無職・無収入です。
資産状況は松本人志さんの真逆です。
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