有馬典寿<arima-planning>

60歳の定年を迎え心機一転。これまで培ってきた広告・販売促進の経験とスキル、企画・編集…

有馬典寿<arima-planning>

60歳の定年を迎え心機一転。これまで培ってきた広告・販売促進の経験とスキル、企画・編集・ディレクション力、そして新たに獲得したIT関連の知見。それぞれの業務はもとより、それぞれを束ねた領域でビジネスに携わりたいと思います。

最近の記事

プロフィール

概略 1962年熊本県熊本市生まれ熊本大学法学部卒業 リクルートで求人広告の制作を担当後、地元に戻り広告会社で広告&セールスプロモーションのプランナー・ディレクターとして勤務。 定年後のリスキリングとしてWEB・プログラミングを学習。 食品会社のネット注文サイト管理・運営を担当中。 略歴 1962年熊本県熊本市生まれ 熊本大学法学部卒業 株式会社リクルートで中途採用情報誌の求人広告制作を担当 有限会社ウルトラハウス(地元熊本のタウン情報誌「タウン情報クマモト」発行)で広

    • 違いがわかる?「カスタマーサクセス」と「CRM」

      カスタマーサクセスと「CRM」との違い、あなたは答えられますかこの記事の見出しを目にして、私は思いました。 「カスタマーサクセス」と「CRM」は違っていそうだけど、何がどう違うのかよくわからないな、と。 そこで今回は、日経クロストレンドの記事をもとに、カスタマーサクセスと「CRM」との違いについて考えてみたいと思います。 カスタマーサクセスとは何か? カスタマーサクセスという言葉を聞いたことはありませんか? カスタマーサクセスとは、顧客が自社のサービスや製品を使って

      • なるほど!静岡市は「プラモデルのまち」を見える化したのですね。設備をプラモデルのランナー仕立てにしたり、プラモデルに関する教育や啓発活動を行って「模型の世界首都・静岡」のブランド力の向上を狙ったプロジェクトを立ち上げているとは面白い。 https://www.city.shizuoka.lg.jp/805_000001_00143.html

        • エンドロール!その表現があったか

          なるほど!あのCM、実は医療従事者に感謝するメッセージだったんですね。 エンドロールには、林遣都さんを支えた人たちの名前や顔がズラリ。 医療現場の裏方さんもスターになれるなんて、素敵じゃないですか。 EMシステムズという医療業界のITソリューションを提供している会社のCMだそうです。 映画みたいな感動と余韻のあるCM、すごいですね。 このCMの秘密を知りたくなりましたか? 今回は、映画っぽさとリアリティーにこだわったクリエイティブ手法について紹介します。 クライマックス

          新時代マーケティングのキーワード「消齢化」

          こんにちは、有馬です。 今回は、消齢化というキーワードから年代・世代マーケティングの現状を分析してみたいと思います。 「消齢化」とは何か?消齢化とは、年齢層による価値観や嗜好の差が小さくなっていく現象のこと。 博報堂生活総合研究所が30年(!)にわたる長期時系列調査「生活定点」のデータから発見した言葉です。 消齢化の背景には、インターネットやSNSなどの普及があります。 生活者は年齢に関係なく多様な情報にアクセスしやすくなり、コミュニティや趣味の共有も容易になりました。

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          仕掛学で世界を素敵に変えよう!

          子どもと一緒にしかけよう!書籍「毎日がたのしくなる! まほうのしかけ しかけは世界を変える!!」。 読み始めて、全ての漢字にふりがながついていることに気づき「子ども向けの本なのかな」と思いました。 でも内容は難しくないかな?とは思いましたが‥。 読み進めて、世界や日本での「しかけ」事例を知り「子どもと一緒に読みたい本だね」と感じました。 そして読み終わる頃には「子どもと一緒に自分も考える本なのだ」とわかりました。 そして、巻末の「おわりに」で、小学校の「総合的な学習の

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          東京駅で爆売れする菓子メーカーの秘密

          土産菓子最強は鳥取のメーカー出張のときに目にしていましたが、東京駅のお土産売り場では、地域のお土産菓子が人気です。 私と同じように出張先で買い忘れたのか‥と思いきや、地方の菓子が一堂に会しているので好みの地方菓子を買うのに便利だからだそうです。 土産物屋さんを覗いては、地域ごとにいろんなメーカーがあるものだなと思っていたら、東洋経済オンラインに掲載された「東京駅で爆売れ「お土産菓子」作る鳥取企業の正体」というタイトルの記事を発見しました。 人気の地域菓子の多くが、なんと鳥

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          先日noteで『ビッグマック指数で見る「安いニッポン」の真相』をアップした翌日の昼食がビッグマックセット。それもアプリのクーポンがあったのでLLセット。自分の言葉に影響され、クーポンで購入商品を誘導され‥とても影響されやすい人間です。https://www.notion.so/80883039a42543d6bda225b8753f8c35?pvs=4

          先日noteで『ビッグマック指数で見る「安いニッポン」の真相』をアップした翌日の昼食がビッグマックセット。それもアプリのクーポンがあったのでLLセット。自分の言葉に影響され、クーポンで購入商品を誘導され‥とても影響されやすい人間です。https://www.notion.so/80883039a42543d6bda225b8753f8c35?pvs=4

          ビッグマック指数で見る「安いニッポン」の真相

          「ビッグマック指数」と「安いニッポン」。 インパクトのある言葉ですが、具体的な意味はわかりますか? これらは、日本の物価が海外よりも安くなっていることを表す指標となっています。 ニッセイ基礎研究所のレポート『ビッグマックから「安いニッポン」を考える』によると、日本経済にとってこの現象はメリットもあればデメリットもあるそうです。 気になったので、レポートを読んでみました。 ビッグマック指数とは何か?まず、ビッグマック指数とは何かを説明しましょう。 ビッグマック指数とは、世界

          ビッグマック指数で見る「安いニッポン」の真相

          米国のスーパー「ホールフーズ」が2023年トレンドフード選んだ「ヤポンティー」。苦味がなく自然な甘でカフェインやポリフェノールも含まれており、健康意識が高く新商品に敏感な若者層が主な購入者。>日経クロストレンド「ヤポンティー」の正体 https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00693/00016/

          米国のスーパー「ホールフーズ」が2023年トレンドフード選んだ「ヤポンティー」。苦味がなく自然な甘でカフェインやポリフェノールも含まれており、健康意識が高く新商品に敏感な若者層が主な購入者。>日経クロストレンド「ヤポンティー」の正体 https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00693/00016/

          ペヤングやりすぎ伝説

          ペヤングの奇抜な商品開発とサンクコストバイアスペヤングといえば、定番のソースやきそばを思い浮かべる人が多いでしょう。 しかし、近年は「激辛やきそば」や「アパ社長カレー味やきそば」など、奇抜な新商品が毎週のように発売されています。 これらの商品は一見、やりすぎに見えるかもしれませんが、実は無難であることを恐れないチャレンジ精神に基づくマーケティング戦略なのです。 その背景には、行動経済学のサンクコストバイアスという概念が関係しています。 サンクコストバイアスとは サンクコス

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          ドラえもんがタイムマシンにトランスフォーム!「完全変形ドラえもん」。でも申込締切が5月31日までだった。発売は6月28日。気になるけどーいいお値段ですねー。アマゾンでも予約受付中とのこと https://amzn.to/3OKz1bM

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          大好きな絵本作家ヨシタケシンスケさんのエッセイ『思わず考えちゃう』『欲が出ました』に収録のイラストを使った浸透印スタンプが登場(新潮ショップで販売中)。6種類あり木製の持ち手とユーモアあふれるデザインが特徴的。『文具のとびら』より https://www.buntobi.com/articles/entry/news/017568/

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          これはやばい!オンライン失敗のワナに嵌っていた

          オンライン接客で失敗する「10のワナ」日経ビジネス記事で紹介されていた『オンライン接客で失敗する「10のワナ」』。 あちゃーこれまで広告代理店の人間として「こうしましょう」と提案してきたことばかりじゃないですか。 オールドなマスメディアでの常識はオンラインではNGなのですね。 これは勉強になりました。 以下に記事から10のワナ(NG)について簡単にまとめてみました。 ワナ1:とりあえずスモールスタートするスモールスタートは効果が出にくいし、見えにくい。 投稿する店舗

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          「職場のロリエ」プロジェクトについてマーケティングしてみた

          私の家庭は妻と娘二人という女性中心。 なので普通のように「急な生理で大変だった」という会話が交わされていたわけですが、職場での生理用品についてこれまで考えが及びませんでした。 Yahoo! JAPAN SDGsの記事『生理中の心配や困りごとを減らす。ナプキンの備品化プロジェクト「職場のロリエ」』を読んで、今更ながらなるほどと思った次第です。 いい機会なのでマーケティング的に「職場のロリエ」プロジェクトを分析してみたいと思います。 「職場のロリエ」プロジェクトをSWOT分析

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          伝えたくなる魅力=共感がバズる

          バズる商品の作り方「∞プチプチ」という商品を見たとき、すごいと思いました。 プチプチをずっと潰せるなんて、楽しそうですよね。 しかも、それだけで何もできないのにプチプチ。 これはすごいアイデアの商品だと感心しました。 この「∞プチプチ」を開発したおもちゃクリエーターの高橋晋平さんをインタビューした記事『商品を「バズらせる」ための条件とは?』を見つけました。 それならばということで、バズるマーケティングについて学んでみようと思います。 バズる商品には何が必要?SNSが生活に

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