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私と吹奏楽(10)(最終話)

前に進むため、過去を忘れようと努力した夜があった。過去は過去。未来に進むためには必要ない。そう思っていた。だが、忘れようとすればするほど過去の自分が夢に出てきて忘れられなくなった。そこで気づいた。

過去を受け入れなければ、前に進めないのだと。

過去を受け入れることは怖い。自分の過去と向き合わなければならないからだ。しかし、このままでは前に進めない。そう思い、過去の出来事を思い出すことにした。

私の過去は暗い。
特に、吹奏楽部時代の過去は思い出すことが苦しく、暗く、黒い過去だった。だけど、案外なんてことなかった。もう、時効だったのかもしれない。時間が解決してくれたのだと思う。

そんな私の暗い吹奏楽部時代の記憶、そしてその後のことをここに記してみることにした。

ただの自己満足かもしれない。でも、何か少しでも変化があればいいなと思う。

今からでもまた、吹奏楽ができたらいいなあ。

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