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タスクシュートが「プラットフォーム」になる世界観【ユタカジン】



はじめに

おつかれさまです。

この『ユタカジン』は「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに、複数のタスクシューターが交代で時間との向き合い方、タスクシュートの使い方、ひいては人生観などを語っていくマガジン連載です。

月曜日はわたし、「タスクシュート認定トレーナー」、そして「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」ことありひとが担当します。

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最近確立した超便利なルーチンの導線

みなさん、タスクシュートの「リンク機能」は活用されているでしょうか?

通常タスクまたはルーチンタスク開始したときに、あらかじめ設定していたURLリンクも一緒に開いてくれる機能です。

例えば、ストレッチのときに必ず視聴するYoutubeの動画のリンクを設定しておけば「ストレッチ」というルーチンを実行するときにシームレスにその動画を再生することができます。

スマホのホーム画面からYoutubeアプリを開いて、その動画に辿り着こうとするとあらゆる動画がわたしたちの注意を奪ってきます。結果、気づけばぜ全然違う動画に脱線していたり…なんていうのは誰もが経験するよくある話。

「リンク機能」はそんなわたし達に「ルーチン」と「リンク」をセットにしてスムーズな導線を提供してくる強力な機能なわけです。

そんな「リンク機能」を使って最近非常に心地よいのよい導線を確立したので紹介します。

それはメルマガを読むときのルーチンです。

わたしはTaskChute開発者である大橋悦夫さんのメルマガ『TaskChuteジャーナル』(以下、TCジャーナル)を購読させていただいています。

導線確立前は、毎朝始業前にgmailまたはMacのMailアプリから読むのを日課にしていました。

ある日のTaskChute Cloudの画面(ハイライトはわかりやすいように)

ありがちだったのが、メールの受信Boxを開いてその日のTCジャーナルを探している過程で別のメールが気になってしまって脱線してしまうこと。

それはそれでいいのですが、この時間はTCジャーナルに集中したいところです。

そこで気がついたのが、gmailの検索結果はURLに反映されるていること。

どういうことかというと、gmailにおいて

  • 受信Boxに存在する

  • かつ、「シゴタノ」という文字列が含まれている(※)
    ※TCジャーナルには「シゴタノ!メンバーシップ」という差出人から送られる

という条件を検索するには検索ボックスに「in:inbox シゴタノ」という形で検索を入れればヒットします。

そしてこの検索条件は次のキャプチャのURL欄のように表現されます。

上記検索条件におけるgmail

このURLをコピーすると次のようになります。

https://mail.google.com/mail/u/0/#search/in%3Ainbox++%E3%82%B7%E3%82%B4%E3%82%BF%E3%83%8E

%とか不思議な記号になっているのは、ブラウザが日本語表記を読み取れるように変換してくれているためです(「デコード」といいます)。

このURLをルーチンのリンクに埋め込んでおくと、タスクを実行する都度
「受信Boxに存在し、かつ"シゴタノ"という文字列が含まれている」フィルタがかかった状態のgmailの画面に飛ぶのです。

わたしは読んだメールは削除するかアーカイブするようにしているので、すべてのメルマガを読み終えていれば次のキャプチャのようにからっぽの受信Boxが開かれます。

受信Boxに存在しないときのgmail

これによって読み漏れや実は一度読んだメールを読み直してしまうといったことがなくなります。とっても快適。

ランチャーアプリとしてのタスクシュート

タスクシュート協会が提供する『タスクシュート マスター講座』に「タスクシュートが本線」という考え方があります。

これは「プロジェクト・ノート」「ガントチャート」「TODOリスト」「レシピ」…。タスク管理やプロジェクト管理をサポートするためのツールは数あれど、それらはあくまで「支線」であって、常に軸となる「本線」はタスクシュートである、という考え方です。

この「タスクシュートが本線」を具体的に実践する方法のひとつが各種ツールをURLリンクから開くことができる「リンク機能」なのです。

こうやってみるとタスクシュートはランチャーアプリの側面があります。

ランチャーアプリというのは、代表的なものはWindowsでいえば「左下のスタートボタン」、Macであれば「Launchpad」というようにアプリを起動するためのアプリです。

ただ、タスクシュートは他のランチャーアプリには類を見ない特性を持ちます。それは生活の時間軸に沿ってアプリを起動していけるという点です。

必要なときに必要なアプリを必要なカタチで起動できる。これって結構すごい可能性を秘めていると思うんですよね。

これはタスクシュートが1日にフォーカスして、その日やることを実行順に並べるという設計思想で出来上がっているからこそなせるのです。

妄想は膨らみます。

もしタスクシュートがスマホのように世界中の誰もが必ず使うプラットフォームになった世界が来るとしましょう。

そうすると、プランやルーチンを共有するなんてことができるようになるかもしれません。

とある会議の参加者全員が、その会議のタスクを開始したときに全員が確認すべきnotionやGoogleドキュメントが起動する、そんな使い方があるかもしれません。

ちょうどGoogleカレンダーのメモ欄に議事録のURLを貼っておくイメージです。

タスクシュートの新たな体験を提供してくれる「TaskChute Cloud 2」もβ版テスト中

「1日の流れに沿ってタスク管理をしていく」というタスクシュートだからこそ、夢は広がっていきますね。

そして、次世代にツールである「TaskChute Cloud 2」もいよいよβ版テスト中です。わたしも先行して使わせていただいております。

ノート機能が拡充されており、「タスクシュートが本線」の"本線"がどんどん骨太になっていく期待が膨らみます。

ますますタスクシュートの世界観は広がっていきそうですね。楽しみです。

今日はこの辺で。
ありひとでした。


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