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「結婚」今昔物語③(ママン別居日記103)

ちょうどこのシリーズを書いている時、徹子の部屋に宇崎竜童・阿木燿子夫妻が出ていらっしゃいました。

私が大好きなお二人。個々にも大ファンですが、まさに理想のご夫婦。

昨年12月に、結婚50周年・金婚式をお迎えになったそうです。

宇崎さんは、毎年、結婚記念日を忘れるそう。阿木さんもセレモニー的なことにそれほど熱心ではないそうですが、さすがの金婚式。宇崎さんに前々から声をかけて旅行に行くことにしていたとか。でも、結局、何もなく終わってしまったと。宇崎さん曰く、映画のロケが入って、忘れてしまったと。阿木さんは数日間、機嫌が悪かったそうで、「一生、言い続けます。」と。宇崎さんは、当日、花を贈ったそうですが、暫く怒っていたと、二人で笑ってお話されていました。


50周年を迎えた感想。

阿木さん「隣を見ると、嗚呼、この人と50年ね、と思います(笑)。お互い元気で力を合わせて生きてるな、と。リラックスしていられるのはいいかな。」

宇崎さん「全部、阿木の言うことを聞いていれば乗り越えられる。私の人生のプロデューサー。何でも聞けばいい。」


宇崎さんは、567禍で料理をするようになったとか。でも、覚えが悪く、買い物もトンチンカン。おかずの魚を一尾しか買ってこないとか、今は年寄り猫が一匹なのに、餌を150袋買ってきたりとか。妻の立場としては、想像するだけで腹立ちますけど、許せちゃうよな、宇崎さんなら。


二人は何でも言い合える対等の関係と言います。

18歳の時に出会った大学のクラブの同級生。


それぞれのご両親のお話もされていました。

阿木さんのお父様は、大正生まれ。お母様は7つ下。亭主関白。父は、愛しているのに、母に優しい言葉をかけてあげないのは、ちょっと可哀想だったと。そして、母は私を羨ましく思っていた、と。「お父さんに言いたいことが沢山あって、でも言えなくて。あなたは幸せだよ。◯さん(←宇崎さん)にだったら、何でも言えるでしょ。」


徹子さん「言いたいこと言うの?」
宇崎さん「言われます。言われまくってます。」(笑)


宇崎さんのご両親は、二人共、明治生まれ。父は、頑固で厳格。ご自身が一人っ子だったから、子どもは8人。宇崎さんが8人目の末っ子だそう。

お母様が亡くなる時、宇崎さん以外の子ども達が全員集められ、「父(夫)はとんでもない人で、こんなことした、あんなことした。」と不満を全部言って、間もなく亡くなったとか。

徹子さん「でも仰って、ほんとに良かったですよね。スッキリして旅立てて。」

阿木さんも、「はい、そう思います。長い間、胸に溜まっていたことが一度に出て、ほんと見事にその日のうちに亡くなられました。」


宇崎さん「言わないでしょうね?」

阿木さん「私は、小出しにしてるから、大丈夫。(あなたこそ)言わないですか?本当は我慢してたんだとか。」


「俺、何か言いたいことあるの?」と阿木さんに尋ねている宇崎さん。

それを見て、大笑いする徹子さん。
「何も無いよな、俺?って、阿木さんに聞いているのが可笑しい。」と。


宇崎さん「不満とか無いんですよ。これでいいと思っているから。言いたいことはこちらから(阿木さんを指して)言われているけど、こちらからは無い。」


何でも、相談し合うのだと。小さな家具を買うにしても何でも。そんなに違わない。感性とか。食べ物とか。それは良かった、と仰っていました。(あー、ウチは違うよ。真逆よ。笑)


宇崎さんは、本当に優しい。全身から優しさが滲み出ています。いつ見ても。オーラが優しい。


関係ないですが、宇崎さんと桑田佳祐さんて、お誕生日が同じなのよね。私は、お二人とも昔から大好き♡


私、誕生日1日違いで、同じだったらな〜なんて、よく思っていました(すみません、どうでもいいですよね!汗)


宇崎さん・阿木さんお二人共、76歳。

(あっ、母が亡くなった歳。今年の3月15日で丸5年。父は、17年前、67歳で亡くなっています。お二人はお幸せね。)


年をとって、毎日、スマホを探すんだ、と仲良く話されていました。


最後に、
(ルールル、ルルル、ルールル…🎵)


徹子さん「旦那様が我慢してることはないの?」

宇崎さん「ストレス無いもんな、俺。無いです。」


あ〜、良いご夫婦♡
いや〜、素敵╰(*´︶`*)╯♡


「これからもどうぞご夫婦、お元気で仲良く。」と、心から思いました(*^▽^*)

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