Semana Santa 聖週間が始まります。
グアテマラ含め、ラテンアメリカではセマナサンタの関連行事が始まりました。セマナサンタとはスペイン語でsemana santa 聖なる週という意味でイエスキリストの復活祭までの一週間をさして、復活祭は西洋ではイースター、ユダヤ教ではこの時期はちょうど過越祭にあたります。
今年は3/2がcuaresma、カトリックでは四旬節の始めの日にあたり、グアテマラでもel miercoles de ceniza 灰の水曜日と言われていて、イエスの復活祭から46日前にあたります。
アンティグアでもセマナサンタの飾り付けが始まり、キャンドルやお香を売るお店も増えてきます。
早速、私は別の理由でしたがお部屋のお清めをするために、天然のお香コパールとミルラを買い、炭で炊きました。
コパールは木の樹脂が化石化する過程のもので、化石化が進むと琥珀になります。
古代マヤのシャーマンたちが病魔を祓い浄化のためにお香として使われていました。
ミルラは旧約聖書にはイエスに東方三博士が貢物としておくられたという記述があり、日本語では没薬(もつやく)と訳されます。あんまり日本では馴染みがないですよね。
古代エジプトの儀礼で使用されていて、ミーラの語源とも言われています。
その他、マヤ特有の浄化方法として、los siete montes という7つの草花を束にしたものを、日本の神道の榊のようにお祓いに使われています。
身体や部屋についた悪霊を祓うために使われますが、日本でいう塩撒きや榊の献花ににています。
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