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京都散歩10:今度は「甘茶」には早すぎた。建仁寺から霊源院、六道珍皇寺へ

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
京都検定2級対策で市内のスポットを散歩して記録しています。

今回の京都散歩は、建仁寺から霊源院に抜けて六道珍皇寺まで巡ります。

訪問日当日からスタートした「建仁寺塔頭 霊源院」の天井画『墨龍図』と『甘茶の庭』の見学が目的のメインです。
一か月弱の特別公開です。

楽しみ


【2024年5月18日】
最高気温30℃越えの一日となりました。
まだ5月。。。

川端四条からスタートです。

連休の喧騒から落ち着きを見せていて、四条通りも多少歩きやすい印象です。

四条を東へ花見小路に向かいます。

南座
入ったことない

壹銭洋食さんもいつもの感じ。
今日は「にしんそば」を食べてしまったのでチラ見で通り過ぎます。

壹銭洋食

写真を見返すと、岡崎周辺の三条通や神宮道といった比較的大きな道には、電信柱がないことに気が付きます。

お疲れ様です!(`・ω・´)ゞ

花見小路に入ります。

人通り少なめ

ほぼ海外からの観光客か、一攫千金を狙う大人たちしか歩いていない印象です。

行列だらけの飲食店と、そこだけ空気感が変わるウインズ京都を超えると「建仁寺」に到着です。

建仁寺

花見小路からですと、北門から境内に入ることになります。

【学習メモ】
宗派:臨済宗建仁寺派総本山
山号:東山
ご本尊:十一面観音菩薩坐像(方丈)
    釈迦如来坐像(法堂)
国宝:風神雷神図屏風、
重文:方丈、勅使門、山水図、花鳥図、雲竜図
庭園:方丈庭園「大雄苑」。方丈前の枯山水庭園。
   方丈庭園 「潮音庭」
   方丈庭園 「○△□乃庭」
メモ:
・法堂 双龍図
・「平成の茶苑」は茶の将来八百年を記念し平成三年に植樹されたものであ 
 り毎年5月には茶摘みが行われる
・建仁寺開山・栄西禅師が、中国から茶種を持ち帰って日本において栽培を 
 奨励し、喫茶の法を普及された。

京都・観光文化検定試験公式テキストブック/公式HP

まず境内を散策したいと思います。

北門

祇園の中心とは思えないとても広大な敷地です。

西来院

山門を入ってすぐに、Blue Bottle Cafeのコーヒートラックがあり、スタッフさんが訪れる皆さんに挨拶されていました。
期間限定の様です。

いつもは行列の様ですが、今の時期はねらい目かもしれません。
悩みましたが次の機会に。
コーヒートラックのキーホルダーが気になる。

勅使門

境内が広すぎるので、一旦勅使門に。
両脇に緑の木々を従えて、法堂まで一直線に連なる境内はさすがの圧巻です。

勅使門

三門(望闕楼)

三門も拝観料無しで散策できます。
とても立派です。

法堂へ

法堂と方丈

今回は中にはお邪魔せずに外からご参拝。

法堂
向唐門
奥が方丈

禅居庵

開運勝利の御利益のある摩利支天(まりしてん)が祭られています。

建仁寺は塔頭含めて、とても見どころの多いお寺です。
また改めてご参拝したいと思います。


霊源院

勅使門の横道を東に向かうと、建仁寺の境内から出て霊源院にたどり着きます。

とても感じの良い受付で拝観料を納めて境内に。
撮影可能か伺いましたが大丈夫ですとのこと。

ここも甘茶


天井画

中国のビジュアルアーティスト、陳漫氏により奉納された天井画『墨龍図』が特別公開されています。

寝転んで写真撮ってみてくださいとのことでしたので、試しにゴロン。
全体が視界に入ります。
家の天井にも欲しい。

最近このように新しいアーテイストの作品を取り込まれている寺院がいろいろあって、新しい魅力を発見できるのも散策の楽しみです。

引き込まれる迫力
好きだなぁ。


庭園

足立美術館の庭園を作庭し「昭和の小堀遠州」と称された中根金作を祖父に持つ、造園家の中根行宏氏、中根直紀氏(中根庭園研究所)により作庭された庭園「鶴鳴九皐」とのこと。

甘茶が咲いたらすごいと思う。

ここも額縁みたい
美しい。
也足軒

甘茶(アマチャ)

アマチャはアジサイ科の植物でガクアジサイの仲間。
見た目はほかのアジサイと違いはないそうです。
葉に甘みがあり、お茶にすることができる特徴があるため、こう呼ばれています。

仏様の誕生日の花御堂へかける甘茶とは、このアジサイからつくられるもののこと。

前回散歩では上御霊神社のイチハツに間に合いませんでしたので、今回は先回りしたつもりでしたが早すぎました(;^_^A

もう少しの様なので、機会があればまた伺いたいと思います。

もう少しかな

見学を終えて受付のかたにお礼したら、少しだけ咲いていると教えていただきました。
たしかにほんの少し。。。
これはこれでよいかな。

ありがとー


六道珍皇寺

霊源院を出るとすぐに八坂通で、目の前が六道珍皇寺になりますが、境内には松原通までぐるっとまわるようになります。

六道珍皇寺

【学習メモ】
宗派:臨済宗
山号:大椿山
ご本尊:薬師如来
重文:薬師如来坐像
メモ:
 ・盂蘭盆会の六道まいり
 ・幽霊子育飴

京都・観光文化検定試験公式テキストブック

閻魔・篁堂

左側が閻魔、右側が篁堂様です。
格子から覗いて参拝してくださいとのこと。

鐘楼(迎え鐘)

何かと思いましたが、この紐を引くそうです。
試しましたがあまり大きな音ではなくかすかに。。
引っ張り方が悪かったのでしょうか。

これを引っ張る
想像以上に紐が伸びる(;^_^A
ゴムゴムの実?

本堂

障子が締まっていてどうしていいかわからず、こちらも格子から伺って参拝しました。

御朱印希望の場合は呼び鈴とあったので、中に参拝するときはお願いする方式なのでしょうか。
なにか申し訳なくてできませんでした。

本堂

冥土通いの井戸

こちらの戸から確認します。
見つけるのに少し時間かかりました。
近くで見たい。

右奥にあるのですが・・
遠い。。


ご参拝を済ませて今回はこちらで終了です。

六道珍皇寺を出てすぐ東にいくと東大路通になりますが、ここからは清水寺、高台寺観光の行きかえりでごった返しています。

このまま東山方面のバスにはとても乗れる気がしないので四条烏丸に向かうバスで迂回します。

それではまた。


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