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京都散歩その9:「上御霊神社」イチハツには少し遅すぎた

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
京都検定2級対策で市内のスポットを散歩して記録しています。

今回の京都散歩は上御霊神社に伺います。

連休中に訪れた平安神宮の「神苑」に咲いていた杜若がとても美しかったので、まだ「イチハツ」が見れるかもと思い訪ねてみました。

【2024年5月11日】

「京都市営地下鉄烏丸線 鞍馬口駅」からスタートします。

アナウンスや改札にも鞍馬方面に行くのは国際会館まで行くように案内されていますが、確かに「鞍馬口」という名称だと、ここが鞍馬に向かう入口の様に思ってしまいます。

実際には京の七口の一つである鞍馬口(鞍馬街道の起点)であることが由来となっています。

ところで、烏丸線の各駅にいるこの人形、いつも気になるのですが正体は何なのでしょう。。?

たくさんいるんですよね。

駅を出てすぐに上御霊前通ですが、通り過ぎて「淡海食堂」さんに先にランチに行きます。
散歩とランチはセットなのです♪

食事を済ませ、淡海食堂さんを北に進んで上御霊前通に戻り、西に道なりに進むと四脚門(南門)です。
門の手前あたりがイチハツ群生地の様ですが、残念ながらもう咲いていませんでした。

四脚門(南門)

こちらからは入らずに楼門に向かいます。

先に買い物を。
上御霊神社といえば、楼門前の「からいた屋本店」が名物です。
こちらは銘菓『唐板』のみを扱われているお店です。
いただいたことがないので購入しました。

からいた屋本店

割れない様にカバンにしまってから境内に。
(帰宅したら少し割れていた(´;ω;`)ウッ…)

上御霊神社

それではご参拝に。
御霊神社は「鎮霊のお社(こころしづめのおやしろ)」と言われているそうです。
仕事で感じている、いろいろな想いを鎮めたいと思います。。

【学習メモ】
御霊神社(上御霊神社)
桓武天皇が非業の死を遂げた弟・早良親王の怨霊を鎮めるため御霊として祀ったのが御靈神社の始まり。

祭神:
 崇道天皇(早良親王)
 井上大皇后
 他戸親王
 藤原大夫人
 橘逸勢
 文屋宮田麿
 吉備真備
 をはじめ十三柱
メモ:
 ・本殿は皇居の賢所(かしこどころ)御殿を下賜されたもの。
 ・社前で販売している唐板には疫病除けの御利益があるとされる。
 ・御霊杜で畠山総領の座を巡る内紛が応仁の乱の始まり

京都・観光文化検定試験 公式テキストブック

鳥居

良い天気に鬱蒼とした木々の緑が映えます。

楼門

荘厳な楼門から境内に入ります。

手水舎

神楽殿

とても立派な神輿が中に並んでいました。
飾りがとても綺麗です。

立派な神輿

本殿

本殿にご参拝します。
メモにも記載しましたが、皇居の賢所(かしこどころ)御殿を下賜されたものとのこと。

無事にご参拝できましたので、「イチハツ」を探して境内を散策します。

イチハツ

イチハツとはアヤメ科の多年草で、アヤメ類の中で一番先に咲くので、
一初(イチハツ)というそうです。
季節の訪れを感じることがではる場所です。

福壽稲荷神社の鳥居脇にに少しだけ残っていました。
こちらが群生して咲いていたら、さぞや綺麗だろう。

福壽稲荷神社

鎮座された年月日は不明とのことですが、周囲と比べて朱塗りの鳥居が鮮やかです。

そのまま本殿をぐるりと一周
境内は整理された美しさというよりも、少し手つかずの自然の美しさが優先されているように思います。

緑がまぶしい
絵馬所

応仁の乱発端の地

応仁元年(1467年)に御霊神社境内の御霊の森に陣を構えた東軍(畠山政長)を西軍(畑山義就)が襲撃した「御霊合戦」が発端とのこと。

石碑

ここにも少しだけ。

近所の親子連れやのんびのり散歩を楽しんでいる方の姿がありました。
昔から「上御霊さん」として親しまれているのがわかります。

こちらで今回のお散歩は終了です。
来年はもう少し早めにお邪魔して、群生されている景色を楽しみたいと思います。

それではまた。


周辺の道路にもありました

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