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【コラム】いも?馬?アメリカ?タイル貼りのパターン①
こんばんはひろです
私たちが普段よく目にする建物の材料のひとつにタイルがあります!
タイルというのは、なかなか奥が深く、魅力的な材料です。
日常生活のなかで、建物の外装であったり、キッチンなど水まわりであったりいろいろな場所で目にしているでしょう!
タイルの貼り方には、まっすぐ並べたり、ちょっとズラして貼ったり、斜めに置いたりといくつもの種類のがあります。
それもタイルの魅力のひとつです!
今回はそんなタイルの貼り方=目地のパターンについてまとめていきたいと思います‼︎
目地とは?
『目地ってなに?』という方もいると思うので、まずは目地についてカンタンに説明していきます!
目地とはタイル貼りや石貼りの部分でみるコイツのことです。
タイルを貼る場所によって目地の材料も違ったりとなかなか奥が深い…
いろいろな役割があるのですが、『美しい外観を保つために設けられているもの』と考えてもらえれば大丈夫です。
目地の役割については、別の記事で詳しく紹介しようと思います!
タイル貼りのパターン
1.芋目地(通し目地)
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目地が水平、垂直方向ともに一直線に通るようなシンプルな貼り方です。
街中で1番よく見かける目地のパターンかと思います。
目地が揃っているので、石の模様を活かすことができます!
でも、『なんで芋目地っていうの?』と疑問に感じる人も多いでしょう。
芋目地という呼び名は芋の根っこが規則正しく伸びる様子に似ていることが由来となっています。
呼び名の由来を聞くと、納得できるし、何だか面白いですね!
2.馬目地(馬踏み目地・破れ目地)
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芋目地からタイルを半分ずつズラして貼ると、馬目地という貼り方になります。
馬目地という名前はウマの足跡のように交互になっていることが由来となっています。
足あとが由来になっていることから、馬踏み目地と呼ぶことも!
芋目地に比べて少しスタイリッシュに感じます!
3.四半目地
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次に紹介するのは、四半(しはん)目地
タイルを貼る場所の水平・垂直に対して45度斜めに貼ります!
最初に登場した芋目地と同じじゃんと思う方もいるかもしれませんが、別の貼り方なんです!
45度斜めに貼るため、端っこのタイルをカットする必要があり、少し手間がかかる貼り方です…
4.ヘリンボーン(やはず張り)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127945955/picture_pc_6e23b973061a60a8efaaecbbfac8fd7d.png)
お次はヘリンボーン(やはず張り)
なかなかユニークな名前をしています!
タイルを斜めに、長手と小口が接するように交互に向きを変えて貼り付ける目地割です。
ヘリンボーンという名前の由来は、『なんと魚の骨!』
形状が魚の骨に似ているので、ニシン(英語で herring)の骨(bone)でヘリンボーンとなっています‼
ヘリンボーンは矢筈(やはず)貼りとも呼ばれています。
矢筈とは弓矢のお尻にある、弓の弦を引っ掛けるV字の部分です。
こちらも形状が似ていることから矢筈張りと呼ぶようになりました!
さいごに
タイル貼りのパターンはまだまだあるのでこのへんで
今回紹介した4つの貼り方は、建物内の床で使われることが多い貼り方です!
次回は外壁に使われることの多い、タイル貼りのパターンを紹介したいと思います!
読者のみなさんがお出かけしたときに、このタイル貼りのパターンは!?と建築デザインを楽しんでほしいです!
ではまた
最後まで読んでいただきありがとうございます‼︎
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