荒島社

福井県大野市にある合同会社 荒島社です。 2020年より大野の商店街でホステル事業始め…

荒島社

福井県大野市にある合同会社 荒島社です。 2020年より大野の商店街でホステル事業始めています。 荒島旅舎 HP https://arashima-hostel.com/

最近の記事

TOP interview vol.8

10年後の大野を考える人口減少や高齢化、空き家問題など、まちなかの景色はどんどんと老いていく。 不安に駆られて考えれば考えるほどブクブクと潜ってしまい、思考が停止しかける。 遠くない未来にやってくる地域の問題を業界トップの方々はどう見ているのか? そんなお話をお聞きする企画です。 第8回は、第6回に引き続き農業のお話。 お話を聞かせてもらったのは、今年から専業農家となった純ちゃん農園さん。 取材をする中で、色々な人が純ちゃん農園の周りにいるのを感じました。 畑作業のちょ

    • TOP interview vol.7

      10年後の奥越を考える人口減少や高齢化、空き家問題など、まちなかの景色はどんどんと老いていく。 不安に駆られて考えれば考えるほどブクブクと潜ってしまい、思考が停止しかける。 遠くない未来にやってくる地域の問題を業界トップの方々はどう見ているのか? そんなお話をお聞きする企画です。 今回から大野市のお隣、勝山市まで「奥越」を1つのエリアと捉え取材していきます。 第7回は、繊維業のお話。 そして、自分達が暮らすまちの話。 今回取材させていただいたのは、縫製業の会社であり

      • TOP interview vol.6

        10年後の大野を考える人口減少や高齢化、空き家問題など、まちなかの景色はどんどんと老いていく。 不安に駆られて考えれば考えるほどブクブクと潜ってしまい、思考が停止しかける。 遠くない未来にやってくる地域の問題を業界トップの方々はどう見ているのか? そんなお話をお聞きする企画です。 第6回はずっと気になっていた農業というお仕事。 大野は見渡す限り田んぼや畑があり、田舎=農業のイメージもあるけれど ビジネスとしては厳しいって声をよく聞きます。 実際はどうなのか? お話を聞くと

        • TOP interview vol.5

          10年後の大野を考える人口減少や高齢化、空き家問題など、 まちなかの景色はどんどんと老いていく。 不安に駆られて考えれば考えるほどブクブクと潜ってしまい、 思考が停止しかける。 遠くない未来にやってくる地域の問題を 業界トップの方々はどう見ているのか? そんなお話をお聞きする企画です。 第5回は税理士というお仕事。 事業をする上で必要になっていくお金や数字のこと。 その事業者が安心して仕事ができる環境をサポートする。 それは社員や家族のためだったり、生きるためだったり、 夢

        TOP interview vol.8

          TOP interview vol.4

          10年後の大野を考える 人口減少や高齢化、空き家問題など、まちなかの景色はどんどんと老いていく。 不安に駆られて考えれば考えるほどブクブクと潜ってしまい、思考が停止しかける。 観光とは別の軸の仕事という軸。 大野にはたくさんの企業があり大野を支えている。 遠くない未来にやってくる地域の問題を業界トップの方々はどう見ているのか? そんなお話をお聞きする企画です。 第4回は大野唯一の木地師というお仕事。 “これまで”のやり方に抗う“これから”の人のお話。 今にあっていない山積

          TOP interview vol.4

          TOP interview vol.3

          10年後の大野を考える 人口減少や高齢化、空き家問題など、 まちなかの景色はどんどんと老いていく。 不安に駆られて考えれば考えるほどブクブクと潜ってしまい、 思考が停止しかける。 観光とは別の仕事という軸。 大野にはたくさんの企業があり大野を支えている。 遠くない未来にやってくる地域の問題を 業界トップの方々はどう見ているのか? そんなお話をお聞きする企画です。 第3回はIT業界。 労働人口が減るこれからの大野にこそ必要な仕事ではないか? って思います。 お話を聞いて、課

          TOP interview vol.3

          TOP interview vol.2

          10年後の大野を考える人口減少や高齢化、空き家問題など、まちなかの景色はどんどんと老いていく。 不安に駆られて考えれば考えるほどブクブクと潜ってしまい、思考が停止しかける。 観光とは別の仕事という軸。 大野にはたくさんの企業があり大野を支えている。 遠くない未来にやってくる地域の問題を業界トップの方々はどう見ているのか? そんなお話をお聞きする企画です。 もしかしたらまちの未来を考えることって、もう少し生々しくて、 この大野でどうやったら食ってけるかどうかみたいな話なんじゃ

          TOP interview vol.2

          TOP interview vol.1

          10年後の大野を考える人口減少や高齢化、空き家問題など、まちなかの景色はどんどんと老いていく。 不安に駆られて考えれば考えるほどブクブクと潜ってしまい、思考が停止しかける。 観光とは別の軸の仕事という軸。 大野にはたくさんの企業があり大野を支えている。 遠くない未来にやってくる地域の問題を業界トップの方々はどう見ているのか? そんなお話をお聞きする企画です。 人が訪れ、地域の人と交わることで起こるまちの“にぎわい”というもの。 大野の仕事=“なりわい”という軸でみるとどのよ

          TOP interview vol.1

          商店街の記憶 (彫刻家×はんこ屋さん)

          商店街とソトの人が繋がった。こういう瞬間をもっとみたい。 ソトの人が商店街でコトを起こした、小さなソトコト。 昔、この商店街にはたくさんのお店があった。 そこにはたくさんの人の暮らしがあり活気もあった。 しかし、今はだんだんとお店も少なくなってきていて、例にも漏れず高齢化している。 あと5〜10年もするとこの商店街の景色はだいぶ変わると思う。 次の人がいない。そのくらいご近所さんは年配の方が多い。 ずっとここでこの日常を作ってきてくれた人はほんとうに尊い。 自分たちにはな

          商店街の記憶 (彫刻家×はんこ屋さん)

          商店街を愛で表現する

          ホステルを始めて5ヶ月。商店街と関わるようになって1年半くらい。自分たちは、だんだんと商店街の人たちと同じ言葉、話題で話すようになってきた。自然体、押し付けがましさが全くない。ここにいる感じがする。ここにいることが腑に落ちてる。そんな感じ。 商店街の理事長山田さん(トップ写真)とはまるで友達かのようにお互い気にかけあい飲みにもよく行く。隣の毛糸やのおばちゃんとは、永年のツレのように手を振りあい、店前でたわいもない話をする。近所のお惣菜屋のおばちゃんと娘さんとは、月に2回の旅

          商店街を愛で表現する

          オープンして2ヶ月

          7月は知人を中心に 8月は予約サイトを中心にじわじわ広げていった 県内でエリアを盛り上げるために活動している人たち 1週間ワーケーションする微住者 大野にある百名山「荒島岳」に登る人(この需要は結構あった) 恐竜博物館と海を楽しみに来た子どもたち などなど 県内から県外までいろんな人が訪れた いろんな人の「1日」にお邪魔してるような心待ち 宿やるってこういうことなんだなって思った あたり前だけど知らない人ばかり まさに一期一会の連続 荒島旅舎の1階はラウンジで スタッフの

          オープンして2ヶ月

          プレオープンします

          コロナが少しずつ落ち着き、というか日常になってきて いよいよ旅舎をプレオープンします。 6月は試験的に扉をあけ、知った人や、ふらっと来た人と昼間っから酒を飲みながら「密」のすばらしさをギュッと噛み締めてました。 しかしながら宿泊となると、不特定多数の人を呼び込むことにもなるし「密」をつくることにもなる。ほんとコロナは思考にまで入ってきてめんどい。 素性の知らない人を受け入れるのには正直まだ抵抗もある。もちろん宿である以上、誰でも泊まれる。 「密」という言葉はコロナ以降、悪の

          プレオープンします

          もうしばらくお待ちください。

          この宿は、商店街にある。 私たちには日常であり、旅人には非日常でもある。 このグラデーションを楽しむことがこの宿の醍醐味となるといい。 伝えたいのは観光でなく、この狭間にある時間や人。 誰かに案内されるのではなく、自らがとけ込み、何かを発見するような。 3月も終わり、荒島旅舎は着々と完成しつつある。 4月のオープンを控えた矢先、世の中はあっという変わってしまった。 コロナ。 宿がある福井県でも連日感染者は増えている。 この商店街にはたくさんのかわいらしいお年寄りが住んでい

          もうしばらくお待ちください。

          理想の商店街をつくる vol.2 〜敷居をまたぐ〜

          「空き家とサーカス」でもう1つ考えていたこと、それは今あるお店との関わり方。 この商店街には今でもたくさんのお店がある。しかし、中に入ったことのある店は少ない。 例えば「地酒を買いたい」「和菓子が食べたい」など目的によってお店を目指し、その前で車を止めて買ってきてしまう人がほとんどなんだと思う。歩く必要がないと感じさせてしまう商店街は、とても大切な機能を失っている。どうやったら他のお店にも興味をもって関わってもらえるのか。悩ましいけどスルーできない問題。 駐車場に車を止め、

          理想の商店街をつくる vol.2 〜敷居をまたぐ〜

          理想の商店街をつくるvol.1 〜シャッターをあける〜

          荒島旅舎が始まる前、合同会社 荒島社としてこの五番商店街に関わるきっかけとなったイベント「空き家とサーカス」。 空き地にサーカス団が来るように、いろんなお店がやってきて商店街をにぎやかす。 空き家とサーカスのイベントの様子は下記の大野が誇るYoutuber 仲村屋の動画をご覧ください。 空き家、空き店舗を、大野にあったらいいよねってお店や大野の人がやりたいことを表現する場所として開放し、期間限定で理想の商店街をみんなでつくってみようという企画。空き店舗をたくさんの人にみて

          理想の商店街をつくるvol.1 〜シャッターをあける〜

          台湾微住者からの気づき

          先月12月になんと台湾からリノベーションチームが大野にやって来た。6日間の微住。 まずもって、今回はただ宿泊施設を整備しよう!というものじゃない。 「面白そう」と流れと勢いで動いてるこのプロジェクトにはかなりの余白がある。つまり受け入れの幅がゆるい。 ただつくるだけじゃやっぱり面白くないよね。誰かと一緒に作りたいよね。国内じゃなく、いきなり海外と繋がったらいいよね。などと話しているなかで、前回の記事にもある田中くんの存在と繋がった。「微住」してホステルをつくること。 場所の

          台湾微住者からの気づき