マガジンのカバー画像

特撮怪獣ヨタ話(※昭和多め)

116
主に怪獣や特撮についての感想文・エッセイをまとめました。生きてる期間は平成の方がずっと長いですが、基本的に昭和が多めです。ここnoteでも昭和特撮ネタ興味を持つ方が増えていいただ… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

令和に「幻のヒーロー仮面」が登場?!

 いや、確かに『開運!なんでも鑑定団』のテレビ欄には 「今田も興奮…昭和<幻ヒーロー仮面…

ゴジラルームと「ゴジラ3大NG事項」に関して。

 映画のエンドロールでも流れた「ゴジラルーム」に関する記事。  仮に、自分がこんな部署に…

『ゴジラ×コング 新たなる帝国』〜怪獣バトルアクションを&ドラマ……はい、怪獣の…

 以前の予告解禁時に 「ゴジラとコングでパンチ・パンチ・パンチ!」 と書いたのは間違ってな…

CD『ゴジラ大全集』復刻+αにまつわる思い出。

 初リリースは1993年。つまりゴジラ誕生40周年に合わせて、過去作品のサントラが一気にリリー…

特撮の歴史とヒロインの◯◯チラ史。

 なんじゃそりゃ、ジャンルが狭い!  でも、あるんだよな。まさかテレビでやるとは思わなん…

『オペレーション・ジェットジャガー』の、その後。

 昨年の11月3日といえば『ゴジラ-1.0』封切、そしてゴジフェス2023の開催日でした。当日は朝…

映画『筧橋英烈傳』(1977):日本特撮が炸裂する台湾発の一大戦争ドラマ!

 「中国抗日戦争」、いわゆる日中戦争を題材にした台湾映画。中華民国空軍のエースパイロット・高志航を主人公に、彼の戦友となる部下や家族の物語、そして日本軍との一大空中戦を描いてます。  なぜこの作品に辿り着いたかというと、特撮スタッフのフィルモグラフィーを追っているうちに海外(アジア圏)から招かれた案件が結構あったからです。その中の一本がこちら。クレジットには美術の三上陸男や高橋章、そして操演技師・鈴木昶の名前があります。  ど直球の抗日映画ですが、話の筋もまたど直球。人一番

『妖星ゴラス』と『海底軍艦』について少し書く。

『妖星ゴラス』(1962) 黒色矮星・ゴラス。質量は地球の6000倍という恐るべき星が、その地球…

午前十時の映画祭14にて『妖星ゴラス』『海底軍艦』上映

 来年度も開催決定。特撮枠は、まさかの2本!  話によると、特撮映画枠はお客の入りもかな…

ゴジラとコングでパンチ・パンチ・パンチ!『新たなる帝国』予告第二弾公開

 予告第二弾公開から1日で1100万再生! 注目度の高さが伺えますね。  『ゴジラ×コング』…

『ゴジラ ー1.0』アカデミー賞への道はあるか?!

 『ゴジラ −1.0』も封切から二ヶ月と半分、12周目の興行に突入しました。今なお国内週末動員…

『ゴジラ ー1.0/C(マイナスカラー)』上映決定

 『シン・ゴジラ:オルソ』上映前トークショーでのやりとりが本当に実現してしまった。  こ…

ミスター平成ゴジラ・薩摩剣八郎氏死去

 年の瀬になってから突然の訃報が飛び込んできた。76歳、まだまだという感じすらある。一怪…

「海神(わだつみ)作戦」と伊福部メロディーの親和性について語る。

 ゴジラのテーマ曲、といえばあの 「♪ダダダン、ダダダン……」 という旋律を思い浮かべる人も多いだろう。  作曲者は伊福部昭(1914-2006)。日本クラシック音楽の始祖であり、数あまたの映画音楽を手掛けた人物である。その中でも東宝特撮映画作品の楽曲は特に知名度が高い。代表曲はやはりあの「ゴジラのテーマ」だろう。もはやゴジラが登場した際の定番曲といってもいい。  そして『ゴジラ -1.0』の本編でもやはりサントラで伊福部昭のメロディが三回も使用されている。一度目はゴジラ銀