感情なんてわからないので反応を観る
おはこんばんちは。
あらいぐまたくまです。
本日は、
「反応を見る」について。
よく人と話をしていると、
「相手の気持ちを理解しろ」
みたいな話を聞きます。
言ってることはわかるのですが、
相手の気持ちなど、理解できないよね。
ってあらいぐまは思います。
・気持ちがわかるような気がする
・同じような気持ちを経験した可能性がある
せいぜい、このくらいのものです。
そこで、
今日はみなさんに、
「反応を観る」をお話しします。
反応を観るとは?
反応とはなにか?
いつもの流れですが、
コトバンクで「反応」について調べてみました。
なるほど。
すごく簡単に言うならば、
「外的刺激に対して無意識に動いてしまう」
みたいな感じですね。
この相手の無意識の行動を、
観察し掴みに行くことが、
「反応を観る」ということです。
↓
もう少し深堀しますね。
「先ほど無意識の行動」と書きましたが、
この言葉の捉え方を変えると、
「考えてもいないのに行動している」
と言えます。
あらいぐまでは、
これを「クセ」「特徴」と、
呼んでいます。
行動とは、そもそも、脳からの指令があり、
初めて起こるものであり、行動の源泉は、
脳内にあります。
考えなくても行動できていると言うことは、
その人の脳に行動パターンが形成されており、
ある刺激に対して、
自動的に動いてしまうようプログラムされている
というわけです。
行動とは、
何も身体を動かすことだけではありません。
日々の言語コミュニケーション、
表情の変化も全てそうです。
つまり、
その人の無意識の行動=反応 の裏には、
その人がこれまで積み重ねてきた行動の
積み重ね、それによってできた、
脳のクセ そのものです。
考える間もなく、
無意識に行動してしまうほどに、
その人はその行動を過去に繰り返している。
そう言えます。
反応から仮説を立てる
相手の反応に目を向けましょう。
・行動
・価値観
・話言葉や書き言葉
・よく出るキーワード
・生活感
・習っていたスポーツやポジション
などなど
というか、
得られる情報全て、
そしてその人にとっての
「当たり前」「常識」は特に、
目を向けてみると良いです。
当たり前ゆえに考えてもいません。
上記から共通点が
出てくるケースは多いです。
〇〇の刺激を与えると、
この人は△△の行動をとりがち。
という、
感情ベースではない、
仮説構築が可能です。
感情なんて分かりません。
同じ過去と現在を生きているわけでない以上、
その人と全く同じ解像度で話せるわけないのです。
結局は自分の体験した過去と照らし合わせ、
熱闘甲子園を見てみんな泣くのです。
死に物狂いで練習してきた経験がない人が、
わかるはずもないのです。
母数を集める
既に事業をやっている人や、
To C向け商品を販売しいる人は、
「反応を観る」癖つけと力がつくと、
商談や、営業がうまくなります。
一人の反応を見まくって、
買ってくれた人の癖がわかれば、
次に買ってくれた人との共通点を
探せば良いです。
それが買ってくれている理由
である可能性が高い。
その母数が10より100が良い。
数が多ければ多いほど良い。
それを瞬時に分析可能にするのが、
ビッグデータやAIなのです。
個人でやってる人や、
中小企業レベルではなかなかデータ収集も、
できません。
であれば、
商品テストをする時など、
とりえず身近な人に頼んでみるでも良いと思います。
反応を見る時のポイント
■ 前提条件を押さえておく
→ 何が前提となってそう言ってるのか?
→ 何が前提となってその行動を取ってるのか?
■ その前提を疑う
→ その前提が変わったらどうか?
→ その前提、実は違うんじゃないか?
■ 言葉を聞かずに観る
→ 抽象度の高いキーワードを掘る
→ 自分と相手の解釈を整える
■ 行動を観る
→ 行動一つひとつに意味がある
→ その人の無意識の指令が何か?
→ 行動分解と問いを立てる
■ 具体と抽象の行き来
→ 得られた情報から本質を抜き取る
→ 得られた情報を具体化してみる
→ 得られた情報を抽象化してみる
→ 他の行動との共通点を探る
全部を一気にできませんが、
あらいぐまはこんな感じで反応を見たり、
仮説を立てたりしています。
最後に
感情も、結局脳が作っているに過ぎません。
脳から指示が出て行動が起こります。
人間は経験したことしか知りません。
相手の感情を理解しようとせず、
反応から相手の感情が生まれた背景を
論理的に組み立て理解することが
良いのではと思います。
冷たい人間だと思わないでくださいね。笑
そうすると仮説精度が上がるって話です。
あらいぐまはそこまで冷たくないですよ。笑
🦝
最後までお読みいただきありがとうございました。
「なんかよかったわ」と思った方、
「いいね」をもらえると励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?