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バイアスから逸脱してクリエイティブな人間になろうぜ

おはこんばんちは。
あらいぐまたくまです。

本日は
「バイアス解除」について。


人間とは、
常にバイアス(思い込み)にかかる
生き物だと痛感するわけですが、

あらいぐまのような、
小さな会社や地方の事業様へ、
支援を行っていると、

どうも、
他社(者)と同じことをしていても、
競争に勝てないなと感じるわけです。

そんな中で、
新たな視点を用いて、
事業やサービスを創造しようとすることを、

一般的には、
「クリエイティブ」「イノベーション」
などとカッコよく言われていたり、

「デザイン思考」や「アート思考」
などもと言われてたりしています。

あらいぐまも常日頃から、
そんなことを意識していますが、
すごくわかりにくいと感じます。


分かりにくさがあるものの、
これら全てにおいて、
「バイアスから外れること」
が共通の概念ではないかとも感じています。

そういえば、
あらいぐまも、
クリエイティブか、アート的か、
そんなことは判断がつかないですが、
一般常識から逸脱できているか?という視点は、
かなりもっています。

ということで、
見てくださった皆さんも、

ある種、
クリエイティブ思考や、
イノベーティブな思考、
デザイン思考みたいなところを
局部的にでも学べるかと思い、記事を書きます。


最後にバイアスの一覧をメモってます。
参考程度に見てください。笑


バイアスとは何か?

バイアスとは何か?
Wikipediaで調べてみました。

偏り

偏り 
統計学の用語。母集団の要素が標本として平等に選ばれていない、または推定すべき量を何らかの理由で高く、または低く推定しすぎていること。

偏見
偏った見方のこと

Wikipedia

偏った見方のことを「バイアス」と呼ぶみたいです。

言い方を変えると「思い込み」ですね。

世の中は、このバイアスで溢れています。

・社会的なルール
・教育的スタンス
・世代別ごとの認識
・個人的な思い
などなど

日々誰かと会話してるだけでも、
バイアスまみれであることを感じます。

情報過多な時代に、
いかに必要な情報を集めるか という視点は、
誰しも持っています。

いかに思考をショートカットし、
情報を素早く選別していくかは、
今の社会ではそうなって当然です。

逆に、
目の前の情報に対して、
「本当にそうか?」
「もっとこうしたらどうか?」

と言ったように、情報を再解釈し
当たり前から逸脱する力は、
今後社会を成長させていく上でも、
必要不可欠な力といえます。

バイアスから外れるとは何か?

バイアスから外れるとは、
一言でいうなら、「アハ体験」だと思います。

言われてハッと気づくこと。

思い込んでいたけど、
言われてみると確かにそうだよね。
そうとも言えるよね。

ということです。

多角的な視点を持つ。

と、言われることが多いですが、
多角的というのは、知識量が多いだけでは、
成立しません。

みるべき視点の持ち方があると思っています。

そのことを次に書いていきますね。

バイアスから外れる9つの方法

あらいぐまが意識していることはつ。

【スタンス】

①メタ認知

メタ認知とは、踏みとどまる。みたいな解釈でOK。
バイアスは人間が生き残るために培ってきた
能力なので、バイアスにかかることは前提で、

・なぜそう考えたのか?
・本当にそれで良いのか?
・もっと他に考えられないか?

という感じで自分が思考し意思決定しようとした
プロセスを再考するスタンスを常に持ち続ける
ことですね。

【視点】

②両極端を見る(対立構造)

善悪、良し悪し、のように、
2軸で考えることです。

真逆のポジションを取った時に、
どう見え方が変わるのか?
善悪の間はグラデーションになってます。
両サイドを抑えにかかり、
その後で間を模索すると、
視点に幅が出てきますよ。

③別視点から見る(ずらし構造)

対立は真逆であるのに対して、
別視点というのはずらし構造と呼んでます。
世間一般の解釈(バイアス)と、
真逆ではないが、別角度で見る。

コップ半分に水が入っている時、
半分水が入ってないよね。(対立)

これって本当に水なのかな?(ずらし)

みたいな感じです。

【仕入れ】

④知覚 / 観察

五感を使うこと。
ちゃんと見てみる。
ちゃんと聞いてみる。
ちゃんと匂ってみる。
ちゃんと触れてみる。
など、ただなんとなく過ぎていく今に
意識を集中してみることですね。

特に、人間は見ているようで見ていないので、
目の前の情報を観察することはおすすめです。
一つひとつの行為に意味があります。

「多分そうだろう」
といった自分の解釈ではなく、
その人にとっての合理性を追求してみてください。

⑤言葉への意識

日本語は実にハイコンテクストなので、
解釈多様な言葉が多いです。

「かわいい」
なんて言葉も、その人その人で違います。

自分にとっての可愛いと
他社にとっての可愛いは、
解釈が違うということに気づけるだけでも、
バイアスから外れやすくなりますよ。

【スケール(発散)】

⑥ 抽象化
⑦ 類推
⑧ 連環(想)

⑥抽象化

必要なことだけを取り出す行為、
またグルーピング、簡略化、
最大公約数、最小公倍数、のような感じ。
「要は〇〇ですよね」という、
抽象化行為は、解釈を多様化するので、
別角度の具体を生み出しやすくなります。
情報の抽象度を上げてみましょう。

⑦類推

抽象化と一緒に考えなければですが、
他の何かに置き換える行為です。

・局所的類推
・領域的な類推
・長距離類推

などがありますが、似ている何かに置き換えると、
そこからアイデアや視点が拡張されます。

置き換えるものはなんでも構いません。
要素の置き換え、機能の置き換え、
構造的な置き換えもOK。

HIPHOPの歴史と、
オタクが生まれるプロセスは、
構造的に同じである可能性が高いのです。

抑圧→解放(手段)という構造です。

⑧連環(連想)

一つの情報から想起できるキーワードを
洗い出すことです。
連想することで、ある種局所的類推が可能。
イメージの類推に近いですからね。

【構造】

⑨結果、前提、規定

ロジカルシンキングで出てくる、
3つの要素を中心に、
得られた情報のロジックを組み立てる方法です。

前提や規定はいわゆるバイアスに近く、
この二つを変更すると結果も変わります。

演繹法、帰納法、アブダクションなど、
様々な方法がありますよ。

外れてから考えること

エビデンスによる補間が必要です。
ただでさえ、常識から逸脱した非常識な
視点になるので、それが正しいかもしれない、
という根拠が述べられると良いです。

Instagramのフォロワーを増やすべき
という概念は、フォロワーが増えたら、
マネタイズしやすい。
みたいな前提があります。

しかし、フォロワーが少なくとも、
マネタイズできている事例もあれば、
多くてもマネタイズできていない人が多い、
という事実があれば、

フォロワーいらないよね。

と言った時に説得力が増しますね。

最後に

いかがでしたでしょうか。

コミュニケーションも営業も、
マーケティングも含めて、

バイアスから外れたアハ体験が起こすことが、
どの場面においても重要です。

それは、
スキルというよりも、
頭の使い方や、情報の仕入れ方、
それを組み立てる力になります。

少しでも感じてくれたら嬉しいですね。

以下、バイアスの種類を記載しておきます。
ソースはWikipediaになります。


認知バイアスの種類

認知バイアス

物事の判断が、直感やこれまでの経験にもとづく先入観によって非合理的になる心理現象のことである。

Wikipedia

【あ】

後知恵バイアス

物事が起きてからそれが予測可能だったと考える傾向。

Wikipedia

アポフェニア

無作為あるいは無意味な情報の中から、規則性や関連性を見出す知覚作用のことである。

Wikipedia

アンカリング

先行する何らかの数値(アンカー)によって後の数値の判断が歪められ、判断された数値がアンカーに近づく傾向をさす

Wikipedia

【い】

イケア効果

消費者は部分的にでも自分で作った物を不当に高く評価する。

Wikipedia

井戸に毒を盛る

非形式的誤謬の一種で、議論の対象者に好ましくない情報を事前に提示することによって、対象者の発言を貶めたり信用を落とすものである。人身攻撃の特殊な例とも捉えられる。

Wikipedia

ウィンザー効果

ある事柄へ当事者自らが発信した情報よりも、他者を介した情報の方が信頼性を獲得しやすいとする心理効果や心理状態。

Wikipedia

ウーズル効果

証拠や根拠のない事柄に関する公表物が、頻繁に引用されることにより、個人、団体、または社会一般において、証拠たり得ると誤解される現象のこと。引用による証拠(いんようによるしょうこ、英: evidence by citation)、または単にウーズルともいわれる。

Wikipedia

回帰の誤謬

誤謬の一種であり、存在しない原因に帰してしまうこと。自然の変動を考慮していないという問題がある。これは、前後即因果の誤謬の特殊例であることが多い。

Wikipedia

外集団同質性バイアス

自分の所属する集団に比べて他の集団の同質性を高いものとみなすバイアスのこと。これは、集団における特徴的な傾向や典型的な属性の多様性・ばらつきの認識に影響する。これにより外集団に対するステレオタイプ的な判断が過大評価されることから、ステレオタイプとは過剰な一般化であるという見解の根拠にもなっている。

Wikipedia

確証バイアス

仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。

Wikipedia

過誤記憶

過誤記憶は、同じFalse Memoryを指す訳語である「虚偽記憶」に対し、過去のエピソードを叙述するクライエントに悪意がなく、単に「誤った記憶を述べてしまう」とした語義持つ。

Wikipedia

カサンドラ (比喩)

「カサンドラ症候群」、「カサンドラ・コンプレックス」、「カサンドラのジレンマ」などの形で使われる)は、ある人が正当な不安や警告を発しても、それが他人に信じてもらえない現象を指すメタファー。

Wikipedia

過剰正当化効果

金銭や賞品などの外発的インセンティブが、タスクを実行する人の内発的動機づけを期待に反して低下させるものである。アンダーマイニング効果とも呼ばれる。

Wikipedia

貨幣錯覚

人々が実質値ではなく名目値に基いて物事を判断してしまうこと。本来、貨幣価値の変化を考慮した購買力によって判断しなければならない時に、金額を通じて判断を行なってしまうこと。

Wikipedia

観察者効果

文脈によって様々な意味があり、それらの一部は相互に関連している。

Wikipedia

【き】

記憶の汚染

実際には起こっていないはずの出来事を本当の出来事として思い込んだり、体験した出来事について、事後情報によって、記憶が変わってしまうこと。
本人は「嘘をついている」という認識がなく、「誤った記憶」を悪意なく述べている。

Wikipedia

帰属

心理学における帰属(きぞく)とは、出来事や他人の行動や自分の行動の原因を説明する心的過程のこと、すなわち誰かもしくは何かのせいにすることである。社会心理学における構成概念の一つである。

Wikipedia

帰属バイアス

人々が体系的なエラーの原因について、それが自分や他人の行動によるものだと考えたり、理由を求めたりすることである。人は常に帰属理論で思考するが、しかしその理論は常に現実に正確であるものではない。人は客観的な観察者としては存在してはいないため、社会的世界の偏った解釈によって、バイアスのある解釈を行いがちである。

Wikipedia

偽の合意効果

あるいは総意誤認効果は、人が自分の考え方を他の人に投影する傾向である。つまり、人は他の人々も自分と同じように考えていると見なしたがる。この推定された相関には統計的確証はないが、存在しない合意があるかのように感じさせる。人々は自分の意見・信念・好みが実際よりも一般大衆と同じだと思い込む傾向がある。

このバイアスはグループで議論したときによく発生し、そのグループの総意はもっと大きな集団での一般的考え方と同じだと考えることが多い。グループのメンバーが外部の人間とそのことについて議論する機会がない場合、そのように信じ込む傾向が強くなる。

さらにこれの拡張として、そのような合意が存在しない証拠を突きつけられたとき、人は合意しない人が何か間違っている(勘違いしている、よく知らないで意見を言っている)と見なすことが多い。

この認知バイアスには単一の原因は存在しない。根底にある要因として、利用可能性ヒューリスティックと自己奉仕バイアスがあるのではないかと言われている。

Wikipedia

規模不感受性

問題の評価がその規模に応じて(すなわち乗算的に或いは比例的に関係して)評価されないときに生じるものである。規模不感受性は拡大不感受性 の特殊な形である。

Wikipedia

希望的観測

信念の一形態であり、証拠や合理性ではなく、「そうあって欲しい」とか「そうだったらいいな」という希望に影響されて判断を行うことをいう。一般に、好ましい結果が好ましくない結果よりもありそうだと予測することを指す。

Wikipedia

虚偽記憶

記憶(エピソード記憶)と実際の出来事の間にずれが確認された場合に指摘される(英: False memory)の日本語訳の1つ。「うその記憶」「うそつき」といったイメージが先行することを避けるために斎藤学は「過誤記憶」と訳している。

Wikipedia

近視眼的マーケティング

企業が商品を販売するにあたって、その商品の機能のみに着眼してしまうと自らの使命を狭く定義することになり、そのような方法では競合や環境変化が起これば対応しきれないことを説明している。

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【く】

クラスター錯覚

クラスターの錯覚とは、サンプル数の少ない場合のランダム分布において必然的に生じるストリーク(線や筋)やクラスター(群れや塊)を、ランダムなものではないと誤判断することである。サンプル数の少ないランダムデータもしくはセミ・ランダムデータにおけるバラつきの程度について、人はそれを過小視しがちな傾向を持っている。それが原因となってクラスター錯覚は引き起こされる。

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クレショフ効果

映像群がモンタージュ(編集)され、映像の前後が変化することによって生じる意味や解釈の変化のことをいう。一般に映像の意味や解釈は、ほかの映像とのつながりのなかで相対的に決定されていく。本効果は、映画的な説話論の基礎である。

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言語隠蔽効果

顔などの情報を言語化して説明するとその記憶の精度が損なわれる現象。
1990年にスクーラー(英語版)とエングステラー=スクーラーによって初めて報告され、さまざまな非言語的知識に対して、同様の効果が観察されている。例えば、1932年のカーマイケルらの実験では、図形に対して補足説明を付けたものを記憶すると、後でその図形を描いてもらった場合にその図形が補足説明に引きずられる様子を示した。

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【こ】

公正世界仮説

公正世界誤謬(こうせいせかいごびゅう、just-world fallacy)とは、人間の行いに対して公正な結果が返ってくるものである、と考える認知バイアス、もしくは思い込みである。また、この世界は公正世界である、という信念を公正世界信念(belief in a just world)という。

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合接の誤謬

もしくは連言錯誤とは、一般的な状況よりも、特殊な状況の方が、蓋然性(確からしさや発生確率)が高いと誤判断することである。リンダ問題としても知られている。形式的誤謬(formal fallacy)の一つである。"conjunction"には、合接、連言、論理積[注釈 1]などの訳語がある。行動経済学や行動科学などの分野で非常に強い影響力を有しており、主観確率における重要な概念である。

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合理化 (心理学)

とは言い訳(いいわけ、making excuses)とも知られ、否認の一種であり防衛機制のひとつである。満たされなかった欲求に対して、理論化して考えることにより自分を納得させることである。

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誤謬

誤った推論のことである。平易には「論理の飛躍」などと表現される。誤謬には「形式的」なものと「非形式的」なものがある。論理学やその周辺分野では、結論の正否を問わず「誤謬」という。意図的な誤謬は「詭弁」という。

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コンコルド効果

コンコルドの誤謬、コンコルドの過ち、コンコルドの誤り、コンコルドの誤信、コンコルド錯誤ともいう。
「埋没費用効果 (sunk cost effect)」の別名であり、ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を指す。超音速旅客機コンコルドの商業的失敗を由来とする。

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根本的な帰属の誤り

帰属バイアスの一種であり、個人の行動を説明するにあたって、気質的または個性的な面を重視しすぎて、状況的な面を軽視しすぎる傾向を言う。基本的帰属錯誤、基本的な帰属の錯誤、基本的な帰属のエラーとも。根本的な帰属の誤りに関するさまざまな実験は、社会心理学自体が成り立っている証拠である。

対応バイアス(たいおうバイアス、英: Correspondence bias)とも。すなわち、人間は人の行動を根拠なくその人の「種類」によって決定されていると見る傾向があり、社会的かつ状況的な影響を軽視する傾向がある。また、自身の行動については逆の見方をする傾向がある。この矛盾を「行為者-観察者バイアス(Actor-Observer bias)」と呼ぶ。

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【さ】

最小化

欺瞞(ぎまん)の一つであり、受け入れがたい状況において否認と合理化を組み合わせた防衛機制である。対義語は「大げさ」。起こった出来事や発生した感情について、それを最小化する、軽視することにより罪悪感を軽視する一般的戦略である。

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錯誤相関

相関がないデータに相関があると思い込んでしまう現象。一般に、統計上の少数グループと稀な(一般にネガティブな)振る舞いを間違って関連付けるという形でよく見られる。錯誤相関は、2つの変数間のリンクを過大評価する傾向があるとき発生する。しかし、実際の相関はほとんど存在しない。これは、変数が奇妙な傾向を示したり、通常から逸脱しているために、注意を引き付けることで発生する。これはステレオタイプが形成され持続する一因である。

※ ステレオタイプ
多くの人に浸透している先入観、思い込み、認識、固定観念、レッテル、偏見、差別などの類型化された観念である。アメリカのジャーナリストであるウォルター・リップマンによって命名された。

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自己欺瞞

反対の証拠や論理的な議論の関連性、重要性、重要度を否定すること、あるいは合理化するプロセスのことである。
自己欺瞞は、欺瞞の自己認識を明らかにしないように、真実 (あるいは真実の欠如) を自分自身に納得させることを含んでいる。

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自己奉仕バイアス

成功を当人の内面的または個人的要因に帰属させ、失敗を制御不能な状況的要因に帰属させること。自己奉仕バイアスは、成功は自分の手柄とするのに失敗の責任を取らない人間の一般的傾向を表している。それはまた、曖昧な情報を都合の良いように解釈しようとする傾向として現れるとも言える。自己奉仕バイアスは自己高揚バイアスとも関連する。自己高揚バイアスは、個人がその自尊心の拠り所となっている分野で平均以上だと信じているために生じるバイアスである。

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ジャネーの法則

19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。ジャネーの法則とも表記する。

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集団思考

集団で合議を行う場合に不合理あるいは危険な意思決定が容認されること、あるいはそれにつながる意思決定パターン。そのまま「グループシンク」ということもある。集団浅慮と訳されることもある。いわゆるデマや流言、インターネットから発生する幼稚な自己表現などがここから発生すると見る向きもある。

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呪術的思考

または、魔術的思考とは、ある事象について、理性と観察においては因果関係が正当化できない物事に原因を求める思考である。

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情動ヒューリスティック

素早く効率的に課題を決定して解決させることを人にさせる、現行の即ちその時の感情―恐れ、喜び、驚きなど―がその決定に影響する、心理的な手っ取り早い方法である。それは言い換えれば、情緒的反応もしくは役割を果たすよう働く心理学用語での「情動」のところの、ヒューリスティックの一種である情動ヒューリスティックである。それは決定過程を短くさせ、情報についての広い探索と比べることがないよう働きかける、潜在意識の過程である。それは、刺激に対する反応として、気分と比べて期間において短く、急速に非自覚的に起きる。「母の愛」の言葉を読むことは通常愛着と心地よさの感覚が生じるのに対し、「肺癌」の言葉を読むことは通常恐怖の情動が生じる。情動ヒューリスティックは概して何がしかのリスクと利益を決定するもので使われる。

※ヒューリスティック
ヒューリスティックまたは発見的(手法)とは、必ずしも正しい答えを導けるとは限らないが、ある程度のレベルで正解に近い解を得ることができる方法である。発見的手法では、答えの精度が保証されない代わりに、解答に至るまでの時間が短いという特徴がある。

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心理的財布

一人の消費者が所持している財布が一つであっても、購入する商品の種類ごとに心理的に複数の財布を持っているという概念である。

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【す】

スノップ効果

経済学、マーケティングなどで使われる用語で、他者の消費が増えるほど需要が減少する現象(他人が持っているものと同じものはほしくない, e.g. ユニバレ)を指す。

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【せ】

正常性バイアス

認知バイアスの一種。社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価したりするという認知の特性のこと。

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生存者バイアス

または生存バイアスとは、何らかの選択過程を通過した人・物・事のみを基準として判断を行い、その結果には該当しない人・物・事が見えなくなることである。選択バイアスの一種である。

※選択バイアス
観測選択効果とは、科学哲学の世界で使われる言葉で、何らかの現象の観察が行われる際に、観察者の性質や能力によって、観測される対象の層に偏りが生まれてしまう現象のことを言う。例えば地震の強さと回数についてのデータを取る場合、計測器の精度が悪ければ微弱な地震は少なく見積もられ、逆に強い地震の占める割合は相対的に大きく見積もられてしまう。人間原理について議論するさいによく参照される概念。

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セルフ・ハンディキャッピング

自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のことを指す概念。

獲得的セルフ・ハンディキャッピング
試験前などにあえてゲームをしたり、突然に時間のかかる机や部屋の掃除や整理を始める、あるいは最優先で取り組むべき期限付きの仕事や課題や作業の準備にわざわざ妨害になるようなことを始める行為で「獲得的セルフ・ハンディキャッピング」といい、自らハンディキャップを作り出してしまう現象である。自分の能力に自信がないときや成績が悪かった場合、本当はできるのにハンディキャップがあったからできなかったんだと言い訳するために行う、自己評価や自尊心を守るようにする自己防衛のための行為である。成功した時場合に問題があったのにできたと自己の評価を高められる。

主張的セルフ・ハンディキャッピング
また、試験前などに「全然勉強してない」、「体調が悪い」、「これは私は苦手で、うまくいかない」など予防的な発言をして周囲の友人などに広める行為もこの一種で、「主張的セルフ・ハンディキャッピング」という。この場合は失敗したときに、周囲の評価を下げないようにし、成功した時はより周囲の評価を高めるための事前工作として、周囲の人からの防御のためにする。

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ゼロサム思考

認知バイアスの1種で、状況がゼロサム・ゲームと同じ、すなわち1人の得がもう1人の損を意味するという判断を指す。

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想起バイアス

研究参加者に対して過去の出来事や経験を想起させて得られた回想の正確性や完全性の違いから生じる系統的な誤差のことである。

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双曲割引

行動経済学の用語で、「遠い将来なら待てるが、近い将来ならば待てない」という、今までの経済学理論では説明できない非合理的行動を説明する概念として注目されている。時間経過をx 軸、割引率をy 軸とした時のグラフが、時間とともに減少する双曲線(反比例のグラフ)になることから名づけられた。

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ダーク・サイド・オブ・ザ・レインボー

大工世界仮説

直線と直角で構築された産業社会の建築環境が深さの幾何学的な錯覚(ミューラー・リヤー錯視、ザンダーの平行四辺形、ポンゾ錯視など)に影響を与えるとする仮説。錯視に対する文化間の感受性の違いを説明するために「大工環境」という概念はメルヴィル・J・ハースコヴィッツらにより提唱された。

補足
専門的知識などがバイアスになり、知ってる情報でアンテナを張りやすくなることをいう。

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多元的無知

特定の社会的集団の構成員に見られるバイアスの一種である。多元的無知は社会心理学において、集団の過半数が任意のある条件を否定しながらも、他者が受け入れることを想定しそれに沿った行動をしている状況を指す。言い換えれば「誰も信じていないが、誰もが『誰もが信じている』と信じている」と表現できる。

また多元的無知は 傍観者効果の好例である。他者がある特定の行動をしない場合、その行動が不適当と他者が信じている可能性を考慮し傍観者は行動を自制しがちである。

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ダニング=クルーガー効果

能力や専門性や経験の低い人は自分の能力を過大評価する傾向がある、という認知バイアスについての仮説である。また、能力の高い者が自分の能力を過小評価する傾向がある、という逆の効果を定義に含めることもある。

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単純接触効果

繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、アメリカ合衆国の心理学者ロバート・ザイアンスが論文 Zajonc (1968) にまとめ、知られるようになった。

ザイアンスの単純接触効果、ザイアンスの法則、ザイアンス効果などとも呼ばれる。対人関係については熟知性の原則と呼ばれる。

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【ち】

知識の呪い

他人とコミュニケーションを取っている個人が、自分の知っていることは、他の人も知っていると思い込んでしまい、そのことについてあまり知らない人の立場を理解することができなくなってしまう認知バイアスである。一部の著者によって専門知識の呪いとも呼ばれている

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沈黙の螺旋

同調を求める社会的圧力によって少数派が沈黙を余儀なくされていく過程を示したものである。

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【つ】

ツァイガルニク効果

達成できた事柄より達成できていない事柄・中断している事柄を意識している状態。ツァイガルニック効果、ゼイガルニク効果、ゼイガルニック効果とも表記する。
ドイツのゲシュタルト心理学者クルト・レヴィンの「人は欲求によって目標指向的に行動するとき 緊張感 が生じ持続するが、目標が達成されると緊張感は解消する」という考えに基づき、リトアニア出身で旧ソビエト連邦の心理学者ブリューマ・ゼイガルニクが「目標が達成されない行為に関する未完了課題についての記憶は、完了課題についての記憶に比べて想起されやすい」との事実を実験的に示した。

さらに、ツァイガルニクらには、未完成の図形と完成した図形についての記憶研究もある。知覚の実験にあっては、未完成図形の方が完成図形に比べて記憶の度合いが悪い。

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【て】

敵対的メディア認知

メディア論の分野での心理学用語であり、「メディアが自分とは反対側の陣営にとって有利な方向に歪んでいる」と認知する傾向を指す言葉である。

補足
自分と他人が見るメディアの解釈が異なる。自分から見て悪いと判断するメディアを見た時、他人からみては自分に良いメディアに見えたりするということ。

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デフォルト効果

認知バイアスのひとつで、予め選択されている意思決定や設定されている値などを変更することなく、そのまま受け入れてしまいやすくなる心理的傾向である。
デフォルトが推奨された選択肢であると認識したり、それを変更した際に起こり得る負担やトラブルを回避しようとすることが、デフォルト効果の一因と考えられている

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【と】

投影

自己のとある衝動や資質を認めたくないとき(否認)、自分自身を守るため(防衛機制)それを認める代わりに、他の人間にその悪い面を押し付けてしまう(帰属させる)ような心の働きをいう。たとえば「私は彼を憎んでいる」は「彼は私を憎んでいる」に置き換わる。そのひとつに責任転嫁(Blame shifting)があり、たとえば習慣的に失礼な振る舞いをしている人は、いつも他者を失礼な人だと言って回っているケースがある。一般的には悪い面を強調することが多いが、良い投影も存在する。

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統制の所在

またはローカス・オブ・コントロール(LOC)は、行動や評価の原因を自己や他人のどこに求めるかという教育心理学の概念。
統制の所在が内側 - 良くも悪くも自分のせいと考える。テストで良い/悪い点を取ると、自身の努力や能力を褒める/責める。
統制の所在が外側 - 良くも悪くも環境のせいと考える。テストで良い/悪い点を取ると、テスト内容や教師の質を褒める/責める。

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【は】

バーナム効果

星座占いなど個人の性格を診断するかのような準備行動が伴うことで、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分、もしくは自分が属する特定の特徴をもつ集団だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象。

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バイアスの盲点

他人の判断におけるバイアスの影響を認識できる一方で、自分自身の判断に対するバイアスの影響を認識できないという認知バイアスである[1]。名称は視覚上の盲点に由来する。ほぼ全ての人がバイアス盲点を示すことが観察されている。

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パレイドリア

心理現象の一種。視覚刺激や聴覚刺激を受けとり、普段からよく知ったパターンを本来そこに存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象を指す。パレイドリア現象、パレイドリア効果ともいう。
一般的な例として、雲の形から動物、顔、何らかの物体を思い浮かべたり、月の模様から人や兎の姿が見えてきたり、録音した音楽を逆再生したり速く/遅く再生して隠されたメッセージが聞こえてきたり、というものがある。意識が明瞭な場合でも体験され、対象が実際は顔でなく雲だという認識は保たれる。

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ハロー効果

ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。例えば、ある分野の専門家が専門外のことについても権威があると感じてしまうことや、外見のいい人が信頼できると感じてしまうことが挙げられる。

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バンドワゴン効果

ある選択肢を多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果。「バンドワゴン」とは行列先頭に居る楽隊車であり、「バンドワゴンに乗る」とは時流に乗る・多勢に与する・勝ち馬に乗るという意味である。経済学・政治学・社会学などで使われる。対義表現は「アンダードッグ効果」

※アンダードッグ効果
劣勢または不利な立場の側を応援したくなるという心理現象。アナウンスメント効果の一形態と考えられる。アンダードッグとは「負け犬」を意味し、語感として「判官びいき」に近い。対義表現は「バンドワゴン効果」。

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【ひ】

ピーク・エンドの法則

われわれは自分自身の過去の経験を、ほとんど完全にそのピーク(絶頂)時にどうだったか(嬉しかったか悲しかったか)ならびにそれがどう終わったかだけで判定する、という法則である。ピーク以外の情報が失われることはないが、比較には使われない。それには喜びもしくは悲しみの総量、またその経験がどのくらい持続したかですらも含まれる。

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ピグマリオン効果

教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。別名、教師期待効果(きょうしきたいこうか)、ローゼンタール効果(ローゼンタールこうか)などとも呼ばれている。なお批判者は心理学用語でのバイアスである実験者効果(じっけんしゃこうか)の一種とする。ちなみに、教師が期待しないことによって学習者の成績が下がることはゴーレム効果と呼ばれる。

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否認

一般的には申し立てが事実ではないと主張すること。心理学では精神分析家ジークムント・フロイトはこれを防衛機制として挙げ、人がそれを受け入るにはあまりにも不快な事実に直面した際に、圧倒的な証拠が存在するにもかかわらず、それを真実だと認めず拒否することである。

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ヒューリスティック

または発見的(手法)とは、必ずしも正しい答えを導けるとは限らないが、ある程度のレベルで正解に近い解を得ることができる方法である。発見的手法では、答えの精度が保証されない代わりに、解答に至るまでの時間が短いという特徴がある。

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【へ】

偏見

客観的な根拠なしに共通の特徴をもつモノに対する画一的な見方をすること、特定の集団や属するモノに対して画一的な感情を抱くことをいう。先入観、(アンコンシャス)バイアスやステレオタイプともいい、差別と密接な関係を持つ。

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【ほ】

方言イメージ

日本において、方言に関して人々が漠然と抱く感じ、社会の中での方言のとらえ方のこと。

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ホーソン効果

治療を受ける者が信頼する治療者(医師など)に期待されていると感じることで、行動の変化を起すなどして、結果的に病気が良くなる(良くなったように感じる、良くなったと治療者に告げる)現象をいう。
ホーソン効果は、プラセボ効果の一部として統計上扱われる場合がある。

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ホットハンドの誤謬

一見ランダムな事象で成功を経験した人は、追加の試行においてさらに成功する可能性が高いと信じてしまうという誤謬である。ホットハンド現象(hot hand phenomenon)や、単にホットハンド(hot hand)とも言う。

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ポリアンナ効果

心理学用語の一つで、否定的(悲観的、後向き)な言辞よりも肯定的(楽観的、前向き)な言辞の方が大きな影響を及ぼすという効果である。1964年にアメリカ合衆国の心理学者チャールズ・E・オスグッドが提唱した語。パレアナ効果ともいう。

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ポリアンナ症候群

直面した問題に含まれる微細な良い面だけを見て負の側面から目を逸らすことにより、現実逃避的な自己満足に陥る心的症状のことである。別の言い方で表すと、楽天主義の負の側面を表す、現実逃避の一種だと言い換えることもできる。

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ホーン効果

ある対象物の特定の側面について強い負の印象を持った場合に、その印象に引きずられてその他の側面についても悪印象を感じてしまう心理的効果(認知バイアス)を指す。

社会心理学においてハロー効果に対して逆の意味を持つ認知バイアスの概念である。
逆ハロー効果 (reverse-halo effect) 、悪魔効果 (devil effect) とも呼ばれる。なお、英語表現において複数形Horns effectが用いられることもある。また、「ハロー効果」を包括的な概念として用いる場合には、ハロー効果の負の作用として位置づけられる。「ホーン(horn(s))」は悪魔の角が原義である。例えば、外見と倫理観には何の関連もないにも関わらず、外見が魅力に欠ける人物について、好印象の人物よりも倫理観が劣るように感じる場合が挙げられる

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【ま】

埋没費用

事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと。英語表記をそのまま音写してサンクコストともいう。

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【み】

ミーンワールド症候群

マスメディアの暴力関連コンテンツに長期的に、中等度から重度にさらされることによって、人々が世界は実際よりも危険であると認識する認知バイアスのことである。

暴力に関連したコンテンツにさらされた視聴者は、知覚した脅威に反応して、恐怖心や不安、悲観、警戒心をつのらせる状態とされる。これは視聴者がメディア(すなわちテレビ)を消費して情報を受けとることで、メディアが世界に対するその人達の態度、信念、意見に直接影響を与えるためと考えられている。

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【む】

ムービング・ゴールポスト

サッカー等の競技から派生した隠喩。プロセスや試合の規準(ゴール)を、自身に対して、有利な新しい規準・合意基準に勝手に変更する行為、協定を含む国家間合意又は国際法を守らない又は一方的な条件変更をする国への批判的外交用語にも用いられる。別名「動くゴールポスト」

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【よ】

抑うつリアリズム理論

ローレン・アローイ(英語版)とリン・イボンヌ・エイブラムソン(英語版)により開発された、抑うつの人はそうでない人よりも現実的な推論を行うという仮説である。これまでは、抑うつとなった人は否定的認知バイアスを持っていると考えれており、その結果、ネガティブ自動思考、不適応行動、世界は機能不全だという信念、これらを繰り返すとされていた。しかし抑うつリアリズム理論では、これらのネガティブさこそが世界のより正確な評価を反映したものであり、さらに抑うつでない個人の評価はポジティブな方向に偏っているのだと主張する。

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【り】

利用可能性ヒューリスティック

特定の話題、概念、方法、決定を評価する際に、その人の心に直接思い浮かぶ手短な事例に基づいてしまう心理的なショートカット傾向のことを指す。利用可能性バイアスとも呼ばれる。利用可能性ヒューリスティックが依拠しているものは、何かが思い出されるなら、「それは重要でなければならない」あるいは少なくとも「それほど容易に思い出されない代替案よりも重要でなければならない」というものである[1]。そのため、利用可能性ヒューリスティックの下では、人々はより最近の情報に自分の判断の重きを置く傾向があり、新しい意見はそうした最新のニュースに基づいた偏ったものになる。

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【れ】

レイク・ウォビゴン効果

心理学で「自分は他の人と比べると、平均以上である」と自己評価を過大に捉えるという基本的な帰属の錯誤を生み出す認知バイアスのことである。また転じて、意識調査などで対象者のほぼ全員が「自分が平均以上」という意識を持つというような、事実と矛盾する状況あるいは空想上の桃源郷をも意味する。

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レリジオセントリズム

主として、「どちらの宗教的関心や、宗教的方法論が重要であるか」といった考えや、その探求への言及について、エスノセントリズムと対比されて用いられる、中立的な言葉である。
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エスノセントリズム(英語: ethnocentrism)とは、自分の育ってきたエスニック集団(族群)、民族、人種の文化を基準として他の文化を否定的に判断したり、低く評価したりする態度や思想のことである。自民族中心主義、自文化中心主義とも呼ばれる。

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(補足)ヒューリスティックの種類

ヒューリスティックとは、情報が多く処理できない、時間制限があり考える余裕がない、情報が不足している時に、直感に頼って瞬時に意思決定を行おうとすること。認知バイアスと違う点は、ヒューリスティックは「正解に近い答えを導き出す」という点で違ってくる。認知バイアスの一種ではあるので、ここに種類を記載しておく。

代表性ヒューリスティック

「サイコロを3回振ってすべての数字が同じになる可能性は低い」「バスケットボールの選手は背の高い人が多い」といった無意識の判断。

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利用可能性ヒューリスティック

利用しやすい経験に頼った判断をすること。

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固着性ヒューリスティック

最初に手にした情報をもとに判断すること。

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シミュレーションヒューリスティック

それまでの経験や持っている先入観を用いて結果を推定する方法。

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感情ヒューリスティック

「自分によってメリットがあるか」「自分の気分」「自分にとってリスクがあるか」など、自分自身の感情を基準に意思決定を行うこと。

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ヒューリスティックが起こしやすいバイアス

①正常性バイアス
②対応バイアス(基本的貴族の誤謬、根本的帰属の錯誤)
③内集団バイアス
④確証バイアス
⑤ステレオタイプ
⑥アインシュテルング効果
(馴染みを受け入れ以外を無視否定する傾向)


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