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今日の科学 5月17日

5月17日は、世界情報社会・電気通信日 。
電気信号や電波などで情報を伝える通信のことを電気通信 といいます。モールス信号から始まった電気通信は、電話、ラジオ、テレビなど、時代を経るごとに発展し、19世紀後半にはインターネットが登場し、情報社会 に突入しました。21世紀に入るとスマートフォンが普及し、情報社会が進み、世界中の人と簡単にコミュニケーション がとれるようになりました。

世界情報社会・電気通信日を定めたのは、情報通信技術のための国際連合の国際連合(国連)の専門機関である国際電気通信連合(ITU)です。1986年10月にITUは5月17日を「世界電気通信日」と定めました。1865年5月17日に、最初の万国電信条約が署名され、ITUの基礎となったからです。

情報社会の進展を受けて、情報分野では初めての国連サミットである世界情報社会サミットが開催されるようになります。2005年11月に開催された世界情報社会サミット・フェーズ2では、5月17日を「世界情報社会の日」とすることが宣言されました。

2006年11月に、ITU全権委員会会議で、5月17日を「世界情報社会・電気通信日」とすることが決められました。現在、私たちは、コンピュータやインターネットを使わない日がないほど、情報通信技術は大きな社会基盤となっています。

世界情報社会・電気通信日をきっかけに、情報通信技術の恩恵を感じると共に、コンピュータやインターネットをなどを使えずに、その恩恵を受けられない人たちとの格差をなくしていくためには、どうすればいいかを考えていきたいですね。


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