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新しい本ができました!

最近、人生にはいろいろな周期があると感じている。
去年の後半は、どちらかというと停滞期で、仕事としてもめざましい成果はそれほどなかった。それは収入面などに反映された訳で、自分にとってはちょっと苦しい期間だった。

今はそれがちょっと抜けつつあるかなという感じではある。あと、長い間取り組んできた仕事が少しずつ形にもなってきている。その1つが本だ。実は、4月下旬に講談社から『ぴかりか 月に移住!? 宇宙開発物語』という本が発売された。

「ぴかりか」というのは講談社が新しく立ち上げた児童向けの科学読み物のシリーズ。その第2弾としてこの本が出た。この本は、企画が立ち上がってから現在の形になるまでちょっと時間がかかったものの、何とかまとめて出版にまでこぎつけることができた。タイトルが少し大げさな感じがするが、有人宇宙開発や太陽系内の探査に力点を置いた構成になっている。

アポロ計画、スペースシャトル、国際宇宙ステーション、アルテミス計画など、これまでの有人宇宙開発の流れをざっくりと知ることができる。その他にも、月はどのような天体か、太陽系内の生命の可能性、ブラックホールのことなども触れている。広く浅くな部分もあるけれど、コンパクトに読みやすくまとめられているので、ファーストステップの読み物としてはいいのではと思う。と、自分で言っておこう。

池袋のジュンク堂にふらっと行ってみたところ、児童書のコーナーに表紙を出して(業界用語では「面出し」といいます)陳列されていた。いやー、ありがたい。

あと、アマゾンで、早くも星5つのレビューが入っていて、こちらもすごく嬉しかった。多くの人に届くといいな。そして、願わくば重版もされて欲しい(切実)。

というわけで、皆様、よろしかったらお手にとって、レジまで行ってくださいね(切実)

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