♪リメンバー未練心 or 杢目フェチ発症?
♪実は数年前まで、同一機種の別個体を所有していました。
突然の出品依頼に対して熟考の前から、答えは決まっていたような?
信頼関係を相互確認している、同世代の某・楽器店主さまに委ねることに。
あれから数年、まったく予期せぬルートで、今編主役がやってきました。
( ; ^o^ ) b ホントに不思議な旅する楽器たち。
1970年代中期の同社ラインナップの中では、中級から上級手前の商品。
個人的にはスッキリ装飾を抑えたデザインが、好みにストライクです。
さらに表板裏板が単板(側板のみ合板)の品質も、大変魅力的です。
そして即決購入に至った一番の理由が、
*ニューハカランダ材の、この超レアかつ個性的な杢目取り。
同社の商品ではほとんど見られない、非常にイレギュラーな木取りです。
それゆえに描かれた杢目が描くこの世界観、個人的に大感動でした。
★1973年製 YAMAHA FG-580 with 当時の同社純正Hard Case
五十路越え熟女とは思えぬ良好な状態、十分中古美品と紹介できます。
ペグ(糸巻)の交換など、しっかり手が入っており、楽器としてもグッド。
黎明期の国産品の宿命、ネックの仕込み角が浅いのは、致し方ありません。
同時期に上級クラスとされた個体と比較すると、随所に優劣ではない違いが感じられます。
楽器としての鳴り(声色・歌唱力・演奏性)にも、それは共通しています。
( ^-^ ) b だからこそ、このモデルの個性がキラリと光っているような?
オリジナル保存度の高さは、手放した先代に軍配が上がります。
それでもこの美熟女への思い入れ、急激に深く強くなっています。
同社四天王と称され、昨今の中古市場で数百万円の小売相場の、最初のカスタムモデル(4機種)が登場する少し前の個体。
細部に要改善点が見られる完成度も、国産ギターの本格的な夜明け前を感じさせてくれます ・・・・・・ そう思うのは私だけ?
1973年当時、小学校6年生だった私は、ギターが欲しくて欲しくて。
往復の電車賃となる小銭をポケットに忍ばせ、デパートの楽器売り場に足を運んでは、ズラリと並ぶギターを指をくわえて眺めていました。
( ^-^ ) b これホントの話。
最後に即決購入に至った、もうひとつの理由を、末筆にこっそり。
*店主歴30年以上のベテラン氏のご提示売価が、あ~ららビックリ・・・・・・
(☆o☆) 直近の相場の半値ですよ!? ・・・・・・ 間違ってませんか?
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