見出し画像

巻子[まきこ]—— 妻と過ごした最期の2920日

このご夫婦にお会いしたのは、柳原三佳さんがお声掛け下さったからである。

私は自分の裁判の経過をもって柳原さんとお話がしたくて彼女の乗るJRの隣席を予約し、名古屋駅から電車に乗り込んだ。

車内でお話できれば十分だったのだが、そのまま大阪のKさんの奥様のお見舞いをさせていただき、その後お声がけいただいて富山まで同行させていただいたのだ。

忘れられない巻子さん。なんと愛情深い女性なのだろうと。素晴らしい方だった。