フィルムカメラ修理のアクアカメラ

フィルムカメラやマニュアルレンズのメンテナンス方法を身につけてみませんか? 実益のある…

フィルムカメラ修理のアクアカメラ

フィルムカメラやマニュアルレンズのメンテナンス方法を身につけてみませんか? 実益のある趣味として、また在宅副業を探されている方にもおススメです。 すでにカメラ転売(せどり)をされていて売上が伸び悩んでいる方からのご相談も受け付けております。

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フィルムカメラ、MFレンズのメンテナンスマニュアル

カメラの修理教室にて、お伝えしているフィルムカメラとマニュアルレンズのメンテナンス方法をまとめました。 有料記事以外では、実際に使用している薬剤の名称は伏せております。 カメラの修理教室 カメラ修理のお問い合わせ 中古カメラの販売方法 出品と仕入 中古カメラ輸出(eBay販売) メンテナンス基礎編やっちゃいけない基礎の基礎 マニュアルレンズの検品 オートフォーカスレンズの検品 レンズ光学系コンディション レンズ清掃 分解とカビ取り 絞り羽根の清掃 ヘリコイドへのグリスアッ

    • Canon New F-1 右肩側トップカバー分解

      フィルムカウンターの動作不良などの時は、巻き上げレバー側のカバーを開けて対処します。 逆ネジ等はない素直な造りなのですが、キレイに取るのが非常に難しいパーツがあります。 やり方書いてはありますが、なるべくならやらない道を模索するのが良いと思います。

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      • Topcon 35-Sの分解

        知る人ぞ知るトプコンの名機。 映りが良いと評判のレンズに等倍ファインダー搭載です。 二回巻き上げで、巻き上げが完了すると”カラン”と音がするのも面白いです。 トップカバーの分解ほぼ完成していますが、少しうろ覚えな部分があるので閉じてあります。

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        • Nikon FM2の分解

          前代のニコンFMを踏襲したフルメカニカルカメラ。シャッターの最高速が1000から4000へと大幅にパワーアップしています。 人気、お値段共に高く、eBayではボディだけで$300オーバー狙えます。 参照: Nikon FMの分解、Nikon FE2の分解 基礎知識FM2を買う時は、ボディ裏面のシリアルナンバーをチェックして下さい。 数字だけならFM2、先頭にNがあればNew FM2で、FM2よりフラッシュのシンクロスピードが上がった改良版です。 一番目立つ右肩のロゴはどちら

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        フィルムカメラ、MFレンズのメンテナンスマニュアル

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        • OLYMPUS PEN シリーズ
          11本
        • NIKON F, F2, F3
          8本
        • PENTAX SP, SPF, SPii
          9本
        • フィルムカメラのeBay輸出
          13本
        • CANON Aシリーズ
          6本
        • NIKON Sマウント
          4本

        記事

          Nikon FMの分解

          ニコンFMは、中古市場では需要が高くある程度値は張りますが、それでもニコンの一眼レフの中では手ごろな価格帯です。同時期発売のFEに比べると機械式な分人気が高いです。 このFM以降シリーズは続きFM2, New FM2, FM3A, FM10と進化していきます。 フルメカニカルなのに、露出計は針じゃなくて電子シャッターっぽいランプ式です。ー◯+って光るんですが、ちょっと分かりづらくてこれが残念っていうユーザーもいるかもしれません。 基礎知識時期によって前期、中期、後期タイプが

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          オリンパス PEN EEシリーズ 露出計交換

          オリンパスペンEEシリーズは、シャッターボタンを押しさえすれば絞りとシャッター速度がおまかせで決まるオート撮影がウリです。 絞り値の設定ができるので、一見マニュアル撮影にも対応しているように見えますが、フラッシュ撮影用なので基本使いません。 実質オートが効かないと、もうおもちゃ箱にでも入れとくしかないです。 ですけど、ヤフオクなどでペンを買っているとオートが効かない個体にも出くわすので、そんな時どうする?っていうお話です。 オート不良の原因露出計の針が動いていないとオート不

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          オリンパス PEN EEシリーズ 露出計交換

          ヤシカエレクトロ35GTの分解

          「落としても壊れない」がキャッチフレーズだけあって、頑丈そうなカメラ。 海外人気は高いですが、重すぎるせいなのか国内で使っている人を今まで見たことないです。 基礎知識何種類もあるヤシカエレクトロ35のうち、ボディに前面にGTと書いてあるのばヤシカエレクトロGTです。 これだけなら簡単ですが、レンズ銘板にCOLORと入っているのは正式には35GT(S)です。 ”S”なんてどこにも書いてないし、見た目ほぼ一緒なので、eBayなんかでも区別して出品している人は少ないです。 カラ

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          Ricoh XR-8の分解

          プラスチックな見かけに似合わず完全なるフルメカニカルカメラ 販売台数は少なく希少です。 機能的には、「特筆すべきことがない。」なんて揶揄されてますがとにかく軽い。 操作系もシンプルで迷う事なし、気軽に撮るなら最適です。 電池を使わずにタイム撮影できるのが、この時期のカメラとしては非常にレアで天体撮影にもってこい です。 と色々書きましたが、今の所安くしか売られていない模様。 タイム撮影のやり方シャッターを開きっぱなしにしておける機能をタイムって言います。 ①シャッターボタン

          Voigtlander VSL1の分解

          Voigtländerと書いてフォクトレンダー aじゃなくて ä なんて馴染みがないですが、造り自体はよくある普通の機械式カメラです。 基礎知識マウントはM42とローライQBMマウントの2種 露出計は巻き上げレバーを少し引いたあとに、マウント横の棒を内側に押し込まないと作動しません。 レンズをつけていないときは、この動作をしなくても露出計が動くんで少々ややこしいです。 底板の外し方底板のネジは結構出っ張ってます。 ネジがある方は、回せば周りのプラスチックごと外せます。

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          Yashica DSB 55mm F/2の分解

          Yashica FRと同時発売されたレンズ Contaxレンズと同じY/Cマウントです。 基礎知識マウントの裏に、レンズの絞り値を読み込むためのピンがついています。 右側のタイプは、手荒にすると折れるので、保管時にはリアキャップ推奨。 後玉分解レンズ周りのリングを外して、一枚目のレンズを外します。 次は引っこ抜けば良いんですが、かなりしっかり刺さってます。 レンズサッカーで上に抜きながら、本体側との境目を広げてく感じで抜きます。 左右からマイナスドライバーで挟みながら上

          Canon FD 35mm F2 SSC Concave の分解

          レンズの前玉一枚目は、たいてい外側に凸で、凹んでいるのは稀です。 Canon FD 35mm F2や35mm F2 SSCは、全てじゃないですがこの凹んだタイプがあり”コンカーブ”と呼ばれて珍重されています。 画像じゃ分かりづらいけど、前面凹んでます。 凸の方と並べてみます。 画像だと光の入り込みで判断するしかありませんが、現物みれば一発で分かります。 凹と凸の分別法凹は、最小絞りが16です。 絞りオートのマークが”〇”なのは初期型で珍重されてますが、”A”で凹のタイプも

          Nikon Nikkonr-N 35mm F/1.4の分解

          焦点距離は35mmながら、F値1.4というとんでもないスペックのレンズ。 アトムレンズのサガゆえかなり黄色くなってる個体にもよく出会います。 金額は近年どんどん上がってきています。こういうレンズが整備できるようになるとカメラ販売的には、良い稼ぎ頭になってくれると思います。 分解は、例によってニコンレンズのあるあるで銘板を回しても外れません。 さてどこから仕掛けるかじっくり見極めて下さい。 更に分解した先に、フローティング機構という事故率の高い仕組みが待ってます。 ニコンレ

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          Olympus OM-SYSTEM 135mm F/4.5の分解

          オリンパス 135mm F/4.5 Macroや80mm F/4 Macroは、後ろのマウント側がでぱっていてレンズだけではカメラに取り付けられないという変わった仕様をしています。 使うには、バカでかいエクスステンションチューブが必要です。 基礎知識ピント ピントはエクステンションチューブで合わせてから、レンズ側のフォーカスリングで微調整します。オーバーインフな造りです。 絞り羽根 最大開放のF/4.5にしても、シャッター切るときは少し閉まります。 何故なのか?

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          Olympus OM-SYSTEM 135mm F/4.5の分解

          Minolta MD Rokkor 50mm F/1.2の分解

          ミノルタのMD ROKKORの中でも後の方に販売されたレンズ ヤフオクなどでもあまりお目にかかりません。 eBay価格だと200ドル位で、おなじF/1.2だと、Minolta MC Rokkor 58mm F/1.2の方が高値で取引されているようです。 前玉分解銘板を直接回しても外れません。 フィルター枠側面のイモネジを緩めてから回して下さい。 絞り羽根まで到達します。 後玉分解マウントのイモネジを4本外します。 マウントを上に抜きます。 マウント裏側 分解中に針

          Nikon F2 シャッター部分解

          ニコンF2の右手側、シャッターボタンある側の分解です。 最初に、巻き上げレバーのカバーを外します。 ゴム板等を押しつけて回して下さい。正ネジです。 と言ってもこれが超難関。なかなか開きません。 プライヤーなどでカバー部分を掴んで回そうと試みる御仁もいると思いますが、ツルツル滑って上手く行きません。 まさに絶壁といった感じで、逆にこの造形に感動さえ覚える方もいるのではと思う程です。 色々開け易くする技はありますが、基本は頑張って擦れです。無理なら撤退やむなしのパーツです。

          YASHICA FRの分解

          YASHICA FRは、CONTAX カールチャイスレンズの検品用に一家に一台あると便利です。 カメラ販売を始めたての方に 「ヤシカはどうでしょう?」 と目をキラキラさせながらご質問受けること良くあるんですが、転売的にはヤシカの一眼はやんなくていいかなと思います。 FR、FRIIは巷にゴロゴロしてますが、FRIだけはかなりレアです。といっても、別にお高く売れるということは今の所なさそうです。 YASHICA FR I・・・電子シャッター、マニュアル専用 YASHICA FR