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PEファンド面接対策

はじめに

PEファンドの採用担当の経験を活かして、
1) PEファンド業界を希望される方向けへの、面接準備・突破の実践、
2) 面接の前段階として、PEファンド業界の内情を知りたい、
など、これまで多く問い合わせをいただいたことについて書いていこうと思います。

今回は、「面接準備・突破」に向けて、イントロダクションとしての位置づけです。関心が多そうであれば続きを書いていく予定です。

競争環境

PEファンドへの入社希望者数は引き続き多いです。

  • ポスト戦略コンサルや投資銀行など、一見すると繋がりがあって、これまでの経験を活かせそう

  • 経営や投資といった、いかにも上流の仕事といったイメージ先行

  • 何らかの業績サイクルが存在しがちな特定業界の仕事ではなく、投資を通じて、収益の源泉たる企業を幅広に選択できること

などなど、内容が美化されていることも理由にあると思いますが、
引き続き業界への参画希望者は増加傾向にあると思います。

ただ、10年前程度と比べて、業界に入りこむ難易度は、明らかに低下しており、業界での仕事を希望する方にとっては、大きなチャンスだということです。この傾向は、異次元の金融緩和に端を発した過剰流動性が継続する限りは、当面は継続すると考えて良さそうです。

何を考えて対策するのか

まず重要なことは、
「ファンドによってまったく違う採用基準」、
「どのファームもそこそこ似ている採用基準」、
この2種類があるということです。

当たり前ではないか、と思われた方は、面接突破にぐんと近づいています。
「そこそこ似ている」とは何たることか、という声が聞こえてきそうですが、外資・日系、ラージ・スモールまで、幅広なファームへの就業希望者を読者として想定していますので、この段階では捨象してお考えいただけたらと思います。

いずれにしても、この2つの基準を科学していくことは、費用対効果が非常に高いわけです。

まずは、前者についてです。

「ファンドによってまったく違う採用基準」

このような基準をひいていく、PEファンドとしての最大の理由は何でしょうか?
まずは考えてみてください。

次回、具体的に書いていきたいと思います。






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