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EMARFでコーヒーテーブルをつくった話

EMARFというサービスを活用してコーヒーテーブルを作りました。(よくできたのでみてほしい。笑)

ちなみにEMARFとは↓

CADやIllustratorで図面を作成し、ネット上で入稿するとShopbotという木材加工機で図面通りに切削してくれるサービスです。


今年の9月に東京都現代美術館で行われたジャン・プルーヴェ展でゲリドンバスというコーヒーテーブルを見て、

コレ作れそうと思い、、
ディテールをまじまじと確認。

これEMARFで作れるのでは🤔?、と思ったのがきっかけです。

スチールの部分を木材の加工でつくる必要があるので、そこをどうやってつくるか初めはスケッチで検討しました。概ね作れそうな見込みがたったので、ARCHICADで3Dの作成しました。流石に展示物を計測はできないので、ネットで仕様を漁ってみたり、写真からサイズ感をみつつ納得いくプロポーションになるように検討しました。

2Dで図面描きつつ3Dで確認

入稿し送って頂いたのが、こちらです。

やっぱり実物が届くと嬉しいです。まだ完成させてない状態でもすでにテンション上がりました。ものづくり楽しい。

木材はヒノキ無垢ボードt=24mmです。角面の面取りや塗装がうまく乗るように全体的に240番でやすりがけをしました。


そこから、図面描いていい感じにできたことに満足してしまい、しばらく燃え尽き症候群というか、、重い腰が上がらないというか、、そんな感じで年末まで引っ張ってから組み立てをしました。笑
うちはあまり広くないのですが、無理やり養生シートを敷いて、その上で組み立てと塗装をしました。

接着剤は、タイトボンドです。

塗装は、オスモカラーのチェリーを2回塗りし、仕上げにノーマルクリアーを塗装しました。

最後に1000番でヤスリがけして完成です。

初めて家具を作りましたが、手作りとは思えない感じに仕上がってとてもいい感じです。やすりがけを丁寧にしたり、塗装をしっかり重ねたりしたのがよかったと思います。EMARFの加工依頼や塗装、接着剤などなど全て含めて3万円程度でした。
仮組して立たせた時に少しぐらつく感じがあったのですが、接着剤でしっかり固定したら全然ぐらつくことはなくなりました。
とても楽しく良いものが作れました。別の家具作りにもチャレンジしてみたいと思います。

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